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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 1 | 牡2 | 54.0 | 松山弘平 | 栗 宮本博 | 498(-10) | 1.08.1 | 7.4 | 4 | 33.1 | ⑬⑬ | |||
2 | 7 | 11 | 牝2 | 54.0 | 団野大成 | 栗 清水久詞 | 456(+2) | 1.08.2 | 3/4 | 31.6 | 9 | 34.6 | ⑥⑤ | ||
3 | 8 | 13 | 牝2 | 54.0 | 西村淳也 | 栗 西園正都 | 436(+2) | 1.08.3 | 1/2 | 51.2 | 11 | 34.2 | ⑨⑨ | ||
4 | 6 | 9 | 牡2 | 54.0 | 福永祐一 | 栗 西村真幸 | 484(+8) | 1.08.4 | クビ | 2.6 | 1 | 35.0 | ③⑤ | ||
5 | 7 | 10 | 牝2 | 54.0 | 坂井瑠星 | 栗 高柳大輔 | 458(-8) | 1.08.4 | アタマ | 21.1 | 7 | 35.0 | ③② | ||
6 | 5 | 6 | 牡2 | 54.0 | 北村友一 | 栗 安達昭夫 | 478(+2) | 1.08.6 | 1 1/4 | 14.2 | 6 | 34.6 | ⑨⑨ | ||
7 | 8 | 12 | 牡2 | 54.0 | 角田大河 | 栗 新谷功一 | 438(-2) | 1.08.8 | 1 1/2 | 55.7 | 12 | 35.2 | ⑥⑤ | ||
8 | 4 | 4 | 牝2 | 54.0 | 和田竜二 | 栗 南井克巳 | 424(0) | 1.08.9 | 3/4 | 8.9 | 5 | 35.5 | ③② | ||
9 | 6 | 8 | 牝2 | 54.0 | 亀田温心 | 栗 北出成人 | 466(+2) | 1.09.1 | 1 1/4 | 33.2 | 10 | 35.8 | ②② | ||
10 | 5 | 7 | 牝2 | 54.0 | 今村聖奈 | 美 堀内岳志 | 408(-2) | 1.09.3 | 1 | 6.5 | 3 | 34.9 | ⑪⑪ | ||
11 | 4 | 5 | 牡2 | 54.0 | 武豊 | 栗 須貝尚介 | 478(+10) | 1.09.4 | 3/4 | 6.2 | 2 | 36.2 | ①① | ||
12 | 2 | 2 | 牝2 | 54.0 | 横山典弘 | 栗 安田隆行 | 410(-2) | 1.09.4 | ハナ | 28.1 | 8 | 35.8 | ⑥⑤ | ||
13 | 3 | 3 | 牝2 | 54.0 | 富田暁 | 栗 牧田和弥 | 442(-2) | 1.10.1 | 4 | 193.9 | 13 | 35.7 | ⑪⑪ |
ラップタイム | 11.8 - 10.3 - 11.1 - 11.7 - 11.6 - 11.6 |
---|---|
前半 | 11.8 - 22.1 - 33.2 - 44.9 - 56.5 |
後半 | 56.3 - 46.0 - 34.9 - 23.2 - 11.6 |
■払戻金
単勝 | 1 | 740円 | 4番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 1 | 280円 | 4番人気 |
11 | 860円 | 10番人気 | |
13 | 1,080円 | 12番人気 | |
枠連 | 1-7 | 4,160円 | 17番人気 |
馬連 | 1-11 | 10,210円 | 34番人気 |
ワイド | 1-11 | 2,970円 | 37番人気 |
---|---|---|---|
1-13 | 3,480円 | 42番人気 | |
11-13 | 6,560円 | 54番人気 | |
馬単 | 1-11 | 16,800円 | 52番人気 |
3連複 | 1-11-13 | 72,170円 | 146番人気 |
3連単 | 1-11-13 | 376,700円 | 756番人気 |
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土曜日の小倉芝のレース結果、近年の小倉2歳Sの結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
