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2月26日の阪神11Rで行われた第61回阪急杯(4歳以上オープン、GIII、芝・内1400メートル、別定、12頭立て、1着賞金=4100万円)は、幸英明騎手騎乗の7番人気トーキングドラム(牡7歳、美浦・斎藤誠厩舎)が重賞初挑戦でV。高松宮記念(3月26日、中京、GI、芝1200メートル)の優先出走権を獲得した。タイムは1分21秒4(良)。2着にヒルノデイバロー(4番人気)、3着にナガラオリオン(12番人気)が入り、3連単は248万3180円の好配当となった。
レースは重賞最後の騎乗となった武幸四郎騎手のカオスモスが逃げ、テイエムタイホー、シュウジ、ブラヴィッシモが続く展開。中団のやや後ろを追走していたトーキングドラムは、直線で最内からグングンと脚を伸ばして先頭に立つと、追撃したヒルノデイバローをアタマで退けた。デビューから39戦目で初の芝のレースに挑んだナガラオリオンが後方2番手から伸び、さらに2馬身差の3着。1番人気だったシュウジは直線で伸びを欠いて8着に終わり、出遅れた2番人気ロサギガンティアは9着だった。
トーキングドラムは父キングカメハメハ、母トランシーフレーズ、母の父サンデーサイレンスという血統・北海道日高町・下河辺牧場の生産馬で、馬主は下河辺美智子氏。通算成績は21戦5勝。阪急杯は、斎藤誠調教師は初勝利。幸英明騎手は2007年のエイシンドーバー(1着同着)に次いで2勝目。
◆幸英明騎手「ずっといい手応えで、しまいも内の狭いところをよく突っ込んでくれましたし、しっかり伸びてくれました」
★26日阪神11R「阪急杯」の着順&払戻金はこちら
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