中央競馬ニュース

【ユニコーンS】血統診断

 0   1   1,034
シェアする  x facebook LINEで送る

 GIも行われる東京ダート1600メートルは芝コース同様にタフで、スピードとパワーに加えてスタミナも要求される。また、上がりの速い勝負になりやすく、芝でも通用するような切れ味を兼ね備えたタイプが理想だ。

 現時点で16分の12の抽選対象ではあるが、トップ評価はグレナディアーズとする。父ネオユニヴァースの産駒はダートや芝の道悪にも良績を残しており、サンデーサイレンス系の中でも馬場不問のタイプ。桜花賞馬の祖母キョウエイマーチは交流GI南部杯でも2着があり、近親には芝、ダートの両方で活躍馬が多くいる。15日には半弟のアヴニールマルシェが新馬勝ちし、母系は活力もある。

 アジアエクスプレスは東京ダート2戦2勝で、芝でもGIを制覇と適性は申し分ない。父ヘニーヒューズは3歳時に米国のダート短距離でGIを2勝。代表産駒のビホールダーは米2歳女王に輝き、3歳時にもブリーダーズCディスタフなどGIを4勝した。父、母系ともにスピードとパワーに優れ、ダートに替われば芝以上のパフォーマンスが期待できる。

 メイショウボーラーは当該舞台のフェブラリーSを当時のコースレコードで逃げ切り、産駒も今年のヒヤシンスSでワンツーを決めるなど、舞台適性が高い。メイショウパワーズは母の父が芝、ダートを問わず欧米でGI馬を多数出しているイルーシヴクオリティで、4代母はケンタッキーオークス馬と母系の質も上々。時計の速い決着になれば、なおいい。ニシケンモノノフは母系もダート向きだが、やや活力に欠ける。

 コーリンベリーは父サウスヴィグラスがJBCスプリントの優勝馬。母系も短距離向きで1ハロンの延長は歓迎とはいえないが、父の産駒は距離の融通が利くタイプが多く、軽視はできない。

 バンズームは芝、ダートを問わず東京マイルを得意とするシンボリクリスエス産駒で、母は交流重賞で3着の実績がある。レッドアルヴィスは父がダート王ゴールドアリュールで、半兄にNHKマイルCの覇者カレンブラックヒル(父ダイワメジャー)がいる。ともに東京向きのスピードがあり、レース適性は高い。 (血統取材班)

ユニコーンステークスの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら

この記事はいかがでしたか?
ナイス (1)
 ナイス!(1

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

4月28日()
天皇賞(春) G1
4月27日()
青葉賞 G2
ユニコーンS G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

4月21日()
マイラーズC G2
フローラS G2
4月20日()
福島牝馬S G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 セリフォス 牡5
49,313万円
9 ジャックドール 牡6
49,004万円
10 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る