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菊花賞のトライアル競走・神戸新聞杯が27日午後、阪神競馬場で行われる。前日最終オッズでは皐月賞馬アンライバルドが1番人気だが、充実ぶりなら(8)アントニオバローズも負けない。ダービー3着後は放牧に出され、栗東に戻ってからは調教で好時計を連発。主戦の角田晃一騎手も春当時から格段の成長を実感する。父マンハッタンカフェの血の勢いも得て、前哨戦を制し、菊花賞の有力候補に名乗りを上げる!
悲願のGIタイトルを狙って燃える闘魂アントニオバローズが充実の秋初戦をスタートさせる。
春はGIIIシンザン記念を勝っているものの、皐月賞は9着、ダービーは不良馬場の中で健闘したが3着。最後のクラシック1冠菊花賞(10月25日、京都、GI、芝3000メートル)に向けて、前哨戦の神戸新聞杯で春の実績馬をまとめてギブアップさせる。
春には「“あんときのバローズ”といわれないようにしないとね」と冗談で話していた角田晃一騎手だが、ダービーは8番人気ながら2着のリーチザクラウンと頭差の3着で存在感を示した。その後は涼しい北海道への放牧も考えたが、「栗東に戻って暑かったらよくない」と武田博調教師の判断で鳥取県の大山ファームで休養。海に近い風通しのいい牧場で不良馬場で激走したダービーの疲れも癒し、リフレッシュして帰ってきた。
今月10日には、めったに50秒を切る馬はいない栗東の坂路4ハロン(800メートル)を49秒6という破格の時計で登坂。
「これだけ動けるということは、本当に調子がいいからだし、瞬発力もついてきたんだと思う」
成長したアントニオに角田の言葉も弾んだ。その言葉を証明するかのように、最終追い切りが行われた24日は栗東トレセンCWコースで6ハロン80秒0、ラストの3ハロンは37秒2-11秒8という抜群の反応。ダービー以来4カ月ぶりの秋初戦に向けて出走態勢はしっかり整った。
「引っ掛かっていたけど、それでも最後はしっかりしていました。ここまで調教は十分すぎるほど積んでいるし、競馬にいったら掛からないと思うので大丈夫」
フジキセキ(94年朝日杯3歳S=現FS)やジャングルポケット(01年ダービー)、ヒシミラクル(02年菊花賞、03年天皇賞・春、宝塚記念)といった名馬を知る角田は春の段階から「秋にはもっと良くなる」と相棒を評していた。予想通りの上昇カーブを描いて充実の秋を迎えられたことで、付きっきりで調教をつける主戦ジョッキーも力がこもってきている。
「夏を越して男馬らしいドッシリした体になっていますね。ダービーは雨だったけど、良馬場の方がこの先に負担を残さなくていいと思う。何といってもGIIを目指している馬じゃありませんから」
本番を見据えてここは通過点。アントニオバローズの父マンハッタンカフェ産駒は今年大ブレーク中と血の後押しもある。まずはこの神戸新聞杯で春のライバルたちを沈黙させるほどの強さを見せてくれるに違いない。(柴田章利)
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