《本紙の狙い》
キャプテントゥーレを中心視した。前走の
AJCCは11着。人気を裏切ったが、体調がひと息で、距離も少し長かった。ここ目標に立て直し、いい頃の調子を取り戻しており、久々の不安は皆無といっていい。マイルは
デイリー杯2歳Sを勝ち、昨秋の
マイルCSは距離ロスがありながら、小差の4着。持ち味が存分に生きる。
トライアンフマーチは阪神ならば、巻き返し必至だろう。
★最新ナマ情報
芝のマイル戦は2勝目を挙げた一昨年の千両賞以来となる(18)
リーチザクラウンは坂路調整。力むことなく、軽めのキャンターながらも、確かなフットワークで1本駆け上がった。「状態は前走と変わらないが、悪くなることはまずないだろう。体重もおそらく前回(510キロ)と同じぐらいで出せると思う。芝の1600メートルはこの馬に一番合っている条件だと思うし、ここで結果が出ないようでは困る」と橋口調教師は背水の陣で挑む。
58キロを背負って六甲Sを快勝した(9)
スマイルジャックは、15日夜に美浦を出発して、16日午前4時25分に阪神に到着。前走時と同じパターンでの輸送で重賞3勝目を目指す。「先週ビッシリ追ったので、今週はこのくらいで十分でしょう。新しい相手は出てきますけど、ここでもヒケを取らないと思っています」とけいこ役の芝崎調教助手は上位争いを見込んでいる。
(2)
トライアンフマーチは坂路で最終調整。馬なりのまま終い3ハロン伸ばしで43秒6-14秒1をマーク。中山遠征から中1週だが気負いもなく、雰囲気は上々だ。「前走は力を出し切れなかったが、使った後の反動やダメージもなく順調に調整して来られた。阪神の外回りなら紛れがないので、走りやすいと思うし、
安田記念に向かうためにもここで賞金を加算しておきたい」と清山調教助手は巻き返しに期待する。