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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 8 | 10 | 牡2 | 55.0 | 岩田望来 | 栗 梅田智之 | 438(0) | 1.08.6 | 7.1 | 5 | 34.4 | ⑧⑧ | |||
2 | 8 | 9 | 牡2 | 55.0 | 藤岡康太 | 栗 武英智 | 474(+14) | 1.08.6 | アタマ | 4.1 | 2 | 34.6 | ⑥⑤ | ||
3 | 5 | 5 | 牝2 | 55.0 | 松山弘平 | 栗 鈴木孝志 | 446(+4) | 1.08.9 | 1 1/2 | 6.5 | 4 | 35.2 | ③③ | ||
4 | 7 | 7 | 牡2 | 55.0 | 幸英明 | 栗 西園正都 | 518(+2) | 1.08.9 | クビ | 3.5 | 1 | 35.1 | ④③ | ||
5 | 2 | 2 | 牝2 | 55.0 | 団野大成 | 栗 斉藤崇史 | 420(-6) | 1.09.0 | 1/2 | 35.3 | 8 | 34.9 | ⑧⑧ | ||
6 | 6 | 6 | 牡2 | 55.0 | 西村淳也 | 栗 安田翔伍 | 476(-2) | 1.09.1 | 1/2 | 4.9 | 3 | 35.2 | ④⑤ | ||
7 | 3 | 3 | 牝2 | 55.0 | 今村聖奈 | 栗 吉村圭司 | 474(+14) | 1.09.1 | クビ | 48.3 | 9 | 35.1 | ⑥⑤ | ||
8 | 4 | 4 | 牝2 | 55.0 | 川島信二 | 栗 庄野靖志 | 448(+4) | 1.09.1 | ハナ | 16.4 | 6 | 35.8 | ①① | ||
9 | 7 | 8 | 牡2 | 55.0 | 角田大河 | 栗 中竹和也 | 458(-2) | 1.09.3 | 1 1/4 | 58.1 | 10 | 35.8 | ②② | ||
10 | 1 | 1 | 牝2 | 55.0 | 太宰啓介 | 栗 畑端省吾 | 482(0) | 1.09.4 | 1/2 | 22.4 | 7 | 34.9 | ⑩⑩ |
ラップタイム | 11.9 - 10.4 - 11.0 - 11.7 - 11.7 - 11.9 |
---|---|
前半 | 11.9 - 22.3 - 33.3 - 45.0 - 56.7 |
後半 | 56.7 - 46.3 - 35.3 - 23.6 - 11.9 |
■払戻金
単勝 | 10 | 710円 | 5番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 10 | 200円 | 5番人気 |
9 | 150円 | 2番人気 | |
5 | 190円 | 4番人気 | |
枠連 | 8-8 | 1,420円 | 6番人気 |
馬連 | 9-10 | 1,460円 | 7番人気 |
ワイド | 9-10 | 530円 | 7番人気 |
---|---|---|---|
5-10 | 630円 | 10番人気 | |
5-9 | 530円 | 6番人気 | |
馬単 | 10-9 | 3,380円 | 17番人気 |
3連複 | 5-9-10 | 3,000円 | 10番人気 |
3連単 | 10-9-5 | 17,530円 | 58番人気 |
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土曜日の小倉芝のレース結果、近年の小倉2歳Sの結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。
