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【ジャパンC】最新ナマ情報

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【ジャパンC】最新ナマ情報

 ◆漆黒の好馬体〔4〕フェノーメノ

 天皇賞・秋2着の(4)フェノーメノは美浦の南の角馬場から坂路に出て、4ハロン71秒5をマーク。力強い脚さばき、漆黒の好馬体から好調子が伝わってくる。

 「体はいい感じだし、落ち着いている。雰囲気は悪くない」と戸田調教師は穏やかな笑みをたたえて話す。東京の芝2400メートルで青葉賞を勝ち、ダービーではハナ差2着とコース適性は高い。「自在性があるので競馬に注文がつかない。みんな強いが、状態は悪くないんで」と、レース史上2年ぶり6頭目の3歳Vに期待を込めた。

 ◆落ち着き十分〔17〕オルフェーヴル

 (17)オルフェーヴルは栗東坂路を4ハロン61秒6のキャンターで軽やかに上がった。まったく気負いはなく、昨年の同時期と比べるとずいぶん落ち着いてきた印象だ。凱旋門賞2着から中6週という過酷なローテーションだが、兼武調教助手は「思う通り順調にきている。臨戦過程、普段の様子を考えても、宝塚記念の時より良くなっているのは確か」とデキに自信を見せている。

 ◆迫力牡馬以上〔15〕ジェンティルドンナ

 3冠牝馬(15)ジェンティルドンナは栗東での最終調整として坂路を4ハロン68秒2で上がった。トモ(後肢)のボリュームには牡馬以上の迫力を感じさせる。古川調教助手は「秋華賞から時間があったし、短期放牧を挟んでじっくり調整できた。秋になって馬体減を気にする必要もなくなった」と中間の調整に満足げ。ただ〔8〕枠(15)番の枠順については「3歳同士なら外枠でも問題ないが、古馬が相手だとたった数メートルでも不利になる。まぁスムーズに競馬ができると考えればいいけどね」と慎重な姿勢だった。

 ◆スタート万全〔13〕ルーラーシップ

 天皇賞・秋3着の(13)ルーラーシップは、栗東坂路で4ハロン62秒3のキャンター。近走は出遅れが目立つだけに、ゲートに入れて駐立の最終確認も行った。山田調教助手は「週に2回くらいゲート練習をしています。今日も落ち着いていました」とうなずく。状態に関しては「馬自身がJCにふさわしい体作りをしてくれた。この馬のトップレベルにあると思う」と話し、悲願の国内GI制覇に闘志を燃やす。

 ◆状態は平行線〔8〕エイシンフラッシュ

 天覧競馬の天皇賞・秋を制した(8)エイシンフラッシュは栗東角馬場でじっくり体をほぐした後、CWコースを半周。さらに坂路を4ハロン62秒5で上がった。「状態は平行線。それでいいよ。ダービー馬には(脚もとの不安などで)長く活躍できない例が多いが、その中でジャパンCに3年連続で出走できるのはすごいこと」と久保調教助手。「1週前にルメール(騎手)が乗って馬の目つきが変わった。またいいレースをしてくれたら最高だね」とGI連勝を期待する。

 ◆堀厩舎2騎順調〔10〕ダークシャドウ〔3〕ジャガーメイル

 天皇賞・秋4着からの巻き返しをはかる(10)ダークシャドウは美浦で坂路(4ハロン69秒4)からWコースに出て、軽快なキャンターで駆け抜けた。橋本調教助手は「追った疲れもなく、元気。プラス8キロの前走は少し太めだったが、使って絞れているし、府中への輸送でも減るので、そのあたりは想定通り。体が締まって切れ味を生かせれば」と意欲を見せる。

 22日に追い切った僚馬の(3)ジャガーメイルは北の角馬場でダク調整。「歩様を確認したが、硬さはないし、いたって順調。叩いた上積みは十分だし、去年(3着)以上の成績を」と同助手はこちらも好感触だ。

 ◆前々から一発〔1〕ビートブラック

 栗東CWコースを1周した春の天皇賞馬(1)ビートブラックの最終調整を見届けた中村調教師は「いいデータが見つかったよ」と自ら切り出した。「東京は【1・1・0・4】でいい印象がなかったけど、前々の競馬の時は1勝2着1回なんだ」と手書きのメモを披露。さらに「この馬の東京での平均上がりは3ハロン34秒9。ジャパンCの勝ち馬の上がりは例年34秒くらいだから、4コーナーで有力馬の集団より1秒(約6馬身)くらい前にいれば…。理想は2番手につけて後続を引き離す形」と力説していた。

 ◆ダートで調整〔6〕レッドカドー

 (6)レッドカドーは東京競馬場で、予定していた芝入りを見送り前日同様にダートで調整。軽めのキャンターから直線は四肢を伸ばし3ハロン45秒4-14秒9。

 「雨が降ってもまだ芝が硬いので、脚に負担をかける必要がないダートで運動をさせた。状態はいいので土曜も軽い運動だけにする」とトレヴァー調教助手はレース前日は微調整にとどめることを示唆した。

 ◆仕上がり満足〔11〕ジャッカルベリー

 (11)ジャッカルベリーは東京競馬場のダートでダク半周からキャンターに移り、1ハロン18秒前後で半周。馬場入りから約10分で早々に引き揚げた。ボッティ調教師代理は「木曜の追い切り、今朝の運動ともに大変満足している。来日後少し馬体減はあったが、すでに回復して問題ない」と気配の良さを強調した。

 ◆緩い馬場希望〔14〕ソレミア

 ジャパンC史上最高勝率の(14)番枠からレースに挑む凱旋門賞ソレミアは、東京競馬場のダートコースで1ハロン16~17秒ペースでキャンターを半周。動きはしなやかだった。

 ラフォンパリアス調教師は「状態はとてもいい。雨が降ったので調教後は厩舎内で引き運動を行った。(この程度の降雨なら)レース当日に影響するほどじゃないでしょう。できればもう少し降ってほしいんだが…」と緩い馬場を希望する。

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