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2024年6月30日(日) | 北九州記念 G3 | ラジオNIKKEI賞 G3 |
---|
着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
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1 | 1 | 2 | 牡4 | 57.0 | 松山弘平 | 美 牧光二 | 518(-2) | 1.57.4 | 8.8 | 5 | 37.0 | ①①①① | |||
2 | 3 | 6 | 牡5 | 57.0 | 菱田裕二 | 栗 大久保龍 | 486(0) | 1.57.4 | クビ | 5.7 | 3 | 36.4 | ⑧⑥⑨⑦ | ||
3 | 6 | 12 | 牡6 | 57.0 | 酒井学 | 栗 西園正都 | 520(+2) | 1.57.5 | 1/2 | 33.3 | 10 | 37.0 | ②②②② | ||
4 | 5 | 9 | 牡5 | 57.0 | 藤岡佑介 | 栗 矢作芳人 | 558(-8) | 1.57.6 | クビ | 112.9 | 16 | 36.9 | ⑥⑥⑤⑤ | ||
5 | 2 | 3 | 牡5 | 57.0 | 西村淳也 | 美 堀宣行 | 486(-2) | 1.57.7 | 3/4 | 16.1 | 7 | 36.8 | ⑩⑩⑦⑥ | ||
6 | 4 | 7 | 牡6 | 57.0 | 太宰啓介 | 栗 高橋亮 | 522(+2) | 1.57.9 | 1 1/2 | 6.6 | 4 | 36.4 | ⑬⑬⑬⑫ | ||
7 | 3 | 5 | 牡7 | 57.0 | 岩田望来 | 栗 四位洋文 | 494(0) | 1.58.0 | クビ | 5.1 | 2 | 36.8 | ⑩⑩⑩⑩ | ||
8 | 5 | 10 | 牡6 | 57.0 | 幸英明 | 栗 大久保龍 | 510(+3) | B | 1.58.0 | クビ | 18.1 | 9 | 37.3 | ⑤⑤③③ | |
9 | 8 | 16 | 牡5 | 57.0 | 水口優也 | 栗 池江泰寿 | 510(-2) | 1.58.2 | 1 1/2 | 35.3 | 11 | 37.0 | ⑫⑫⑩⑩ | ||
10 | 4 | 8 | 牡6 | 57.0 | 斎藤新 | 栗 池添学 | 546(-4) | B | 1.58.4 | 1 | 4.9 | 1 | 37.7 | ③③③③ | |
11 | 7 | 14 | 牡4 | 57.0 | 鮫島克駿 | 栗 宮本博 | 542(-6) | B | 1.58.6 | 1 1/4 | 9.0 | 6 | 36.8 | ⑯⑯⑯⑮ | |
12 | 7 | 13 | 牡6 | 57.0 | 武豊 | 栗 大橋勇樹 | 494(0) | 1.58.6 | クビ | 84.9 | 14 | 37.0 | ⑮⑭⑭⑮ | ||
13 | 1 | 1 | 牡6 | 57.0 | 坂井瑠星 | 栗 矢作芳人 | 514(+4) | 1.58.9 | 1 1/2 | 63.5 | 13 | 37.5 | ⑭⑭⑭⑬ | ||
14 | 6 | 11 | 牡4 | 57.0 | 和田竜二 | 栗 吉田直弘 | 448(+4) | 1.58.9 | クビ | 46.1 | 12 | 37.6 | ⑥⑥⑩⑬ | ||
15 | 8 | 15 | セ6 | 57.0 | 池添謙一 | 栗 池添学 | 492(+2) | 2.00.3 | 8 | 16.4 | 8 | 39.3 | ⑧⑨⑦⑦ | ||
16 | 2 | 4 | 牡4 | 57.0 | 松若風馬 | 栗 音無秀孝 | 524(+2) | B | 2.00.3 | ハナ | 97.4 | 15 | 39.6 | ③③⑤⑦ |
ラップタイム | 7.1 - 10.8 - 11.3 - 12.9 - 12.8 - 12.8 - 12.7 - 12.2 - 12.2 - 12.6 |
---|---|
前半 | 7.1 - 17.9 - 29.2 - 42.1 - 54.9 |
後半 | 62.5 - 49.7 - 37.0 - 24.8 - 12.6 |
■払戻金