この中間、小倉競馬場は木曜日から金曜日にかけて17ミリの降水を観測。土曜日は降雨こそなかったが、特別戦あたりまでは雲の多い天気で推移したため馬場の乾きが遅く、芝コースは終日稍重(JRA発表)での施行となった。
最終週とあって、コース内側の傷みが進み、特に3~4角とスタンド前直線は傷みが広がりつつある様子。それなりの時計こそ出ているものの、最後の直線では馬場の中~外めへ進路を取る馬が増えてきている。その点には注意を払いたい。
小倉2歳Sと同じ芝1200mで行われたレースは4鞍。勝ち馬の最終4角通過順位は1、4、3、9番手となっている。メインのテレQ杯(3勝クラス)の結果が示す通り、流れひとつで中団以降の待機組も間に合う馬場コンディションとみてよさそうだ。
枠順に関しては外めが優勢。中~外枠の馬が馬場の良いところをスムーズに通ると、内寄りの枠を引いた馬は馬場の悪い箇所を進まざるを得ない。その結果、芝1200m戦の1~2着馬8頭中6頭が6枠より外という、大きな偏りが発生している。
日曜日午後からの降水確率は10%前後(3日8時の時点)。馬場の乾燥が進み時計が速くなれば、多少なりとも内枠の活躍余地が増す可能性はある。とはいえ、コース内側の状態が良くないのは同じ。状況がガラッと変わるケースは考えづらい。
従って土曜日に引き続き、包まれにくい位置から内を見る形で競馬を進める馬が有利という捉え方がベター。よほどの能力差や適性差でもない限りは、外めの枠(6~8枠あたり)に軸足を寄せたほうがいいように思える。
なお、過去5年の小倉2歳Sの勝ち馬5頭は、前走が芝1200mの新馬・OP特別、かつ前走の4角通過順位が2~3番手、かつ前走の着順が1着という点で共通する。1200m戦で通用するスピードを示したうえ、我慢をきかせて勝利を掴んだ直後の馬が活躍する傾向が強い。今年も該当する馬は高く評価してしかるべきだろう。
今回の出走メンバーで要点(6~8枠+前走内容)をクリアしているのは、⑥パッシングシャワー、⑦ビッグドリーム、⑨ミルテンベルク。よって当欄では、これら3頭を注目株として推奨したい。
◆アスクワンタイム・梅田師「お姉さん(ボンボヤージ)も走っているし、この血統は小倉芝1200メートルが合う」
◆キャンシーエンゼル・鈴木孝師「前回は楽についていけたし、しまいも反応。小回りコースに不安はないです」
◆セイウンデセオ・吉村師「いい意味で気合が入っている。ハナにこだわらなくてもいい」
◆テイエムチュララン・畑端師「目いっぱい仕上がっていないなかで、連勝したように力はある。ここが試金石」
◆ドナヴィーナス・庄野師「ハナを切るか、行く馬がいるなら行かせれば。(川島)ジョッキーにお任せします」
◆パッシングシャワー・安田翔師「初戦は思った通りの内容。ベストは1200メートルから1400メートルですね」
◆ビッグドリーム・西園正師「ゲートも速く、折り合いもつく。操縦性の高い馬」
◆フォルテローザ・斉藤崇師「前走もしまいはしっかりしていた。未勝利馬だけど、差はないと思います」
◆ミルテンベルク・日比野助手「(小倉への)輸送もクリア。このクラスのほうが競馬はしやすい」
◆メイプルギャング・角田河騎手「乗りやすくなっています。短い距離や、コースは心配していません」
2013年以降(過去10年)の性別成績は、牝馬【5.5.4.55】、牡馬【5.5.6.55】。差は無きに等しい。ただし、前者の2着連対圏入りは、前走が小倉の新馬戦かOP特別、かつ前走が1着だった馬のみ。これ以外のステップで臨んだ牝馬は連対ゼロと、安定感を欠いている。
(減点対象馬)
②フォルテローザ ④ドナヴィーナス ⑤キャンシーエンゼル
2013年以降の1~2着馬の前走使用コースを大まかに分けると、小倉芝、中京芝、阪神芝、福島芝の4通りに絞られる。これ以外の臨戦馬は2着連対圏に届いていない。
(減点対象馬)
⑧メイプルギャング
2013年以降の1~2着馬20頭中19頭が前走1着。残る1頭は、前走がOPクラスのレースで複勝圏を確保していた。この2パターン以外の臨戦馬は、連対(2着以内)候補から外したほうがよさそうだ。
