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中央競馬ニュース
中京の日曜メインは日経新春杯（１７日、ＧＩＩ、芝２２００メートル）。京都競馬場の改修工事のため、今年は回りが右から左に替わり、距離も２００メートル短縮して実施されるので注意が必要だ。
アンドロメダＳでリステッド２勝目を挙げたアドマイヤビルゴ（栗東・友道康夫厩舎、牡４歳）が主役を担う。２０１７年セレクトセール当歳せりで５億８０００万円（税込み）という高額で落札され、デビュー前から注目を集め、期待どおり新馬戦、若葉Ｓと連勝。その後は皐月賞は自重し、日本ダービーに目標を定めて京都新聞杯に出走したが、４着に敗れ、休養に入った。これが功を奏したようで、自己条件を勝ち上がって再びオープン入りすると、前走のアンドロメダＳを快勝。ハンデ５６キロも想定内で満を持して重賞タイトル奪取を狙う。
相手候補の筆頭は一昨年の３冠レースで２、３、３着と健闘したヴェロックス（栗東・中内田充正厩舎、牡５歳）。いまだに重賞を勝てないでいるが、１０カ月近い休み明けで臨んだの中日新聞杯で３着なら上々。ハンデ５７キロは背負い慣れており、上積みが見込める今回はチャンス十分だ。
トップハンデは５７・５キロのダイワキャグニー（美浦・菊沢隆徳厩舎、セン７歳）。３走前のエプソムＣで重賞初制覇を飾り、続く毎日王冠でもＧＩ馬サリオスの２着に好走。天皇賞・秋でも６着とＧＩウイナーたちを相手に健闘したが、１８００メートルがベストといえる成績だけに２２００メートルへの対応が課題になる。
共同通信杯、金鯱賞でともに２着の実績があるサトノソルタス（美浦・堀宣行厩舎、牡６歳）＝５５キロ＝は、約８か月ぶりの実戦となった中日新聞杯で７着。一度使われた上積みが見込めそうで、マークは必要だ。
ほかにはアルゼンチン共和国杯６着からの前進を狙うサンレイポケット（栗東・高橋義忠厩舎、牡６歳）＝５５キロ、昨年の毎日杯覇者で日本ダービー４着のサトノインプレッサ（栗東・矢作芳人厩舎、牡４歳）＝５６キロ、愛知杯とのダブル登録だが、オークス３着馬のウインマイティ－（栗東・五十嵐忠男厩舎、牝４歳）＝５３キロ、重賞初挑戦の福島記念で６着に健闘したワセダインブルー（美浦・池上昌和厩舎、牡６歳）＝５４キロ＝などが出走を予定。１２日現在、除外対象だが、アンドロメダＳでクビ差２着だったクラージュゲリエ（栗東・池江泰寿厩舎、牡５歳）＝５６キロ＝も出走できれば、注目できる。
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