1日の中京11R第48回金鯱賞(芝2000メートル、GII、1着賞金6000万円、12頭立て)は、クリストフ・ルメール騎手騎乗の6番人気
オーシャンブルー(牡4、栗東・
池江泰寿)が直線で内から抜け出し、激しい2着争いを尻目にゴール。重賞初制覇を果たした。勝ちタイム2分0秒4(良)はレコード。
最内から
ダノンバラードが逃げる意外な展開で、
アスカクリチャン、
コスモオオゾラが続く。
エアソミュールはややかかり気味。4コーナーでは大きく横に広がって直線勝負になったが、仕掛けをひと呼吸我慢していたのがルメールと
オーシャンブルーのコンビだった。直線でぽっかり開いたインから
ダイワマッジョーレとともに抜け出し、最後は3/4馬身抜け出してフィニッシュ。2度目の重賞挑戦で初制覇となった。池江寿厩舎にとっては、
オルフェーヴルと同じ
ステイゴールド産駒の4歳馬で先週の鬱憤を晴らした形だ。2着が8番人気の
ダイワマッジョーレで、クビ差の3着に4番人気の
アドマイヤラクティが入っている。1番人気の
サトノギャラントは6着に終わった。
オーシャンブルーは、父
ステイゴールド、母プアプー、母の父Dashing Bladeという血統。通算成績13戦6勝。重賞初勝利。
池江泰寿調教師、クリストフ・ルメール騎手ともに金鯱賞は初優勝。
ルメール騎手は「スタートが良くなかったけど、中団で落ち着いて運ぶことができました。直線に向いて前がうまく開いたので、いい脚をみせることができました。気持ちのいい勝ち方でしたね」と会心の勝利に笑みを浮かべていた。
金鯱賞の着順・払戻金★PCはこちら★スマホはこちら