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「第34回中山牝馬S」に、年初に「牝馬の大きいところを狙っていく」と矢野英一調教師(46)が豪語していた、充実一途の5歳シュンドルボンが登場する。前走・愛知杯で1番人気を裏切っただけに、いっそう力が入っている。
--9日の美浦Wコースは豪快に先着
矢野英一調教師「少しアクションを促しただけで、あの動き。後ろの馬がついてこられなかったし、前回より今回のほうが状態は断然いい」
--愛知杯も状態は悪くなかった
「(けいこで)しまいの時計も出ていたし、確かにそう。それでもバネがビューンと伸び切っていたというか。少し“?”な感じはあった。それに(レースは)こちらが思っていた乗り方じゃなかったね。うまいことこの馬の競馬ができれば、あんなはずではない」
--今回、変わったところは
「動きに収縮力があって、とにかく迫力があるんだ。先週も長めから併せ馬を消化。状態面には文句のつけようがない」
--巻き返しへのプランは
「前走は抜け出すのが早すぎた。ゲート自体は速くなっているけど、先行集団を行かせてから、自分のポジションを取りにいきたい」
--強敵バウンスシャッセは中日新聞杯へ参戦
「ホントに? それはデカい。ルージュバックとバウンスが難敵だと思っていたので。ハンデも想定どおりだし、乗り方ひとつで何とかなる」
(夕刊フジ)
★中山牝馬Sの出馬表はこちら
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