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第142回天皇賞・秋(31日、東京11R、GI、3歳上オープン国際(指)、定量、芝2000メートル、1着本賞金1億3200万円=出走18頭)ウオッカ超えを達成だ! 天皇賞・秋は1番人気の4歳牝馬ブエナビスタが2馬身差で圧勝。ウオッカの5歳5月を抜き、牝馬としては史上最速のGI5勝目を決めた。タイム1分58秒2(稍重)。父は99年優勝スペシャルウィークで、天皇賞の父娘制覇は史上初。また、欧州の名手クリストフ・スミヨン騎手(29)=フランス拠点=もJRA・GI初勝利。コンビを継続して、次走のジャパンC(28日、東京、GI、芝2400メートル)でGI6勝目を狙う。
欧州からやってきた名手クリストフ・スミヨン騎手が、迫ってこない後続を確認するように直線で何度も、何度も、後ろを振り返る。それほどまでに、次元の違う強さだった。現役馬の頂点を競う伝統の一戦は、4歳牝馬ブエナビスタが2馬身差で完勝。4歳10月のGI5勝目は、牝馬ではウオッカの5歳5月を抜き最速での到達。そのあまりにも強く、華麗な走りに、8万3900人の大観衆が酔いしれた。
その思いは、落馬負傷の横山典騎手に替わって手綱を取ったスミヨンも同じ。ウイニングランで何度もパートナーの首すじを撫でてその走りを称えると、馬上で感極まって、スタンドにステッキ、手袋を投げ入れた。
「ザルカヴァ(08年凱旋門賞馬)がボクのベストホースだけど、ブエナビスタもよく似ているよ。ジャパンCや有馬記念を勝てば、それ以上になるかもしれないね」
それはスミヨンにとって、最高の賛辞だ。ザルカヴァは3歳時に凱旋門賞を圧勝するなど、生涯7戦全勝。その名牝を引き合いに出し絶賛した。
確かに、ブエナビスタの走りは完ぺきだった。追い込む競馬が多かったが、スミヨンは「いつもより短めの距離だったので、少し気合をつけて行った」と積極的な騎乗。その鞍上の意図をくみ取り、楽に中団を追走だ。
4コーナーまでじっくりと脚をため、直線に向いて少し外に出すと、前に進路が開く。あとはそのビクトリーロードを突き進むだけ。「馬が(走りを)自分でわかっているかのように抜けていった。直線は、どの馬よりもいい脚を使ってくれた」。ラスト300メートルで抜け出した後、スミヨンのムチは、最後まで1発も入ることがなかった。
牡馬相手でのGI制覇はこれが初めて。それでも「4コーナーを回ったら、安心して見ていられた」と松田博資調教師が振り返る圧勝劇で、99年春秋制覇の父スペシャルウィークに次ぐ史上初の“父娘”盾制覇も達成だ。3月のGIドバイシーマクラシック2着から帰国後、短期間で使ったヴィクトリアマイルはクビ差の辛勝、宝塚記念はナカヤマフェスタの2着に敗退も、状態が本物ではなかった。この天皇賞こそが、真のブエナの姿だ。
「年度代表馬を狙うため、獲れるところは全部獲る」と宣言していた松田博師。東京はGI3戦3勝で、再びスミヨンとタッグを組むジャパンCに期待は高まるばかり。そして有馬記念(12月26日、中山、GI、芝2500メートル)へ。年度代表馬へ向かって突き進む。(高尾幸司)
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