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今週の東西調教ウオッチャーは新潟記念と小倉2歳Sを取り上げる。新潟記念は東京サンスポの片岡、柴田両記者と大阪サンスポの片山記者、小倉2歳Sは大阪サンスポの宇恵、鈴木両記者が参加。調教で気配のよかった馬をピックアップした。
片岡 まずは新潟記念から。美浦ではダービー6着以来のミュゼスルタンの動きがいい。弾むようなフットワークのなかに力強さがあった。大江原調教師は「ぜいたくな夏を過ごすことができた」と仕上がりの良さを強調しているし、古馬相手でも。
片山 関西馬でイチ押しはメドウラーク。大きなフットワークの馬だけど、真っすぐに坂路の急勾配を駆け上がってきた。これはいいよ。逆にダコールは疑問符が…。物見をしたからか、左右にフラフラする面を見せていたのは気になるところ。
片岡 関東馬で穴っぽいのがネオブラックダイヤ。しっかりと調整してきたし、気分よく走れれば一発も。
柴田 アルフレードは1週前に6ハロン78秒0を出して、攻め駆けするアジアエクスプレスをあおっていたほど。今週はWコースでラスト1ハロン12秒4と上々の伸び。好調をキープしています。穴なら、以前より落ち着きが出てきた印象のスイートサルサでしょう。
宇恵 小倉2歳Sはレッドラウダが文句なしの好調教。新潟記念に出走する古馬のクランモンタナを先週は楽々と突き放し、今週はあしらう感じで半馬身先着。2歳馬でここまで動ければ上等でしょう。
鈴木 レッドカーペットは坂路でラスト1ハロン12秒2の切れ味。1週前に同51秒4-12秒9の好時計で負荷をかけているので、仕上がりは問題なさそうです。
★札幌2歳Sの出馬表はこちら★小倉2歳Sの出馬表はこちら
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