中間の小倉競馬場は木曜日から金曜日にかけて13.5ミリの雨量を観測し、土曜日の開催中も時折強い雨が降るあいにくの空模様。芝コースは終日、含水多めの状態でレースが行われた。
Bコース使用の3週目とあって、コースの内寄りの傷みが進み、特にスタンド前直線は傷みが広がりつつある様子。それなりの時計こそ出ているものの、最後の直線では馬場の中央から外寄りに進路を取る馬が増えてきている。その点には注意を払いたい。
小倉2歳Sと同じ芝1200mを使用したレースは、土曜日に4鞍行われた。勝ち馬の最終4角通過順位は2、2、8、6番手。流れひとつで、中団からの差しも間に合うコンディションとみていいだろう。
枠順については中~外めが優勢。中~外枠の馬が馬場の良いところをスムーズに進むと、内めの枠を引いた馬は馬場の悪い部分を通らされてしまいがち。それゆえ、芝1200m戦の3着以内馬12頭中10頭が5枠より外という、偏り気味の傾向が出ている。
日曜日開催中の降水確率は10%前後(4日8時の時点)。馬場の乾燥が進み、時計が速くなれば内めの枠の台頭余地が増す可能性はある。とはいえ、コース内寄りの状態が悪いのは同じ。内枠完全優位の状況にまで転じるとは思えない。
従って前日に引き続き、中~外めから内を見る形で競馬を進める馬が有利という捉え方が賢明のように思える。大きな能力差や適性差でもない限りは、内枠よりも中~外枠(5~8枠あたり)に軸足を寄せたほうが、好結果につながりやすいのではないか。
血統的には近年の小倉2歳Sの結果を参考にすると、血統表の5代内にストームバードを持つ馬の活躍が顕著。2016年から6年連続で2着連対圏入りを果たしている。今年も該当する馬は高く評価してしかるべきだ。
ただ、今年のメンバーと照らし合わせてみると、出走頭数の割に該当馬が多い印象。もうひとつフィルターをかけて、過去5年の1~2着全馬に共通する、芝競走の複勝率が100%の馬を重視したい。
今回の出走馬で、血統面と先述した馬場傾向(5~8枠)の要点をともに満たしているのは、⑦ミカッテヨンデイイ、⑧ニシノトキメキ、⑨プロトポロス。よって当欄では、これら3頭を連複の軸候補として推奨する。
◆アウクソー・安田隆師「前走は相手に恵まれた。小倉の速い時計に対応できれば」
◆ウメムスビ・角田河騎手「厩舎の方がうまく状態をキープしてくれています」
◆クリダーム・榎本助手「気持ち的に余裕が出てきて、落ち着いている。馬体重も維持しています」
◆ゴーツウキリシマ・牧田師「渋った馬場の方がこの馬にはいいかも」
◆ゴールデンウィンド・高柳大師「軽い走りだから、芝にも対応できると思う」
◆シルフィードレーヴ・西園正師「スッといい位置につけれれば」
◆ニシノトキメキ・北出師「行けるようなら前に行って持ち味を生かす競馬をしたい」
◆バレリーナ・清水久師「初戦は調教通りいい競馬をしてくれた。勝負根性がありますね」
◆メイショウコギク・南井師「落ち着いた状態で臨めれば」
◆メイショウヒュウガ・安達師「ダンカーク産駒なので雨も大丈夫だと思う」
2012年以降の性別成績は、牝馬【5.4.4.56】、牡馬【5.6.6.58】。差は無きに等しい。ただし、前者の2着連対圏入りは前走小倉組のみ。小倉以外を経由してきた牝馬は【0.0.2.9】と、安定感を欠いている。
(減点対象馬)
②アウクソー
2012年以降の1~2着馬の前走使用競馬場を検証すると、小倉、中京、阪神、福島の4場に絞られる。これ以外の臨戦馬は2着連対圏に達していない。
(減点対象馬)
⑤クリダーム
2012年以降、前走敗退馬の複勝圏入りは2頭。ともに勝ち馬から0秒2以内のタイム差で収めていた。前走がタイム差0秒3以上の敗戦だった馬は、ことごとく複勝圏外に敗れている。
(減点対象馬)
③ゴーツウキリシマ ⑫ウメムスビ
前走の単勝人気に着目すると、5番人気が最低ライン。2012年以降の3着以内全馬が共通する。また、未勝利戦を経由して3着以内に入った馬は、いずれも前走で1番人気の高支持を集めていた。押さえておきたい傾向といえよう。
(減点対象馬)
⑧ニシノトキメキ ⑩ゴールデンウィンド ⑬シルフィードレーヴ
2012年以降、未勝利戦経由で3着以内に入った馬は5頭。いずれも前走が芝1200m戦、かつ0秒2以上のタイム差で白星を挙げていた。前走未勝利戦敗退馬や前走が芝1200m以外の未勝利戦だった馬、前走が未勝利戦で0秒1以内の辛勝馬はひと息の結果に終わっている。
(減点対象馬)
⑩ゴールデンウィンド
2012年以降の1~2着以内馬は、例外なく芝戦における複勝率が100%だった。芝競走の経験がない馬、ならびに芝のレースで4着以下の敗退歴がある馬は、連対(2着以内)候補から外したほうがよさそうだ。