単勝 | 2 | 880円 | 5番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 2 | 340円 | 6番人気 |
6 | 260円 | 4番人気 | |
12 | 970円 | 11番人気 | |
枠連 | 1-3 | 1,230円 | 3番人気 |
馬連 | 2-6 | 3,810円 | 15番人気 |
ワイド | 2-6 | 1,550円 | 18番人気 |
---|---|---|---|
2-12 | 4,090円 | 47番人気 | |
6-12 | 3,420円 | 40番人気 | |
馬単 | 2-6 | 6,840円 | 26番人気 |
3連複 | 2-6-12 | 38,830円 | 122番人気 |
3連単 | 2-6-12 | 161,560円 | 513番人気 |
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◆ヴィクティファルス・池添師「追い切りは自分から手前を替えていて状態はいい。あとはレースでやる気を出せば」
◆オーロイプラータ・宮本師「体が絞れて上積み十分。相手は強いが、頑張ってほしい」
◆カフジオクタゴン・福岡助手「動きが軽やかになってきた。相手が強くなるのがどうか」
◆クリノドラゴン・大橋師「ここ2走は競馬になっていない。手の合うジョッキーで」
◆グロリアムンディ・幸騎手「能力は高いと思う。乗りやすすぎるので、競馬に行けばこっちが馬に気持ちを入れないといけないかも」
◆サンデーファンデー・音無師「調教は走らないからあんなもの。使っての上積みに期待」
◆スレイマン・池添師「前走のようにもまれなければ力は出せる。しっかりしてきたので、レース間隔は問題ない」
◆ゼットリアン・高島助手「順調です。筋肉がついて、徐々に力をつけています」
◆テンカハル・宮内助手「使ってきているので反応をみる程度。この馬なりに反応してしてくれました」
◆ハギノアレグリアス・四位師「先週、チークピーシズを着けたらいい感じだったので、実戦でも着ける予定。1900メートルで競馬もしやすくなる」
◆バハルダール・池江師「追い切りで思ったよりも時計が出たのは状態がいいから。ゲートを普通に出てほしい」
◆ハピ・菱田騎手「乗った感覚よりも時計が出て走る感じ。前走で競走中止だった影響はないと思います」
◆ミッキーヌチバナ・太宰騎手「絶好調だった前走の状態をキープ。この馬はまだ何か隠しているものがある」
◆ミトノオー・牧師「京都のこの条件はやってみないと分からないが、自分のリズムで走れれば」
◆メイショウフンジン・酒井騎手「具合は良く、行けるならハナに行きたい。自分の形になればしぶとい」
◆メイプルリッジ・堀師「使って上昇してフットワークが軽くなった。輸送をこなして能力を出し切れれば」
2014年以降(2021~2022年は中京で施行)の所属別成績は、栗東【10.10.10.94】、美浦【0.0.0.33】。まずは、関西馬を重視したいところだ。
(減点対象馬)
②ミトノオー ③メイプルリッジ
2014年以降(過去10年)の1~2着馬延べ20頭の前走をクラス(レース格)で分けると、G1(JRA以外の国際G1を含む)、G3、OP特別、地方交流重賞の4パターン。G2組や条件クラス組は、劣勢の傾向にある。
(減点対象馬)
③メイプルリッジ
2014年以降の2着以内馬延べ20頭の前走使用競馬場を大まかに分けると、東京、中山、阪神、地方、海外の5組に集約される。これ以外のステップで臨んだ馬は、2着連対圏に届いていない。
(減点対象馬)
④サンデーファンデー ⑥ハピ ⑨カフジオクタゴン ⑪ゼットリアン
国内戦を経由してきた馬の前走における単勝人気については、JRAの重賞なら9番人気以内、JRAのOP特別であれば5番人気以内、地方交流重賞の場合は2番人気以内がひとつの目安。2014年以降、この条件を満たしていなかった国内組は、いずれも3着以下に敗れている。
(減点対象馬)
⑥ハピ ⑨カフジオクタゴン ⑫メイショウフンジン ⑬クリノドラゴン
前走掲示板外からの巻き返しも珍しくないレースだが、2014年以降の1~3着馬を振り返ると、近2走とも7着以下に敗れていた馬の好走(3着以内)事例は皆無。該当馬の深追いは避けたほうがよさそうだ。
(減点対象馬)
①テンカハル ⑥ハピ ⑬クリノドラゴン
2014年以降の1~2着馬延べ20頭中16頭がダートの重賞ウィナー。例外の4頭は、いずれも5歳以下の馬だった。ダート重賞での勝利経験がないベテラン馬は、連対(2着以内)候補として推奨しづらい。
