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第78回ダービー(29日、東京11R、GI、3歳オープン国際、せん馬不可、定量、芝2400メートル、1着賞金1億5000万円=出走18頭)大雨の中で行われた3歳頂上決戦は、1番人気オルフェーヴル(栗東・池江泰寿厩舎、牡3歳)が直線で馬群の間から力強く抜け出してV。この世代の日本のサラブレッド7458頭の頂点に立ち、史上22頭目となる皐月賞&ダービーの牡馬クラシック2冠制覇を達成した。タイム2分30秒5(不良)。池添謙一騎手(31)=栗東・フリー=はダービー初制覇。今後は未定だが、菊花賞(10月23日、京都、GI、芝3000メートル)での史上7頭目の3冠馬誕生に、期待が大きく膨らんだ。
1番人気の重圧に加えて、不良馬場という厳しいコンディション。それらを見事にはねのけたパートナーの背中で、池添謙一騎手の涙があふれ出た。土砂降りの中でも、皐月賞馬の末脚はすさまじかった。オルフェーヴルが直線で堂々と突き抜けて、春の牡馬クラシック2冠制覇を達成した。
「1番人気で緊張しましたし、ダービーの重みはずっと感じていましたから…。オルフェーヴルに携わってくれた方々、そして僕に携わってくれた方々に感謝します」
ウイニングランで右手を何度も突き上げた池添が、検量室に戻って涙を拭う。そしてダービージョッキーとなった喜びをじっくりかみしめて、感謝の言葉を口にした。
皐月賞を3馬身差で圧勝したオルフェーヴルの強さは、このダービーで、さらに際立った。いつもの末脚を生かす競馬で、道中は後方を追走。直線に向いて外へ出そうとした時、外のナカヤマナイトに寄られ、さらに内サダムパテックとの間に挟まり「普通の馬ならあそこで終わる」と池添が言うほどの不利を受けた。だが、牡馬としては小柄な444キロの馬体は泥だらけになりながらも、ひるむことなく前を目指し、ラスト200メートルで弾けるように先頭に躍り出た。「すごい勝負根性を見せてくれました」と池添が目を細めるたくましさ。外から猛追したウインバリアシオンに1馬身3/4の差をつけ、3着ベルシャザールはバリアシオンからさらに7馬身も後方だった。
「デビューからコンビを組んできて、この馬と一緒に(ダービーを)獲りたかった」。昨年8月14日、新潟での新馬戦(1着)で、池添はゴール後の向こう正面で振り落とされて負傷。その激しい性格が大成へのネックだったが、8戦全てで手綱を取り、課題を克服してきた。
デビュー間もない頃、ダービーを勝つ夢を見た池添は今年、また同じ夢を見た。「夢は人に話すと叶わなくなる」。その言い伝えを守り通し、出会ったオルフェーヴル。「14年目でやっと言えました。父(池添兼雄調教師)にも、初めて自慢できます」。固い絆で結ばれたコンビが、今、ホースマンの夢に到達した。
84年のグレード制導入後で史上最年少のダービートレーナーとなった池江泰寿調教師(42)=栗東=は、池江泰郎元調教師(05年ディープインパクトで3冠)に次ぐ史上2組目の父子ダービー制覇も達成。「個人的には3冠の重みを感じています」と菊花賞、そして、父と同じ3冠馬誕生に思いを馳せる。過去に東京で皐月賞を制した64年の3冠馬シンザン、天馬トウショウボーイらの名馬に続く道を、オルフェーヴルは突き進む。 (黒田栄一郎)
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