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【京都大賞典】レース展望

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【京都大賞典】レース展望

 3日間開催最後の8日には、京都で京都大賞典(GII、芝2400メートル)が行われる。1着馬に天皇賞・秋(28日、東京、GI、芝2000メートル)の優先出走権が与えられる重要な一戦で、2015年の勝ち馬ラブリーデイは、天皇賞・秋もV。16年の覇者キタサンブラックは天皇賞・秋こそ出走しなかったが、ジャパンCを制覇。今年も好メンバーがそろった。

 注目は昨年のジャパンC優勝馬シュヴァルグラン(栗東・友道康夫厩舎、牡6歳)。天皇賞・春2着以来、5カ月半ぶりの出走になるが、栗東CWコースでの1週前追い切りでは鋭い動きで6ハロン81秒4-11秒9をマーク。久々としては上々の状態で出走できそうだ。今後はジャパンC(11月25日、東京、GI、芝2400メートル)、有馬記念(12月23日、中山、GI、芝2500メートル)と進む予定。来春から種牡馬入りが決まっているだけに、さらに箔(はく)をつけるかどうか興味深い。今回は久々に福永祐一騎手とのコンビで臨む。

 昨秋のフランス遠征で好結果を出せなかったサトノダイヤモンド(栗東・池江泰寿厩舎、牡5歳)は帰国後も不振が続き、前走の宝塚記念でも6着に敗退。それでも3カ月半の休養で変わる可能性はあり、先週のスプリンターズSファインニードルで勝って勢いに乗る川田将雅騎手と新コンビを組む点も頼もしい。

 スマートレイアー(栗東・大久保龍志厩舎、牝8歳)は昨年の勝ち馬。その後は不振続きだが、もともとむら駆け傾向の強いタイプだけに侮れない。

 パフォーマプロミス(栗東・藤原英昭厩舎、牡6歳)は3走前に同じ京都芝2400メートルのGII日経新春杯で重賞初制覇を飾った。ステイゴールド産駒らしく、6歳ながらここに来て本格化してきただけに、まだ力をつける可能性がある。

 アルバート(美浦・堀宣行厩舎、牡7歳)の重賞4勝は全て3600メートルと3400メートルだが、京都芝2400メートルは15年に準オープンながら比叡Sを完勝した実績がある。高速決着だと分が悪いが、スタミナの要る流れなら出番がありそうだ。ジョアン・モレイラ騎手とのコンビも大きな魅力となる。

 東京芝2400メートルの準オープン・緑風Sを2分22秒9の好タイムで勝ち、続く前走の目黒記念で重賞初制覇を飾ったウインテンダネス(栗東・杉山晴紀厩舎、牡5歳)、昨年の京都新聞杯優勝馬プラチナムバレット(栗東・河内洋厩舎、牡4歳)、連勝中のレッドジェノヴァ(美浦・小島茂之厩舎、牝4歳)なども争覇圏内だ。



京都大賞典の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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