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第17話 「桜花賞」
07年 35.7-24.1-33.9 =1.33.7 ▼4▼10△11 瞬発戦
08年 34.6-23.9-35.9 =1.34.4 ▼4▼1△10 平坦戦
09年 34.9-24.2-34.9 =1.34.0 ▼5▼1±0 瞬発戦
桜花賞が外回りで行われたのは過去3回しかないがその3回が三者三様。
前後半3F差を比べれば一目瞭然か
07年 -1.8秒 スローの上がり勝負
08年 +1.3秒 前傾ラップの平坦戦
09年 0.0秒 中盤の緩い瞬発戦
瞬発コースではあるがメンバー次第、馬場次第、騎手次第で展開は変わる可能性があるということです。
今年の登録メンバーを見てみると逃げる確率がもっとも高いのはジュエルオブナイルかなと思われます。
桜花賞では幸Jが騎乗予定。
その幸Jといえば昨秋に「幸さん秋の暴走祭り」(>勝手に命名しちゃってますけど)で阪神外回りコースをガンガンに飛ばしまくったのですが年末以降は自粛気味。
あれをやられちゃうと非常に予想が困難になります。
今年の桜花賞の鍵は「幸騎手と馬場(天候)」ということにしておきます。
今日はこれまでに行われたレースを並べてみます。
これで何かが見えてくるはず。
(注意)
並、速、遅、の表記は該当レースの平均値に比べてのものです。
なのでチューリップ賞のようにどちらかといえばスローの上がり勝負なのに例年がもっとスローのため(並-並-遅)というケースがあります。
【阪神JF】
35.1-24.5-35.3 =1.34.9 ▼5▼7△13 瞬発戦 +0.2秒
(遅-遅-並)
【フェアリーS】
33.8-23.0-38.0 =1.34.8 △8▼2△6 平坦戦 +4.2秒
(速-速-遅)
【エルフィンS】
35.4-25.6-35.1 =1.36.1 ▼8▼5△1 瞬発戦 -0.3秒
(速-遅-遅)
【クイーンS】
35.0-24.1-35.2 =1.34.4 ▼4▼3△7 平坦戦 +0.2秒
(速-速-並)
【チューリップ賞】
36.0-24.8-35.3 =1.36.1 ▼6▼6△8 瞬発戦 -0.7秒 重馬場
(並-並-遅)→重馬場注意
【アネモネS】
35.3-24.2-36.1 =1.35.6 △1▼4±0 平坦戦 +0.8秒
(並-並-並)
【フィリーズR】
35.0-12.1-35.7 =1.22.8 ▼3△2▼1 平坦戦 -0.7秒
(遅-遅-並)
【フラワーC】
36.5-38.7-35.1 =1.50.3 ▼6▼4▼4 瞬発戦 -1.8秒
(並-遅-速)
これを見て感じるのは
・中盤が緩む瞬発力勝負ではアパパネが有力
・そこそこ速く流れ底力勝負になればアプリコットフィズが有力
・最も前傾ラップだったフェアリーS、最も後傾ラップだったフラワーCで共に連対したコスモネモシンは逆転の一番手
・重馬場にでもなってパワーを問われた場合ショウリュウムーンは侮れない
・若干足りない気がするが展開一つで逆転可能なのはアニメイトバイオ、ラナンキュラス
・激流になって前総崩れになればサウンドバリアー、プリンセスメモリーの可能性ありか
といったところ。
兎にも角にも注目すべき点は中盤の2Fになるだろう。
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。
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