18日の東京3R2歳新馬(ダート1400メートル)は、松岡正海騎手騎乗の11番人気シゲルキツネダイ(牡、美浦・伊藤正徳厩舎)が差し切り勝ち。タイムは1分25秒8(重)。
ややバラついたスタートから、グランジュテが先手を取る。レッドリッジ、フォルスなどが続き、好スタートを切ったファイナルコールは好位のインを追走。人気のマツリダインゴットは中団のインからレースを進めた。直線に向くと好位からフォルスが抜け出して先頭をうかがうが、直線半ばで外から一気に加速したシゲルキツネダイが襲いかかる。力強い脚いろで前の各馬を差し切り、11番人気の伏兵が波乱を呼んだ。3馬身2着は2番人気のフォルス。さらにアタマ差の3着には3番人気のファイナルコールが入っている。
シゲルキツネダイは、父アドマイヤオーラ、母テイルオブロマンス、母の父Tale of the Catという血統。3代母パンパードスターは米GIIモンマスオークスの勝ち馬。
松岡騎手は「無理をすると突っ張ってしまいそうだったので、気持ちを優先させて乗りました。前半は頭を上げたりして、そういう面を見せていましたが、スピードが乗ってからはハミを取ってくれました。直線で外へ持ち出してからはいい脚でしたね」と人気薄での差し切り勝ちを冷静に振り返っていた。
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