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GIホース3頭と豪華メンバーがそろった産経賞オールカマーの追い切りが19日に行われ、昨年の皐月賞馬アルアイン(栗東・池江泰寿厩舎、牡4歳)が栗東トレセンの坂路で態勢を整えた。新コンビの北村友一騎手を背にパワフルな動きを見せて調教評価は『S』。久々でも好仕上がりで、皐月賞以来のVに向けて視界良好だ。
昨年の皐月賞馬に、復権のときがきた。アルアインが力強いフットワークで登坂。2週続けて手綱を取った北村友騎手の顔に笑みが浮かんだ。
「良かったですよ。体つきはボテッと映るところはあるけど、乗っていて重苦しさは感じなかった。あとは実戦に行ってどうかですね」
朝一番の坂路で、シルバーポジー(1000万下)を前に見る形でスタート。徐々に加速しながら直線に向き、内から馬体を併せていく。ラスト1ハロンで鞍上から促されるともうひと伸びし、4ハロン52秒4-12秒2で併入。動きを見届けた池江調教師は「久しぶりなので1ハロンは強めにやって、反応や動きはよかった。いい仕上がりだと思います」とうなずいた。
海外GIに初挑戦した香港のクイーンエリザベス2世C5着以来、約5カ月ぶりの復帰戦。暑さを考慮して札幌競馬場に入厩し、当初は札幌記念を視野に入れて調整していたが、調子が上がらず見送った。香港遠征時の追い切りのように、馬場入りする際に気の悪さを見せたため、栗東に戻ったあとは坂路とプール調教を併用して仕上げてきた。
コースで最終追い切りを行ってきたこれまでとは、異なるパターン。それでも担当の音瀬助手は「やるたびによくなっていて、いつもと違う形でもスイッチが入ってきています。大型でも休み明けからしっかり走ってくれますからね。京都記念(2着)くらいのデキにあります」と証言する。これまで休み明けは3カ月半ぶりで2度走って、ともに2着。ブランクが大きな減点にはならないタイプだ。
中山コースは昨春の皐月賞を勝ち、今回と同舞台のセントライト記念で2着と好相性。人気を集める同期のダービー馬レイデオロにも、着順では2勝1敗と勝ち越している。
「(ベストの条件より)1ハロン長いけど、悪くはないと思います。秋初戦としての見通しはいいです」と池江調教師は力強く結んだ。皐月賞後は勝利から遠ざかっているアルアインが、思い出の地で久々の美酒に酔う。 (川端亮平)
★産経賞オールカマーの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
★デビュー13年目大ブレーク
アルアインと新コンビを組むのは北村友一騎手(31)=栗東・フリー。今年はリバティハイツでGIIフィリーズレビューを制するなど68勝を挙げ、全国リーディング7位と躍進(18日現在)。2017年に挙げた年間自己最多の65勝をすでに上回り、デビュー13年目にして大ブレークしている。夏の小倉開催では19勝を挙げてリーディングに輝いた。秋競馬もノリノリ男から目が離せない。
★ダービー馬vs皐月賞馬 61年ぶり2度目対決
今年の産経賞オールカマーでは、昨年のダービー馬レイデオロと皐月賞馬アルアインが激突する。ダービー馬が出走するのは1957年ハクチカラ(2着)、93年ウイニングチケット(2着)、2016年ワンアンドオンリー(7着)以来4頭目で、皐月賞馬の出走は1955年ケゴン(10着)、57年ヘキラク(6着)、90年ドクタースパート(6着)、2004年ダイワメジャー(9着)、15年ロゴタイプ(4着)以来6頭目。ダービー馬vs皐月賞馬は61年ぶり2度目だ。
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