中央競馬ニュース

【府中牝馬S】レース展望

 0   0   2,500
シェアする  x facebook LINEで送る
【府中牝馬S】レース展望

 2週目を迎える東京競馬場では17日に府中牝馬S(GII、芝1800メートル)が行われる。1着馬にエリザベス女王杯(11月15日、阪神、GI、芝2200メートル)の優先出走権が与えられる重要前哨戦だ。2016年の優勝馬クイーンズリング、18年2着のリスグラシュー、昨年3着のラッキーライラックは本番を制している。今年は登録馬が10頭と少ないが、骨っぽいメンバーがそろい、目が離せない一戦だ。

 昨年のオークスラヴズオンリーユー(栗東・矢作芳人厩舎、4歳)を中心視する。デビュー4連勝でオークスを制するなど、その素質の高さは証明済みだが、ドバイ国際競走中止の影響もあったようで、今年はいまだ勝ち鞍はなし。単勝1・8倍と圧倒的人気に推された前走の鳴尾記念も、ハナ差で2着に敗れた。しかし、良化の余地を残しながらの2着はGIホースの力を示した格好だ。GIIのここなら1年5カ月ぶりの勝利も見えてくる。

 一昨年の阪神ジュベナイルフィリーズ優勝馬のダノンファンタジー(栗東・中内田充正厩舎、4歳)もGIウイナーの貫禄を示したい。この馬も昨年のローズS制覇後、1年1カ月勝ち星から遠ざかっているが、今年の2戦はサンケイスポーツ杯阪神牝馬Sヴィクトリアマイルともに5着と大崩れはしていないので、十分に好勝負が期待できる。

 フェアリーポルカ(栗東・西村真幸厩舎、4歳)は今年、重賞2勝を挙げており、充実一途。前走のクイーンSは6着に敗れたが、当時は3カ月の休み明けの影響があったようだ。叩かれた上積みが期待できる。

 トロワゼトワル(栗東・安田隆行厩舎、5歳)は京成杯オータムHを連覇。逃げてスピードで押し切った昨年とは違い、今年は2番手からレースを進めて最後に差し切る、味のある勝利だった。1600メートルを超える距離は初めてだが、前走のレースぶりを見ると重賞連勝もありそうだ。

 サラキア(栗東・池添学厩舎、5歳)は前走の小倉日経オープンでオープンクラス初勝利を挙げた。これまでローズSエプソムCでともに2着など重賞でも善戦。良馬場なら安定して走れる点が魅力で、連勝で重賞初勝利を狙う。

 シャドウディーヴァ(美浦・斎藤誠厩舎、4歳)も昨年のサンケイスポーツ賞フローラS東京新聞杯でともに2着に入っている。前走のクイーンSは4着に終わったが、東京コースに替わるのは好材料だ。

 シゲルピンクダイヤ(栗東・渡辺薫彦厩舎、4歳)は昨年、桜花賞2着、秋華賞3着と好走したが、その後が案外。それでも前走の京成杯AHは4カ月の休み明けながら5着と善戦しているので注目できる。



府中牝馬Sの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

この記事はいかがでしたか?
ナイス (0)
 ナイス!(0

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

6月16日()
マーメイドS G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

6月9日()
エプソムC G3
函館SS G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
73,123万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 テーオーロイヤル 牡6
51,827万円
9 セリフォス 牡5
51,113万円
10 ナミュール 牝5
50,963万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
40,307万円
2 ダノンデサイル 牡3
38,200万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
32,053万円
4 ステレンボッシュ 牝3
28,331万円
5 アスコリピチェーノ 牝3
22,165万円
6 チェルヴィニア 牝3
21,519万円
7 シンエンペラー 牡3
19,041万円
8 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
9 レガレイラ 牝3
11,278万円
10 ライトバック 牝3
11,256万円
» もっと見る