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【ズバリ!調教診断】プロキオンS 復調気配の8歳馬!さきたま杯を制したアノ馬は好調を維持!

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日曜日に行われるプロキオンSの出走馬の追い切り内容について、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。


サクセスエナジー
この中間は前走の大幅馬体減を考慮しつつ、慎重に調整を施している印象。栗東坂路で実施した今週の併せ馬では、尻ステッキを入れるも反応はイマイチ。最後は併入に持ち込んだものの、とにかくズブさが目立つ。タイム的には合格点だが、中間の調整過程と最終追いの動きをみるに、前回以上のパフォーマンスを望むのはどうか。あっても3着まで、というスタンスで構えるのが正解かもしれない。

ダノングッド
6月半ばから調教を再開し、栗東CW主体の調整。1週前追いは、上がり重点の内容でラスト1F11秒台前半の好ラップをマーク。今週の追い切りでもマズマズの上がりタイムを記録した。一方で、ひと息入った大型馬であることを考えると、負荷をかけた攻めが少ない印象。良くなるのは、ここを使ってからではないか。

ドンフォルティス
5月下旬から調教本数を重ね、相応のタイムを刻んでいるが、強い攻めが少なくピッチが上がってこない印象。今週の坂路追いについても、まとまったフォームで走れている一方、僚馬に対して自ら競る気配はなく、モチベーションが不足しているように映る。今回は期待よりも不安のほうが大きい。


ヴェンジェンス
26日に栗東坂路で強めに追われ、ラスト2F24秒3-12秒2を記録。今週の坂路追いでは、ラスト2F24秒8-12秒3の好ラップをマークした。ジョッキー騎乗かつ上がり重点の内容とはいえ、馬場の荒れた時間帯に終始楽な手応えで刻んだものだけに、相応の価値はある。大きな上積みまではどうかも、いい雰囲気であることは間違いない。

サンライズノヴァ
1週前に栗東坂路で終い重点ながら、ラスト2F24秒7-12秒3をマーク。今週の坂路追いは序盤から攻め、4F50秒3を記録、ジョッキー騎乗のアードラーに先行先着を果たした。好調時は追走先着が多かったので過信は禁物だが、1度叩いて上向いているのは確か。警戒を怠れない1頭と言えよう。

ワンダーサジェス
2週前に栗東CWでラスト1F11秒台を計時。1週前の坂路追いでは、ラスト2F25秒1-12秒5のタイムを余力残しでマークした。ただ、今週の坂路追いの気配は今ひとつ。ラスト1Fこそ12秒3を記録したものの、首が上手く使えておらず、そのぶんスピードの乗りが悪いように映る。良化途上の感は拭えず、今回は見送りが賢明ではないか。

アディラート
2週前と1週前に栗東坂路で及第点のタイムをマーク。今週の坂路追いは終いをサラッと伸ばす内容だったが、ラスト2Fの区間ラップは13秒6-12秒3。確かな脚力を見せつけた。手前の切り替えもスムーズで、動きに淀みは感じられない。それゆえ、デキ落ちの心配はなさそう。力を出せる状態とみる。

ウインムート
2度の地方遠征後ということもあってか、この中間は栗東坂路で軽めの調整。とはいえ、1週前に4F51秒9、ラスト2F24秒3-12秒3をマーク。今週の追い切りでは、悠々と加速ラップを記録した。やや力強さに欠けるように映るが、昨年(3着)も似たような雰囲気だったことを考慮すると、さしたる問題ではなさそう。好調キープとみていいだろう。

マテラスカイ
2週前、1週前と栗東坂路で4F50秒台をマーク。今週の坂路追いでは、良好なコンディションの早い時間帯とはいえ、重発表のなか、4F51秒8、ラスト2F23秒7-11秒9の好タイムを記録した。少し硬めの走りではあるが、マイナス評価するほどのものではない。海外遠征明けとすれば上等の部類だろう。超抜とは言えないまでも、合格点のデキにある。

アルクトス
最終追いは南Pで併せ馬を実施。折り合い重視の内容だったが、掛かることなく追走先着を果たした。少し後肢が非力に映るが、四肢の可動域は広く、自身のパフォーマンスをキッチリと示している印象。鞍上の合図に対する反応も悪くなく、これといった減点材料は見当たらない。いい仕上がりで臨めそうだ。

オールドベイリー
最終追いは栗東Pコースで実施。5F64秒ソコソコ、4F49秒台のタイムを刻んだが、ラスト1Fは13秒近辺と失速気味。気性的に難があり、稽古がアテにならないタイプとはいえ、心許ない内容であることは確か。ましてや重賞の舞台。展開が向いたとしても、複勝圏内に届くイメージは湧いてこない。


ミッキーワイルド
栗東坂路で行われた1週前追いでは、追走遅れを喫したものの、4F51秒3を計時し、ラスト2Fを24秒7-12秒6でまとめる上々の内容。今週の坂路追いは反応を確かめる程度の調整ながら、ラスト2F24秒8-12秒1の好ラップをマークした。ブレの少ないフォームで登坂する姿はなかなかのもの。終いが甘くなりがちな馬だけに、2週続けて2F25秒を割ってきた点も好感が持てる。攻めの良さを活かすことができれば、怖い1頭になりそうだ。

アードラー
最終追いは栗東坂路で併せ馬を実施。序盤からハイラップを刻み、4F50秒4、ラスト2F24秒4-12秒5の好時計を記録した。ただ、ジョッキー騎乗で先に仕掛けながら、後仕掛けのサンライズノヴァにアオられたところはいただけない。前半の活気ある動きと、4F自己ベストを叩いたことは評価できるが、相手強化の重賞で変わり身まではどうか。積極的には手が出ない。

キングズガード
1週前に栗東CWで行われた3頭併せでは、6F81秒台と同馬にしては上等のタイムをマーク。同じくCWで実施した今週の3頭併せは、最後方から徐々にピッチを上げる内容だったが、バランスのとれた好ラップを記録。僚馬2頭に優勢のかたちでフィニッシュした。最近の同馬に見られなかった前進気勢が出ている印象。昨年の当レース(7着)に臨んだ際の中間内容と比較しても今回のほうが上。復調とみていいのではないか。

プロトコル
中1週ということもあり、最終追いは坂路で上がり重点の調整。2勝クラスを前に置き、軽く促されると気合乗り良く、併入(やや優勢)に持ち込んだ。ラスト2Fのタイムは25秒1-12秒4。悪くない内容ではあるが、調教巧者の同馬にとっては平常運転の部類。その点を勘案すると、一変を見込めるだけの根拠に乏しい。劣勢は否めないだろう。



ウマニティ重賞攻略チーム

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