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今週は東西の重賞、東京新聞杯ときさらぎ賞が対象だ。美浦から東京サンスポの片岡、柴田両記者、栗東からは大阪サンスポの鈴木、川端両記者が参加し、最終追い切りを入念にチェック。狙い馬をピックアップした。
片岡 あ~、どうしよう。迷うわ。
柴田 どうしたんですか? 難しい顔して。
片岡 東京新聞杯に出走する関東馬の取捨が難しいんや。GI馬ダノンプラチナは、東京コースで3戦全勝と相性抜群。ただ、香港マイル(7着)からの帰国初戦で、調整期間も短いせいか、動きが少し物足りないような…。当日のパドックを見てから決めたいわ。
柴田 僕はグランシルクが気になっているんですが、この馬も特筆するほどの動きではないんですよね。Wコースで速いタイムが出て半馬身先着したものの、併せた相手は馬なり。手応えで見劣ったのがどうなのか…。
鈴木 それなら、関西馬のダッシングブレイズがお薦めです。今週は7、8分程度でしたが、しっかりとした脚さばきで登坂。充実一途で、素質はここでもヒケを取りません。
川端 京都のきさらぎ賞は少頭数。その中でもロイカバードがよく見えました。しまい重点とはいえ、CWコースでラスト1ハロン11秒9。切れ味に磨きがかかった感じですし、良馬場なら楽しみですね。
鈴木 2戦2勝のサトノダイヤモンドは、CWコースの併せ馬で2馬身先着。鞍上のルメール騎手は「反応がよくなった」と口にしていました。ストライドが大きく、折り合いもスムーズ。調教でも大物感があります。
川端 ロワアブソリューも侮れませんよ。馬なりで4ハロン52秒7-12秒3と上々の時計で登坂。デキは問題ありません。
★東京新聞杯の出馬表はこちら★きさらぎ賞の出馬表はこちら
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