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春のマイル王を決める安田記念に向けてサトノアラジン(栗東・池江泰寿厩舎、牡5)が1日、栗東トレセンで追い切りを行った。京王杯スプリングカップで重賞初制覇を飾った上がり馬は、CWコースの3頭併せで力強く先着。さらなる上昇をアピールして、サンケイスポーツ調教評価でも最高ランクの『S』をゲットした。心身ともに本格化を遂げた素質馬が、王者・モーリスに挑む。
★川田将雅トーク
--追い切りの感触は
「目いっぱいではありませんが、すごくいい雰囲気で終えることができました」
--前走の京王杯SCで重賞初制覇
「初の1400メートルにも上手に対応して、4コーナーの手応えも抜群。素晴らしい末脚を持っていますし強い内容でした」
--セールスポイントは
「よくも悪くも跳びが大きいので、ゲートはゆっくりになりますが、それを補って余りある末脚が使えます」
--今回は東京マイルが舞台。勝てば、川田騎手は昨年(モーリス)に続き連覇になる。どんなレースをしたい
★連覇なら史上2人目
「1400メートルより1600メートルの方が、流れに乗ってレースをしやすいと思います。僕の個人的なことよりも、この馬のリズムで走らせて、脚をためることができればいいですね」
先週の日本ダービーをマカヒキで勝ち、GI8勝目を飾った川田騎手が、2週連続GI制覇を目指す。安田記念には、これまでに4回騎乗。昨年は、今回のライバルとなるモーリスで制しており、勝てば自身は連覇にもなる。1984年のグレード制導入後、騎手で連覇を果たしたのは1997年(タイキブリザード)、98年(タイキシャトル)の岡部幸雄元騎手の一人しかいない。
★安田記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら!調教タイムも掲載
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