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第28回マイルチャンピオンシップ(20日、京都11R、GI、3歳以上オープン、定量、芝1600メートル、1着本賞金1億円=出走18頭)池添謙一騎手騎乗の5番人気エイシンアポロン(牡4歳、栗東・松永昌博厩舎)が5度目の挑戦で初のGI制覇。勝ちタイム1分33秒9(稍重)。
クビ差の2着には内で粘った11番人気フィフスペトル、3着には大外を伸びた4番人気サプレザが入った。また、1番人気に支持されたリアルインパクトは直線伸びきれず5着、仏国から参戦した3番人気イモータルヴァースは出遅れが響き7着、2番人気リディルは直線伸びを欠いて14着に敗れた。
3冠ジョッキーを背に、エイシンアポロンが堂々とマイル王の座に君臨した。
主導権を握ったシルポートが前半600メートル通過34秒4という緩いラップを刻むなか、「スタートと位置取りに意識して乗った」と語る池添騎手に導かれて、5番手の絶好位を追走。折り合いを欠いて苦しむリディルとは対照的に、直後のインでピタリと折り合った。こうして温存した脚は、当然のように牙をむいた。
迎えた直線。馬場のド真ん中に進路を移すと、鞍上の叱咤に応えるように真一文字の伸び。内で最後まで粘ったフィフスペトルをクビ差退けて、栄光のGIゴールへ飛び込んだ。“ギリシャ神話の太陽神”に由来する馬名のとおり、混沌としていたマイル界でまばゆい輝きを放った瞬間だった。
「最後までがんばってくれた」と愛馬をねぎらう池添騎手。オルフェーヴルとのクラシック3冠、カレンチャンで勝ったスプリンターズSに続き、今年のGI5勝目だ。
元々、マイルCSの騎乗予定はなかった。ところが、アポロンの主戦騎手が騎乗停止したことによって依頼が舞い込んだ。10年の皐月賞(11着)以来のコンビ再結成。今年の勢いそのままに、そのチャンスを結実させた。来週のジャパンCには同じ“勝負服”のダービー馬エイシンフラッシュで臨む。3冠ジョッキー・池添謙一の快進撃は、まだまだ終わりそうにない。
エイシンアポロンは父Giant’s Causeway、母Silk And Scarlet、母の父Sadler’s Wellsという血統の米国産馬。通算成績14戦4勝。重賞は09年の京王杯2歳S(GII)、11年の富士S(GIII)に続く3勝目。池添謙一騎手は03、04年のデュランダル以来3度目のマイルCS制覇。松永昌博調教師は開業6年目でのGI初勝利となった。
池添謙一騎手
「考えていた通りの競馬ができた。この馬に乗るのは皐月賞以来だが、ずいぶん大人になり、乗りやすくなっていた。抜け出してからも気を抜くことなく走ってくれた」松永昌博調教師
「GI勝ちはジョッキー時代を通しても初めてで、何とも言えない気持ちだ。レースは安心して見ていられた。直線でフィフスペトルと競い合う形になったが、外にいた分、勝てると思った」
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