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1週間の密着取材で勝ち馬を探し出すGI企画『東西現場記者走る』で、マイルチャンピオンシップを担当する東京サンスポの藤沢三毅記者(30)は連載3日目、関東馬のロードクエストに注目した。栗東トレセンに滞在して順調に調整されており、最終追い切りはCWコースで軽快な動きを見せた。メンバー唯一の3歳馬で上がり目は大きく、陣営は好勝負を見込んでいる。
栗東トレセンで追い切り日のターゲットに選んだのは、関東馬のロードクエスト。栗東滞在の効果と、前走の富士S9着から状態面の上積みを探りたかったからだ。
池添騎手を背に角馬場で入念に体をほぐした後、CWコースに入り、メイスンウォー(1000万下)を3馬身追走する形でスタート。抑え切れないほどの手応えで、4コーナーを回って僚馬をあっさりとかわし、3馬身先着した。
2週連続で追い切りに騎乗したジョッキーは「予定通りにさらっと。気持ちが入っていて、掛かった」と辛口だったが、最後まで鞍上の手が動くことはなく、重馬場ながら6ハロン80秒0、3ハロン37秒2-12秒7の好時計。動きは軽快で、担当の埜口厩務員は「仕掛けずにあの動きだから、元気な証拠でしょう」と笑顔だった。
3日に栗東へ入厩し、調整は順調。小島茂調教師は前日に栗東で「いい競馬ができる状態になっています。明日はやりすぎないようにしたい」と話し、美浦トレセンへ戻った。気難しさは相変わらずながら、好調を持続している。
小島茂厩舎は栗東滞在を利用し、2008年秋華賞(ブラックエンブレム)、09年エリザベス女王杯(クィーンスプマンテ)とGI2勝。栗東で調整する利点を指揮官は「一番は輸送の時間が短いこと。特に京都なら栗東から40分くらいで着くので、作ったものをほぼそのまま出すことができます」と説明する。
埜口厩務員は「オンとオフがはっきりしていて、普段はおとなしくて扱いやすいのですが、競馬場に着くとスイッチが入ります」というだけに、競馬場での滞在時間が短くなるのは非常に効果的だと考えていい。
春のNHKマイルCで2着に入り、秋初戦の京成杯オータムHで古馬を蹴散らした。トレーナーが「こんなに動く瞬間が速い馬はいない」と評価すれば、池添騎手も「しっかりと折り合いをつけられれば、一番いい脚を使えることは分かっている」とパートナーの末脚に自信を持っている。
3歳でマイルCSを制したのは、1988年サッカーボーイ、97年タイキシャトル、2000年アグネスデジタルといずれも歴史的名馬。それだけ難しいということだが、そこに肩を並べるだけのポテンシャルが、ロードクエストにはある。 (藤沢三毅)
★マイルCSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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