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波乱の歴史は繰り返される? ヴィクトリアマイルは、過去に1、2番人気の組み合わせで決着したことがない荒れるGI。今年はブエナビスタとアパパネの一騎打ちムードだが、伏兵にも警戒が必要だ。怖いのは昨年の全国リーディングを獲得した音無秀孝厩舎の2騎。復調ムードが漂う昨年の桜花賞2着馬オウケンサクラはもちろん、一昨年のこのレースの2着馬ブラボーデイジーも軽視はできない。
牝馬らしからぬタフさを武器に、実力馬が調子を上げてきた。昨年は桜花賞2着、天皇賞・秋4着とGIで健闘したオウケンサクラが、2強の一角崩しを狙っている。
「2度叩いて、前走でようやくらしさを見せてくれた。ローテはキツいですけど、前走後も馬は変わらずにきています」
年明け初戦の中京記念13着から、中1週、中2週、中2週という強行軍だが、担当の棚江調教助手は意に介さない。これがこの馬の好走パターンで、桜花賞はチューリップ賞4着、フラワーC1着と前哨戦を2度使って2着。天皇賞・秋も秋華賞11着からの中1週だった。常に臨戦態勢にいることで力を発揮するタイプで、この中間も緩めずに乗られている。
叩き良化型のうえに、「少しでも気に入らないことがあると、4コーナーで競馬をやめる面がある」(棚江助手)ため成績にムラはあるが、今回は天皇賞で騎乗した北村宏騎手とのコンビが復活するのは好材料。「いいイメージを持ってくれていると思う」と陣営は相性のいい鞍上に期待しており、GI級の能力を発揮するおぜん立ては整いつつある。
一角崩しの期待は、血統からも高まる。母ランフォザドリームは、エアグルーヴとメジロドーベルの一騎打ちムードだった1998年のエリザベス女王杯で5番人気で2着。メジロドーベルには屈したが、エアグルーヴ(3着)に先着を果たす“金星”を挙げた。状況的に似ている今回、DNAが目覚める可能性は十分にあるだろう。
「(上がり3ハロン)33秒台の脚は使えない。前走の34秒5がマックスだと思う。そういう流れになってくれれば…」と棚江助手。キレ味では2強に及ばないが、それをカバーするだけの先行力がオウケンサクラにはある。能力さえ出し切れば、ひと泡吹かせるシーンがあっても驚けない。(越智健一)
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