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ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はアンタレスステークス2021・血統予想をお届けします!
阪神ダート1800mで施行されるようになった2012年以降、勝ち馬の父を羅列するとネオユニヴァース、アイルハヴアナザー、キングカメハメハ(2回)、ディープスカイ、ジャングルポケット、アドマイヤボス、ゼンノロブロイ、スペシャルウィークとなり、芝中距離に実績のある種牡馬の活躍ぶりが目に留まる。
また、勝ち馬9頭のうち8頭が父または母の父がMr. Prospector系の種牡馬で、唯一の例外は2016年アウォーディー。ただし、その2016年も2・3着には血統傾向を満たす馬が入線していた。
モズアトラクションは、父ジャングルポケット×母エーシンラクーリエ(母の父コロナドズクエスト)。父ジャングルポケットは16年の勝ち馬アウォーディーを出しており、本馬は母の父コロナドズクエストがMr. Prospector直系の種牡馬となる。前走仁川Sでは屈腱炎治療と去勢手術を兼ねた長期放牧明けながら3着と力のあるところを示しており、再びダートグレード競走戦線に名乗りを上げるためにも結果が欲しいところだろう。
ヒストリーメイカーは、父エンパイアメーカー×母チヨノドラゴン(母の父バブルガムフェロー)。父がエンパイアメーカーなので本馬はMr. Prospectorの直系となり、母の父バブルガムフェローが96年天皇賞(秋)を制するなど芝中距離戦線で活躍した。2走前の東京大賞典ではスタートで躓く後手を踏みながらも勝ち馬から0秒1差の4着と健闘しており、前走マーチSも休み明けながら見せ場十分の2着。やや勝ち味に遅いタイプではあるものの、相手やコースを選ばない堅実さが強みでもある。
アナザートゥルースは、父アイルハヴアナザー×母キョウエイトルース(母の父フジキセキ)。本馬は一昨年のアンタレスS勝ち馬で、昨年も58kgの斤量を背負いながら2着とリピート好走。半兄サウンドトゥルーは7歳時にJBCクラシックを制しており、本馬も近走のレースぶりを鑑みれば7歳でも衰えた様子は見受けられない。リピーターの活躍が目立つレースでもあるので、今年もぞんざいには扱えないだろう。
【血統予想からの注目馬】
⑥モズアトラクション ⑧ヒストリーメイカー ⑦アナザートゥルース
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