ウマニティPOGの指名馬ラインナップの5回目です。
オンラインだったりどこかに集まってのドラフトであれば、手元のリストを見ながら
「あれ、この馬出てないじゃん」
ということもありますが、リスト提出式だと、意外と全員でお見合いしてしまうなんてこともあります。
2007からの歴史を持ち、なおかつ初期の頃は参加者も20人を超えていたのですが
(要するに人数×15頭がトータルの指名馬)
ゴールドシップとかオルフェーヴルの指名者はいませんでした。
巡り合わせといえばそれまでなんですけど、一番の珍プレーはオリエンタルアートの兄弟ではドリームジャーニーとオルフェーヴルだけ指名者なしでしたね。
なのでリストの下の方には
「絶対にその順位じゃ無理でしょ」という馬をシレッと書いて、敢えて追加待ちという手段を講じています。
・ドラフトが行われるのがオークスの週末なのでPOG開幕までには2週間ある。
・幹事さんが真面目すぎて「複数の参加者がリストに記載した馬」を全部発表してしまうので、15頭持ちなのに16位以下で被った馬まで発表するのは開票作業に無駄な労力を使ってしまうことになる。
・リストを使い切ったら後日(開幕日までに先着順で)補充する
これらの理由から、リストに目一杯指名馬を並べなくてもいいんです。
⑬ジェイウォークの2021(牡・栗東/友道)
父:ドゥラメンテ
母の父:Cross Traffic
馬名:(ストーンズ)
生産:ノーザンF
馬主:杉野公彦
落札額:6000万PP
※非筆頭オーナー
ある程度、リストを作っていった中で
「何が足りないんだっけ?」
と見直したところ
「友道厩舎の牡馬が1頭もいない」ことに気がついてリストインしたのがこの馬。
POG本の友道厩舎の予定リストをチェックしていて
「セレクトセール3億円のドゥラメンテ産駒が露出が薄くてノーマーク」なら下位指名でホームラン狙いに走ってもいいよね?ということなんですが
実は昨シーズン
「セレクトセール1億円のキズナ産駒が露出が薄くてノーマークで一発狙い」に走ったのが、期間内2戦未勝利のジャクソンルーツ。
友道厩舎のエムズレーシングという全く同じ組み合わせで、全く同じ狙い方w
別にリベンジを狙っているわけではないのですけど、昨シーズンが昨シーズンだけにあまり自信はありません(^^;)
G2ワールドの入札ではオコタンペの指名者に全く同じ手口で筆頭の座を奪われましたが、これは指名の経緯が経緯なので別に筆頭には拘らないです。
一応、馬体重は500kgで順調とのこと。
昨シーズンのジャクソンルーツと違うのは、少なからず近況が伝えられたのがポジティブな材料になりますが、おそらく秋デビューということで、セレクトセール3億円に見合う大物なのかどうかは季節が進んでみないとわかりません。
⑭ラストグルーヴの2021(牡・美浦/手塚)
父:ロードカナロア
母の父:ディープインパクト
馬名:(レッドアトレーヴ)
生産:ノーザンF
馬主:東京HR
落札額:2900万PP
同じくリストをチェックしていて
「何が足りないのか」を見直していて気づいたのが
「トレードマークと言うべきエアグルーヴ牝系の馬がいない」こと。
これは後述しますが、暖めていた馬はいるんです。
ただその馬を「目一杯ガメる」というポジションに並べるかというと、ほぼ間違いなくノーマークなのでその馬は枠が余れば…ということでスルーして、一から調べなおしました。
そこで浮上したのが、ちょうど京王杯SCで重賞初制覇を果たしたレッドモンレーヴの全弟になるラストグルーヴの2021。
全兄の重賞勝ちで目立つタイミングでしたから、ガメるという方向性にも合致するし、それと手塚厩舎から何か指名しようとは思っていたので順位的には取れなくてモトモトとリストに忍ばせたところアッサリ取れてしまったので
「???」と急に不安に感じて調べてみたら、3月にオステオコンドローマという症状で手術をしていたのですね。
今後、順調に進んでもデビューは年明けになりそうな感じですが、まあ手塚厩舎のクラブ馬もそんなに数を使う方でもないですからね。
それに血統的にも晩成ですから、そもそもが夏競馬デビューというタイプでもないですし、ここは腹を括って競走能力喪失なんてことにでもならない限りはジックリ待つことにします。
新馬戦→1勝クラスと連勝してニュージーランドトロフィーに間に合うようなら嬉しいぐらいの目算で、POG成績が上位争いに絡めた時のラストピースになれたらいいですね。
G2ワールドでは単独指名です。
⑮ムードインディゴの2021(牝・栗東/吉田)
父:ロードカナロア
母の父:ダンスインザダーク
馬名:ロカブルン
生産:ノーザンF
馬主:金子真人HD
落札額:1億2000万PP
件のドラフトでは、オークス週の開票結果は14頭の確保ということでありました。
つまり1枠の補充が必要となりました。
確保できた馬の牡牝のバランスは11:3と牡馬に寄りました。
ダービーの1着賞金が3億円ですから、ある程度は牡馬に寄せるのが正解だと思いますが、さすがに牝馬の層が手薄なのでここは牝馬を補強することに。
しかし手元のリストに残っていたのはちょっと気性が怪しそうなエピファネイア産駒ばかり………w
そこであれこれ調べていたら、ちょうどのタイミングでムードインディゴの仔が栗東に入ってきたとの情報をキャッチ。
母のムードインディゴはこれまたPOGで指名しておりました。
兄弟は2番仔のノガロは指名していたものの、ユーキャンスマイルを他者に指名されてしまったことでしばらく手から離れていました。
昨シーズンにアップトゥミーを久しぶりに指名できたことから、今シーズンも…とは思っていたものの厩舎のクレジットが入っていなかったのでリストからは外していたんですね。
そうしたら栗東の吉田厩舎に入ったということで。
ぶっちゃけ吉田厩舎は微妙なところはありますけど、このラインからは小倉記念勝ちのマリアエレーナが出たのでまあ悪くはないのかな、と思うと同時に、クレジットなしから一転入厩というのはそれなりにポジティブな材料と判断して15番目のメンバーに入れました。
G2ワールドの1回目の入札で、先に入札していた方がいたので1億2000万PPでねじ伏せてしまいましたが、もう少し刻んでもよかったかな~とは思いましたね。
5月26日にゲート試験に合格後も栗東で調教を重ねています。
阪神の後半から中京でのデビュー予定とのことですが
「ゆくゆくは2000mを超える距離で」という助手のコメントから、宝塚記念デーの1800mとかだとアツいですね。
その⑥に続きます。