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デスク 札幌2歳Sを勝ったトラストが、レース後に岡田繁幸オーナーより公営・川崎の河津厩舎から栗東の中村厩舎に移籍して、ダービーを目指すという発表があったな。
片山 中村調教師は2走前のクローバー賞の時に移籍の話を聞いていたそうで「(札幌2歳Sを)勝ったから、プレッシャーがあるわ」と言っていました。
デスク 指揮官のトラスト評は。
片山 「気性が激しいところがある半面、柔らかくてバネがある。父(スクリーンヒーロー)の血がよく出ており、長い距離の方がよさそう」とのことでした。
デスク 今後のローテーションは決まっているのか。
片山 未定ですが、前走の1800メートルよりも短い距離に使うことはないみたいです。京都2歳S(11月26日、京都、GIII、芝2000メートル)あたりが候補でしょう。
デスク 小倉2歳S組の動向はどうかな。
鈴木 2着に6馬身差をつけて快勝したレーヌミノルは、7日に京都府の宇治田原優駿ステーブルへ放牧に出るようです。今後に関しては、前哨戦をひと叩きして、阪神JF(12月11日、阪神、GI、芝1600メートル)を予定しています。
藤沢 2着だったダイイチターミナルの高市調教師は「勝った馬は強かったけど、やっぱりセンスがある馬だね」と喜んでいました。この後は京王杯2歳S(11月5日、東京、GII、芝1400メートル)から朝日杯FS(12月18日、阪神、GI、芝1600メートル)を目指すようです。
デスク これからデビューする馬の情報は。
藤沢 美浦では、サンティールの評価が高い。母はエルフィンSを勝ったサンヴィクトワール。脚元の不安で一旦、放牧に出ましたが、「今は全く問題ないし、順調。動きは素軽く、気性も前向き。マイルより長い距離が向きそうかな」と鹿戸調教師は期待しています。17日の中山芝1800メートルを北村宏騎手で予定しています。
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