美浦所属リーディングジョッキー上位3名の11月10日(日)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。
【戸崎圭太騎手】
11月10日(日)東京競馬場
1R 2歳未勝利(ダ1,400m) ソレイケドンチャン
2R 2歳未勝利(芝1,800m) ニヴルヘイム
3R 2歳未勝利(芝1,400m) ココアミュレット
4R 2歳新馬(ダ1,300m) グレイスフルマーチ
6R 3歳上1勝クラス(ダ1,600m) ブレスワード
7R 3歳上2勝クラス(ダ1,400m) ラーンザロープス
8R 3歳上2勝クラス(芝1,800m) カニキュル
9R 銀嶺S(ダ1,400m) ミルトハンター
10R ユートピアS(芝1,800m) チルカーノ
11R オーロカップ(芝1,400m) カンチェンジュンガ
12R 3歳上1勝クラス(芝1,800m) ユキワリザクラ
メインレースのオーロカップではカンチェンジュンガに騎乗。今年の北九州記念4着、CBC賞6着で、1着とのタイム差はともに0.4秒。後方から鋭い末脚で前に迫った。初めての東京コースになるが、近走を考えるとプラスに働くだろう。8Rの3歳上2勝クラスではカニキュルに4度目の騎乗。ローズSで敗れ秋華賞への出走は叶わなかったが、前々走の3歳上1勝クラスの三浦特別では完勝し、春にはG2フローラSで3着と好走している。斤量差を活かし、きっちりと勝ち上がりたい。
【横山武史騎手】
11月10日(日)東京競馬場
1R 2歳未勝利(ダ1,400m) フォースミラクル
2R 2歳未勝利(芝1,800m) ソードマスター
3R 2歳未勝利(芝1,400m) ハーフェン
4R 2歳新馬(ダ1,300m) サンラグナベルデ
6R 3歳上1勝クラス(ダ1,600m) カズラポニアン
7R 3歳上2勝クラス(ダ1,400m) ニジュウダンサー
8R 3歳上2勝クラス(芝1,800m) アヴニールドブリエ
10R ユートピアS(芝1,800m) エリダヌス
11R オーロカップ(芝1,400m) ティニア
12R 3歳上1勝クラス(芝1,800m) バランスダンサー
11Rのオーロカップではティニアに初騎乗。近1年間の成績は【2-2-0-4】で掲示板を1度も外していない。思い返せば2022年には朝日杯FSで0.8秒差の8着となった経験もある本馬。古馬になってからは初めてのオープン特別以上への挑戦となるが、いきなり好走しても何ら不思議無い。2Rの2歳未勝利ではソードマスターに継続騎乗。前走では先頭争いを見ながら道中は進み、最後まで粘り強く伸び2着という成績だった。従姉は2020年に無敗で牝馬三冠を達成したデアリングタクトがいる血統。上位拮抗のメンバー構成となったが、何とか勝利を掴みたい。
【佐々木大輔騎手】
11月10日(日)東京競馬場
2R 2歳未勝利(芝1,800m) ナムラペルル
3R 2歳未勝利(芝1,400m) ロッピス
4R 2歳新馬(ダ1,300m) ピーターライズ
5R 2歳新馬(芝1,600m) タッチザシーリング
6R 3歳上1勝クラス(ダ1,600m) ホウキボシ
7R 3歳上2勝クラス(ダ1,400m) フィールザオーラ
8R 3歳上2勝クラス(芝1,800m) タガノチュール
9R 銀嶺S(ダ1,400m) ウナギノボリ
10R ユートピアS(芝1,800m) カナテープ
11R オーロカップ(芝1,400m) マルディランダ
12R 3歳上1勝クラス(芝1,800m) アスキステソーロ
注目は10RのユートピアSで騎乗するカナテープ。2023年2月以来、【1-3-3-1】と相手なりにしっかり走れていて掲示板を外していない。休み明けも【1-1-1-1】と実績十分。ほぼすべてのレースで乗り替わりとなっており、初騎乗となる佐々木大輔騎手も気にする必要はなさそうだ。狙ってみたいのは9Rの銀嶺Sで騎乗するウナギノボリ。近走は大きな着順が並んでいるが、今回は最軽量タイの53キロでの出走となった。一戦ごとに前との差を詰めている中で前走から斤量マイナス5キロとなると、一発あっても不思議無い。