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《美浦》昨年の年度代表馬で札幌記念2着のモーリス(牡5)と宝塚記念6着以来のサトノクラウン(牡4)の堀厩舎2頭はWコースで併せ馬。先行するクラウンをモーリスが追いかける形で、モーリスがゴール前で仕掛けられて6ハロン82秒4、3ハロン37秒2-12秒3。クラウンは一杯に追われて6ハロン82秒8、3ハロン37秒4-12秒5で、モーリスが1馬身先着した。「モーリスは馬体が少し増えていますが、今週のひと追いで締まってくるはず。東京の2000メートルで立ち回りが大事ですが、舞台は悪くないと思います。サトノクラウンは春よりズブい面を見せていますが、チーク着用でしっかりと走れています。昨年は状態がひと息だったし、度外視していい」と橋本助手。
《栗東》連覇を狙うラブリーデイ(池江、牡6)は、CWコースで僚馬との3頭併せで強めに追われて、6ハロン83秒8-11秒8。同レースに出走する外サトノノブレス(牡6)と併入、サトノアラジン(OP)には最内からかわされて1馬身半遅れた。
ラブリーデイに騎乗したルメール騎手は「引っ掛かったけど、元気はいいですよ。ラスト200メートルは速かったから問題ない。前走(京都大賞典3着)を使って良くなっているし、今年もチャンスはある」と力を込めた。サトノノブレスについては、池江調教師が「状態はいいですね。ひと皮むけた感じで、距離も2000メートルくらいがちょうどいい」と話した。
昨年の2着馬ステファノス(藤原英、牡5)は、CWコース単走で5ハロン69秒9-12秒3。藤原英調教師は「サラッとやった。予定通りでいいと思うよ。思い通りの仕上げで上積みはある。力は五分。うまく乗った馬がくるんじゃないか」と語った。
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