14日の福島5R2歳新馬(芝1200メートル)は、松若風馬騎手騎乗の4番人気プレゼンスブルー(牝、栗東・鈴木孝志厩舎)が逃げ切り勝ち。タイムは1分12秒8(重)。
スタート直後は4頭が横一線の先行争いとなったが、一番外のプレゼンスブルーがハナを取り切る。イネディットが2番手につけて、その内にはメイショウフレイヤ。人気を集めたラカリフォルニーは前の4頭を見る位置から競馬を進めた。軽快に逃げるプレゼンスブルーは直線に入っても脚いろが衰えない。ラカリフォルニーが懸命に差を詰めようとするが、最後まで並びかけることはできず、プレゼンスブルーが1馬身1/4差で逃げ切った。2着がラカリフォルニー。さらに2馬身1/2差の3着には外から伸びた2番人気のスプリングキャロルが入っている。
プレゼンスブルーは、父パイロ、母マチカネナナエヤエ、母の父Rahyという血統。祖母ウイダードは英GIIクイーンメアリーSの勝ち馬。
松若騎手は「ゲートは速かったし、ほかの馬が牽制(けんせい)し合っていたので無理に抑えずにそのままハナにいきました。道中もうまく息を入れて走れたことで、ラストももうひと脚使うことができましたね」と逃げ切ったレースぶりを冷静に振り返っていた。
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