(減点対象馬)
②フォルテローザ
2013年以降の1~2着馬は、みな前走の上がり3Fタイム順位が3位以内だった。馬券の中心は、前走でメンバー上位の末脚を繰り出していた馬のなかから選択したい。
(減点対象馬)
③セイウンデセオ
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このレースで最も強調できるのは、4番人気以内のU指数上位馬が勝利を収めることが多い点。昨年は4番人気で8位のロンドンプランが制し、U指数的にはやや波乱となったが、それ以前の7年間は連続して6位以内の該当馬が勝利していた。この時期の2歳戦は指数を一気に伸ばしてくる馬も多く、なかなか鵜呑みにできない部分はあるものの、1着馬に関しては無理に捻る必要はない。それなりに高い指数を示し、なおかつ上位人気に支持されている馬を狙えばOK。これは軸馬を探すうえで大きなヒントになるだろう。
一方で、2~3着に関しては、U指数二桁順位を含め低指数馬の激走も目立つ。信頼できそうな軸を選んだら、相手は手広くというスタンスで臨むことを推奨する。
今年の軸馬候補として名前を挙げられるのは、6月2週目の阪神の新馬戦を3馬身差で快勝した2位⑨ミルテンベルク(82.7)、今回と同じ舞台の新馬戦の勝ちっぷりが鮮やかだった3位⑥パッシングシャワー(82.6)、強力なスプリント血統が魅力で福島の新馬戦を圧勝した4位⑦ビッグドリーム(80.6)、そして堂々U指数トップ評価を勝ち取った④ドナヴィーナス(83.3)の4頭だ。
昨年はグレーターロンドン産駒の4番人気ロンドンプランが勝ち、同産駒としてもJRA重賞初制覇を達成。ディープインパクトの直系は目下3連覇中と勢いがあり、20年メイケイエール、21年ナムラクレアを出したミッキーアイルとの共通点を挙げるとすれば、グレーターロンドンもDanzigを併せ持つディープインパクト系種牡馬といえるだろう。
ほか、Storm Catの血を引く馬も毎年のように上位を賑わせており、13年1着ホウライアキコ(父ヨハネスブルグ)、17年1着アサクサゲンキ(父Stormy Atlantic)といった直系だけでなく、18年1着ファンタジスト(父ロードカナロア)、21年1着ナムラクレア(母の父Storm Cat)など、間接的に保持する馬たちも好相性を示している。
アスクワンタイムは、父ロードカナロア×母ディープインアスク(母の父ディープインパクト)。直系でこそないもののディープインパクトとDanzigを併せ持つ配合が興味深く、Storm Catを内包することも含めれば21年の勝ち馬ナムラクレアとの共通点も多い。また、同産駒は1・2番人気がいないなかで「1-0-2-1」と好走率が高く、18年1着ファンタジストが全兄であることは特筆に値する。兄弟制覇がかかった一戦としても注目だろう。
ミルテンベルクは、父モーリス×母ペルレンケッテ(母の父ディープインパクト)。同産駒は小倉2歳Sに初出走となるが、祖父スクリーンヒーローは19年1着マイネルグリット、曽祖父グラスワンダーは12年2着クラウンレガーロを出すなど少数精鋭の活躍をみせている。なお、グラスワンダーは母AmerifloraがDanzig直仔、デインヒルと相似な配合であることを強調しやすい。本馬は母の父がディープインパクトであることにもいい印象を持つ。
夏の小倉開催のラストを締めくくるレースとして定着している2歳重賞。早熟タイプのスプリンターが活躍する傾向にあるが、時に大物を輩出することも。第21回(2001年)を制したタムロチェリーは同年の阪神ジュベナイルフィリーズを勝ち、第23回(2003年)の勝ち馬メイショウボーラーは古馬になってダート重賞路線で大活躍した。第26回(2006年)の覇者アストンマーチャンは、翌年のスプリンターズステークスを制覇。第36回(2016年)を勝ったレーヌミノルは、翌年の桜花賞馬に輝いた。