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秋のGIシリーズは東京競馬場に舞台を移して、中距離の頂点を決める天皇賞(秋)が行われる。ブエナビスタやアーネストリーといった古馬が人気を集めるが、今年はイキのいい3歳馬が史上最多となる5頭も出走する予定。中でも注目されるのは、アリゼオだ。あのオグリキャップ以来、22年ぶりに3歳馬として最重要前哨戦の毎日王冠を制覇。父シンボリクリスエス以来となる3歳馬の天皇賞Vを目指す。
史上最多となるズラリと並んだ5頭の3歳馬。その中でもキラリと光るのが、スプリングS、毎日王冠のGII2勝の実績を持つアリゼオだ。天皇賞(秋)の最重要前哨戦の毎日王冠は、88年のオグリキャップ以来22年ぶりとなる3歳馬としてのV。その勢いに乗って、大金星を狙っている。
「前走後も疲れはなく順調に来ています。春よりも精神面での成長が感じられるし、力もつけていますね」
古馬と初対戦となった前走を制したことで、橋本篤典調教助手も本番への手応えを感じている。昨年11月14日の東京の新馬戦(芝2000メートル)でのちの皐月賞2着馬ヒルノダムールをクビ差2着に退けたように、早くから注目されていたアリゼオだが、3冠路線では皐月賞5着、ダービーでは13着に敗れていた。そこで陣営は中距離路線へと方針を転換。夏場の休養で精神面も大きく成長し、毎日王冠では落ち着き払った姿を披露した。実戦でも地力強化を印象づける快勝。大一番を前にして、確かに上昇気流に乗っている。
近年は馴致(じゅんち=初期の訓練)、育成技術の発達で、以前と違って3歳馬は秋になれば古馬との差はほとんどなくなるというのが定説。天皇賞(秋)で3歳馬の勝利が少ないのは、有力馬の出走自体があまりないからだという見方もできる。
今年3歳馬が勝てば、8年ぶり。その時の勝ち馬は、奇遇にもアリゼオの父シンボリクリスエスだった。シンボリクリスエスに騎乗した岡部幸雄さんは「今の時期に2キロの斤量差があれば、古馬も3歳馬も変わらない」と証言。95年にも3歳馬ジェニュインに騎乗してハナ差2着だった名手の言葉は心強い。天皇賞での3歳馬は、4歳以上の馬より2キロ軽いアドバンテージがある。俗に1キロ1馬身といわれるだけに、3歳馬にもチャンスが多いのは明らかだ。
「まだ若いので、“こういう馬”と決めつけるのは早いと思います。控える形で勝てたのは収穫ですし、次はもっといいかもしれませんよ」
前走が初騎乗だった福永祐一騎手も、虎視眈々と一発を狙う口ぶり。歴戦の古馬が相手でも、一歩も引くことはない。好材料に満ちあふれたアリゼオが、史上4頭目の3歳馬Vを目指す。(黒田栄一郎)
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