(減点対象馬)
①テンカハル ⑧スレイマン ⑫メイショウフンジン ⑮ヴィクティファルス
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1~3着の上位3頭がU指数1~3位かつ、いずれも5番人気以内だった2020年や、1~2位がワンツーを決めた2023年のように、至極順当に収まるケースが多い一方で、2019年2着のモズアトラクション(13位、12番人気)など、時に単勝万馬券の伏兵が激走することもあるレースで、なかなかつかみどころがない。指数も人気も低い穴馬を狙い撃ちすることは困難ゆえに、あくまで上位勢を中心に据えつつ、手広くヒモ穴をカバーするというスタンスで臨むのがベターと言えよう。
まずはU指数トップで唯一の100超えとなっている⑤ハギノアレグリアス(100.7)を推奨する。昨年の当レース2着をはじめ重賞実績は十分で、G1以外ではほぼ馬券になっている安定感が光る。ここも上位争い確実とみるべきだろう。
これに次ぐのが、ディフェンディングチャンピオンの2位⑩グロリアムンディ(99.2)。近走はG1、Jpn1で大きな着順をとっているが、G2以下なら崩れずに好走を続けている。人気を落とすことが確実な今回は、馬券的に絶好の狙い目となる。
以下指数順に、すんなり逃げるとしぶとい3位②ミトノオー(98.9)と、ダートに戻って一変に期待できる4位⑥ハピ(98.6)を押さえておく。
ダート1900m戦となった2013年以降、種牡馬として複数回勝利しているのはキングカメハメハ(3勝)とシニスターミニスター(2勝)の2頭。後者のうちの1勝は中京ダート1900mで施行された2022年テーオーケインズの勝利も含まれるが、本来の京都開催においても総じてA.P. Indyの直系は幅をきかせている。
ほか、リピーターとして活躍したクリノスターオー(2014年1着、2015年2着、2016年2着)、クリソライト(2016年3着、2017年2着)、オメガパフューム(2019年3着、2020年1着)の血統構成に注目すると、Mr. Prospector、Nijinsky、Specialの血脈を評価しやすい。なお、キングカメハメハもこれら3つの血脈を押さえていることはポイントだろう。
グロリアムンディは、父キングカメハメ×母ベットーレ(母の父Blu Air Force)。本馬は昨年の勝ち馬となるが、リピート率の高いレース傾向からもぞんざいには扱えず、京都競馬場は芝戦を含めて2戦2勝と底を見せていない相性の良さもある。また、キングカメハメハの活躍ぶりを鑑みれば、同種牡馬が持つトライマイベストを意識した配合も興味深い。ダートに転じてから崩れたレースもG1やJpn1ばかりなので、G3では見限れないだろう。
テンカハルは、父キングカメハメハ×母ジンジャーパンチ(母の父Awesome Again)。同産駒は上記グロリアムンディほか、17年1着グレイトパール、19年1着チュウワウィザードなどが好走しているが、「母の父Deputy Minister系種牡馬」となる配合の組み合わせはグレイトパールと共通。また、本馬は晩成傾向の強い血筋でもあり、半兄ポタジェも重賞初制覇をG1で飾っている。前走も休み明けと考えれば、叩き2走目で前進がありそうだ。
ミッキーヌチバナは、父ダノンレジェンド×母ヌチバナ(母の父キングカメハメハ)。母の父はレース傾向からも特筆に値する血脈で、父系や母系でMr. Prospector、Nijinsky、Specialを増幅させた血統構成も強調できるだろう。また、14年には叔父ソロルが7番人気で2着に好走しているが、同馬とはアンタレスSからの臨戦にも共通点を見いだせる。本馬はゴールドアリュールが出たダート名牝系。重賞勝ちの勢いで躍進があって不思議ない。
2013年に1月から5月に施行時期を移した京都のダート中距離重賞。第2回(1995年)の勝ち馬ライブリマウントは、翌年に日本調教馬として初めてドバイワールドカップに参戦(結果は6着)。第4回(1997年)はシンコウウインディとトーヨーシアトルによる1着同着という珍しい決着を見た。なお、前者は次走でフェブラリーステークスを制し、G1馬の仲間入りを果たしている。一方、現行条件となった2013年以降も、第20回(2013年)ニホンピロアワーズ、第27回(2020年)オメガパフューム、第29回(2022年)テーオーケインズといったG1ウィナーが勝ち馬欄に名を連ねている。