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【七夕賞】中団から突き抜け!アルバート重賞制覇

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【七夕賞】中団から突き抜け!アルバート重賞制覇

 第52回七夕賞(10日、福島11R、GIII、3歳上オープン国際(特指)、ハンデ、芝2000メートル、1着本賞金4100万円=出走16頭)戸崎圭太騎乗の3番人気アルバートドックが、直線で抜け出し重賞2勝目を挙げた。タイム1分58秒4(良)。戸崎騎手はラジオNIKKEI賞ゼーヴィント)に続く2週連続重賞V。この後は新潟記念(9月4日、新潟、GIII、芝2000メートル)を視野に入れている。2着はダコール、1番人気のシャイニープリンスは9着に敗れた。

 2週連続で戸崎騎手がディープインパクト産駒を華麗にエスコート! アルバートドックが差し切り、小倉大賞典に次ぐ重賞2勝目を飾った。

 「力はあると思っていた。(小回りの)小倉でも勝っているし、そのイメージで。素晴らしい手応えでいい位置で進められた。勝てて良かった」

 8日にバースデーを迎えたばかりの36歳が、充実の表情を浮かべる。前日に自己最速で今年一番乗りとなるJRA年間100勝を達成し、さらに2週連続の重賞V。ノリにノッている鞍上の好騎乗が光った。

 後方一気のイメージを崩した。「スタートが良ければ前で競馬したいと思っていた」(戸崎騎手)ように、好発を決めて8番手で流れに乗る。3~4コーナーで好位集団の外をマクると、直線で早々と逃げたメイショウナルトをかわし、ダコールの追撃を半馬身差で封じた。

 「返し馬が終わったあと、(ターフビジョンを見て)ミルコが勝っていたからね」。発走前にプロキオンSでM・デムーロ騎手が2週連続重賞Vを飾ったことに発奮。気合も十分だった。

 「ハンデ57キロを背負って力を見せてくれたし、ジョッキーもうまく乗ってくれたね」

 翌日のセレクトセールに備えて函館競馬場から早めに会場近くに移動していた須貝調教師も、初騎乗で最高の結果を出した鞍上をたたえる。2月末で解散した松田博資厩舎から転厩後は3戦して18、5、7着と悔しい思いをしていただけに、喜びもひとしおだろう。

 秋の最大目標は天皇賞(10月30日、東京、GI、芝2000メートル)。次走には同距離の新潟記念を視野に入れており、サマー2000シリーズ優勝の可能性もある。「乗りやすくて、しまいもしっかりしている。今後も楽しみ」と戸崎騎手は飛躍に期待を込める。脚質に新たな一面を見せた素質馬が、中距離路線の主役へ突っ走る。 (千葉智春)

★10日福島11R「七夕賞」の着順&払戻金はこちら

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