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有馬記念の勝ち馬を探り出すGI連載企画の最終回。1週間密着取材した大阪サンスポの川端亮平記者(31)は、前売り単勝1番人気のゴールドシップに◎を打った。取材の感触はまさにパーフェクトで、陣営も不安点を口にしない。年末を走りきった秋のGI絶好調男が、ゴールドの史上初グランプリ4勝目に託す。
眼光の鋭さに一瞬、寒さを忘れた。1週間の密着取材最終日となった土曜は、朝から中山競馬場で到着する関西馬を待ち構えた。日がかげり始めた午後3時30分、馬運車から降りてきたゴールドシップと目があった。
「オレに任せとけ!!」
密着期間で馬と会話できる能力が備わったわけではないが、そう言っている気がした。
担当の今浪厩務員にも最終確認する。「いける!! 何の不安もないからな」。短い言葉で十分だ。自信を持ってゴールドシップに本命を打つ。
先週日曜(21日)の午前3時30分からクリスマスも忘れて、取材に没頭した。ラストランで有終の美を飾りたいGI馬、勢いに乗る上がり馬、復活を期す実績馬…。取材すればするほど迷った。
悩みに悩んだ末、最後は、好調だったこの秋のGI予想で大事にしてきた取材の感触で決めた。近走の状態、中山のトリッキーな舞台、枠順…。何かしらの条件がつく馬が多い中、ゴールドシップ陣営だけが不安点を挙げなかったからだ。
凱旋門賞14着からの遠征明けでも状態面は文句なし。この中間はうるささが出てゴールドシップらしさが全開だ。最終追い切りでは、その活気が動きに結びつき、気迫あふれる走りを披露した。
不安視されるスタート対策にも工夫を凝らす。金曜(26日)の栗東トレセンでの最終調整で、坂路でしまいを少し仕掛けて、さらに気持ちを乗せた。調整役の北村助手は「スムーズに行けるようにね。反応がいいからスッと出られそう」と手応えを伝えてくれた。
先行するエピファネイアをめがけて、勝負どころで後続が仕掛ける。流れが一気に速くなり、最後はスタミナ勝負になる展開も申し分ない。あとは得意の中山コースを気分よく駆け抜けるだけだ。
密着取材中、須貝調教師は「今までグランプリを4勝した馬はおらん。ここでゴールドシップが勝って伝説を作るんや」と言い切った。須貝厩舎担当として、今年はドバイやフランスでも密着取材を敢行したが、ここまで力強い言葉を聞いたのは初めてだった。
1週間かけて導き出した答えに迷いはない。芦毛の怪物にすべてを託す。 (川端亮平)
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