(減点対象馬)
③ゴーツウキリシマ ⑩ゴールデンウィンド ⑫ウメムスビ
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このレースで最も強調できるのは、シュウジ(2位、1番人気)、レーヌミノル(3位、1番人気)、アサクサゲンキ(3位、3番人気)、ファンタジスト(6位、3番人気)、マイネルグリット(1位、3番人気)、メイケイエール(6位、2番人気)、ナムラクレア(1位、4番人気以内)と、7年連続して「U指数6位以内かつ4番人気以内」の馬が勝利を収めている点。この時期の2歳戦は指数を一気に伸ばしてくる馬も多く、なかなか鵜呑みにできない部分はあるが、1着馬に関しては捻る必要はない。それなりに高い指数を示し、なおかつ上位人気に支持されている馬を狙えばOK。これは軸馬を探すうえで大きなヒントになるだろう。
一方で、2~3着に関しては、U指数二桁順位を含め低指数馬の激走も目立つ。信頼できそうな軸を選んだら、相手は手広くというスタンスで臨むことを推奨する。
今年の軸馬候補は、函館2歳S2着実績のある2位⑤クリダーム(83.9)、未勝利の身ながらフェニックス賞を快勝した3位⑦ミカッテヨンデイイ(83.6)、新馬戦を断然人気で圧勝した4位⑨プロトポロス(82.8)、地味な福島勝ち上がり組ながら1位にランクされている②アウクソー(85.2)の4頭だ。
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昨年はミッキーアイル産駒の4番人気ナムラクレアが勝ち、2着にも同産駒の3番人気スリーパーダが入線。なお、20年1着メイケイエールも同産駒となるため、ミッキーアイルは種牡馬として2連覇を達成することになった。
ミッキーアイルは母の父がデインヒル直仔のロックオブジブラルタルとなるが、直近4年の勝ち馬はデインヒルまたはAmeriflora(どちらも父Danzig×母の父His Majesty)の血を引いており、17年にも母の父グラスワンダー(その母がAmeriflora)のアイアンクローが5番人気2着と連対している。また、昨年も1着ナムラクレア、3着アネゴハダ、4着デュガ、5着インプロバイザーと掲示板に載った5頭のうち4頭が該当するように、Storm Catの血を引く馬が毎年上位を賑わせていることも覚えておきたい。
アウクソーは、父サトノアラジン×母ヴィリエルバクル(母の父Sea The Stars)。ディープインパクト×Storm Catという父の血統構成は種牡馬としても活躍するキズナと共通し、昨年はディープインパクトの直系が1~3着、アネゴハダ(父キズナ)が8番人気3着と高配当を演出したことからも強調しやすい。本馬の2代母Miss HawaiはSpecial&Thatch全姉弟の意欲的な配合が特徴でもあり、このあたりが前向きな気性にも繋がっているのだろう。
プロトポロスは、父War Front×母キャヴァルドレ(母の父サンデーブレイク)。日本でも父の後継種牡馬が続々と輸入されているが、仕上がりの早さを強調しやすい父系であることも特徴のひとつ。本馬は母の父がキズナの半兄にあたることも興味深く、それらの母キャットクイルを介してStorm Catの血脈を持つ。台風の影響が気になる週末だが、気性に危うさを抱えるタイプでもあるので、馬場悪化で脚元に気を取られることは歓迎かもしれない。
ミカッテヨンデイイは、父イスラボニータ×母ボルティモア(母の父ステイゴールド)。10年に紅梅Sで2着、エルフィンSで3着と好走したアイアムルビーの姪にあたる血統。なお、本馬は2代母の父Sir Catを介してStorm Catの血脈を持つ。デビューから3戦続けて小倉芝1200mを使われており、フェニックス賞で初勝利を挙げた過程は昨年の勝ち馬ナムラクレアを想起させる。メンバー最速となる芝1200mの持ち時計からも侮れないだろう。
夏の小倉開催のラストを締めくくるレースとして定着している2歳重賞。早熟タイプのスプリンターが活躍する傾向にあるが、時に大物を輩出することも。第21回(2001年)を制したタムロチェリーは同年の阪神ジュベナイルフィリーズを勝ち、第23回(2003年)の勝ち馬メイショウボーラーは古馬になってダート重賞路線で大活躍した。第26回(2006年)の覇者アストンマーチャンは、翌年のスプリンターズステークスを制覇。第36回(2016年)を勝ったレーヌミノルは、翌年の桜花賞馬に輝いた。
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