美浦所属リーディングジョッキー上位3名の4月5日(土)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。
なお今週は、戸崎圭太騎手がアラブ首長国連邦ドバイのメイダン競馬場で行われるドバイワールドカップデーに出張中のため、順位を繰り上げて紹介していく。
【横山武史騎手】
4月5日(土)中山競馬場
1R 3歳未勝利(ダ1,800m) クインズエクレア
3R 3歳未勝利(ダ1,800m) オキョンピー
6R 3歳未勝利(ダ1,200m) アシャカトベ
8R 4歳上2勝クラス(芝1,600m) メタルスピード
9R 山吹賞(芝2,200m) ダノンジャイアン
11R ダービー卿CT・G3(芝1,600m) エコロブルーム
12R 4歳上1勝クラス(ダ1,200m) ポークテソーロ
メインレースのダービー卿CTはエコロブルームに騎乗。昨年のニュージーランドTでは、のちに秋華賞2着をはじめ重賞戦線で活躍することになるボンドガールに先着し、見事重賞初制覇を飾った。今回は1年間の骨折休養明けとなるが、どのようなレースを見せてくれるか注目だ。8Rの4歳上2勝クラスではメタルスピードに騎乗する。2023年の皐月賞4着馬だが、以降勝ち星に恵まれず2勝クラスの身にとどまっている。とはいえ、たびたび上位争いを演じており決して能力が足りていないわけではない。今回は、前走で2着になった時の横山武史騎手とコンビ継続で、2年ぶりの勝利を目指したい。
【丹内祐次騎手】
4月5日(土)中山競馬場
1R 3歳未勝利(ダ1,800m) ミライヘノハナ
2R 3歳未勝利(ダ1,200m) シンフォニーシーズ
3R 3歳未勝利(ダ1,800m) ロードフロリゼル
6R 3歳未勝利(ダ1,200m) キャンディリボン
7R 4歳上1勝クラス(ダ1,800m) デスティノ
10R 千葉日報杯(ダ1,800m) シンヨモギネス
12R 4歳上1勝クラス(ダ1,200m) アルニラム
12Rの4歳上1勝クラスはアルニラムに騎乗。前走では4着とはいえ0秒1差と、1勝クラスでもあと一歩の競馬が出来ている。同じような競馬が出来れば上位争いの一角だろう。7Rの4歳上1勝クラスではデスティノに騎乗する。前走、中央では自身初の馬券圏内を経験。地方競馬からの再転入以降、すべて左回りの競馬となっているだけに、今回は右回りがポイントとなりそうだが、じっくりと力をつけている印象があり、ここで好勝負を演じられても良いのではないだろうか。
【横山和生騎手】
4月5日(土)中山競馬場
3R 3歳未勝利(ダ1,800m) アステルリヴェール
5R 3歳未勝利(芝2,000m) ジェイエルマスター
10R 千葉日報杯(ダ1,800m) デフィニティーボ
11R ダービー卿CT・G3(芝1,600m) タシット
12R 4歳上1勝クラス(ダ1,200m) イリュージョン
11Rのダービー卿CTはタシットに騎乗。オープンクラス初挑戦となった前走は、道中2番手からの競馬で掲示板を確保した。まずは上のクラスでも先行できるスピードがあるところを見せたので、今回はさらなる強豪を相手に試金石の一戦となりそうだ。5Rの3歳未勝利ではジェイエルマスターに騎乗する。母は2013年に小倉2歳S、デイリー杯2歳Sを連勝し、その後も世代のG1戦でも上位争いをしたホウライアキコ。デビュー以降、後ろからの競馬で末脚はしっかりしているだけに、休み明けの今回は前進を期待したい。