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【血統アナリシス】フラワーC2024 Sadler’s Wells内包馬は人気薄でも要注意、近年はスペシャルウィークも異彩を放つ

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【血統アナリシス】フラワーC2024 Sadler’s Wells内包馬は人気薄でも要注意、近年はスペシャルウィークも異彩を放つ


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はフラワーC2024・血統予想をお届けします!


大まかな種牡馬傾向としてはディープインパクト系とキングカメハメハ系の二極化状態にあり、2016~2022年はその2系統に属する馬たちで7連勝を飾っている。なお、2020年アブレイズ(父キズナ)、2021年ホウオウイクセル(父ルーラーシップ)とそれぞれの後継種牡馬の産駒からも勝ち馬が出た。一方、血統表内ではSadler's WellsやFairy King(=全兄弟)の血脈が注目に値し、2017年2着シーズララバイ(8番人気)、2022年2着ニシノラブウインク(9番人気)、2023年2着ヒップホップソウル(8番人気)などの好走例を踏まえれば、内包馬は人気薄にも気を配る必要があるだろう。

ほか、古くからNijinskyの血を引く馬も存在感を放ち、2020年3着シーズンズギフト、2021年1着ホウオウイクセル、2022年2着ニシノラブウインク、2023年1着エミューなど、近年はスペシャルウィークを介して同血脈を保持する馬が上位を賑わせている。

カニキュルは、父エピファネイア×母シャルール(母の父ゼンノロブロイ)。まだ同産駒から勝ち馬は出ていないものの、20年3着シーズンズギフト、22年2着ニシノラブウインクが馬券に絡む活躍をみせている。前者とは「母の父ゼンノロブロイ」が共通する血統構成も意識しやすく、同配合から今年のフェアリーSを勝ったイフェイオンが出た勢いにも注目できる。少しエンジンのかかりが遅いため、少頭数で行われることも好都合だろう。


フォーザボーイズは、父エピファネイア×母カゼルタ(母の父ハービンジャー)。上記カニキュルと同産駒となるが、父は「スペシャルウィーク×Sadler’s Wells」という母シーザリオの配合を評価しやすいため、血統傾向からも今後の動向を注視したい種牡馬となる。本馬においてはハービンジャーとスペシャルウィークを併せ持つことも興味深く、昨年の勝ち馬エミューはもちろん、重賞を5勝したディアドラなども引き合いに出しやすい。


【血統予想からの注目馬】
カニキュル ⑫フォーザボーイズ


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