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1週間の密着取材で勝ち馬を探り出すGI企画で、阪神ジュベナイルフィリーズ(13日、阪神、芝1600メートル)は、2年連続でこのレースの3連単を的中させている東京サンスポの藤沢三毅記者(29)が担当する。連載初日は、前哨戦のファンタジーSを制したキャンディバローズに注目した。距離やコースは初めてで克服すべき課題は多いが、前走の再現はあるのか。その可能性を探った。
快晴の下で迎えた栗東トレセンでの取材初日、ターゲットはキャンディバローズだ。
初勝利はデビュー2戦目で、好位から抜け出し、札幌芝1500メートルの2歳コースレコードをマーク。前走のファンタジーSは4番手を進むと、逃げたメジェルダとの差を外から一完歩ずつ詰め、4着までがタイム差なしの接戦を制した。
藤田助手は「前走はスタートも良く、前に馬を置いて理想的な競馬ができました」と振り返る。“理想的”と言うのには理由がある。
2011年の函館2歳Sを勝ったファインチョイス(父アドマイヤムーン)も産駒の1頭である母アフレタータは、キャンディバローズを産んだ約3週間後、種付けを終えた帰途に乗っていた馬運車が交通事故に遭い、この世を去った。他の誕生後の子と同じように、当時も母のそばにいた娘は奇跡的に無事。その後は母なしで育った。
「そんなことがあったせいか、普段も周りに馬がいなくなると不安になってしまうんです。だから札幌のときみたいに先に抜け出すより、前走のように最後まで他の馬と一緒に(並ぶ形で)走れた方がいいんだと思いますよ」と藤田助手。最後に抜け出せるのは、競走馬の本能と能力の高さゆえか。
長所を尋ねると「バランスの良さ」と即答。「一瞬の切れが持ち味。雨さえ降らなければと思っています」。幸いにも現時点の予報で週末に降雨の可能性は低い。ルメール騎手からアッゼニ騎手に乗り替わるが「先週の金曜に乗ってもらい、馬の雰囲気を感じ取ってもらいました」と話す。
「桜花賞を目標にして、ここまでほぼ予定通りにきています。それに期待以上の結果で応えてくれていますね」
幼い頃の苦境を乗り越えた小柄な牝馬が、女王の座を射止めるシーンは十分にありそうだ。
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★展望
混戦だが、前哨戦のアルテミスSを大外から差し切ったデンコウアンジュの決め手は上位だ。向こう正面で先頭に立ってクビ差の2着だったメジャーエンブレム、重賞3着2回のクロコスミアも能力は高い。ファンタジーSで好位から差し切ったキャンディバローズ、アタマ差の2着に逃げ粘ったメジェルダ、3着ブランボヌール(函館2歳S1着)は、いずれもディープインパクト産駒。他にもアドマイヤリード、アットザシーサイドなど、主役候補は多彩だ。
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