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日曜の東京メーンは、GIIアルゼンチン共和国杯(芝2500メートル)。ジャパンカップ(30日、東京、GI、芝2400メートル)や有馬記念(12月28日、中山、GI、芝2500メートル)とも関連の深い伝統のハンデ戦だ。
フェイムゲーム(美浦・宗像義忠厩舎、牡4歳)は、今年になってから長丁場に実績を残してきた。東京では2月にGIIIダイヤモンドSを勝っており、57キロのハンデも許容範囲内。天皇賞・春や宝塚記念でも大きく負けておらず、休み明けの産経賞オールカマーも0秒2差だった。重賞2勝目のチャンスだ。
ラブリーデイ(栗東・池江泰寿厩舎、牡4歳)は、春に今回と同舞台のGII目黒記念で1番人気に支持されて5着だった。しかし、勝ち馬とは0秒2差で、ハンデは当時と同じ57キロ。休み明けになるが、ここを目標に丹念に乗り込まれており、力を出せる状態にある。今週から来日予定のライアン・ムーア騎手が騎乗することは心強い材料だ。
ホッコーブレーヴ(美浦・松永康利厩舎、牡6歳)は、直線で進路が塞がった宝塚記念こそ8着に敗れたが、天皇賞・春ではメンバー最速の末脚でゴール前強襲。勝ち馬とタイム差なしの3着と力を見せた。東京コースの長丁場は望むところで、57キロのハンデも許容範囲。ここ目標に乗り込まれているが、最終追い切りの動きに注目したい。
同舞台のGII目黒記念を制したマイネルメダリスト(美浦・田中清隆厩舎、牡6歳)=56キロ、スタミナ豊富なクルールカイザー(美浦・相沢郁厩舎、牡5歳)=56キロ、ひと叩きされたトップハンデ58キロのデスペラード(栗東・安達昭夫厩舎、牡6歳)、東京コース得意のスーパームーン(美浦・藤沢和雄厩舎、牡5歳)=55キロなども上位をうかがう。
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