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“黄金の船”が、2冠制覇へ向けて出航だ。菊花賞トライアル、神戸新聞杯(23日、阪神、GII、芝2400メートル)の追い切りが20日に行われ、皐月賞馬ゴールドシップ(栗東・須貝尚介厩舎、牡3)が滋賀県・栗東トレーニングセンターの坂路で力強い動きを披露。4ハロン53秒3をマークして、クビ差の先着を果たした。今回のメンバーでは唯一のGIホース。菊花賞(10月21日、京都、GI、芝3000メートル)を前に、貫禄の勝利を飾る態勢は整った。
秋の気配を感じさせる爽やかな青空の下で、白い馬体が躍動した。ダービー(5月27日)5着以来の実戦となる皐月賞馬ゴールドシップが、パワフルな動きで上々の仕上がりをアピールした。
「時計は気にしていませんでした。春と同じくらいの感触はあります」
須貝尚介調教師(46)=栗東=が、納得の表情を浮かべた。午前7時半、栗東トレーニングセンターの坂路で、内のジャスタウェイ(牡3オープン)と体を併せて追い切りを開始。残り1ハロンで北村浩平調教助手の左ムチが入ると、闘争心に火がついた。「春と比べて、フットワークが大きくなっている」(北村助手)という豪快な走りで相手にしぶとく食らいつき、最後は底力でクビ差とらえてフィニッシュ。4ハロン53秒3、ラスト1ハロン13秒4のタイムも、追い切りであまり走らないこの馬としては、優秀だ。
最後は手応えこそ劣勢だったが「頭がいい馬。『少しでも(前に)出てしまったらいい』。そんな気持ちになるのでしょう」と須貝尚師。「15日のCWコースでの追い切りも、体がスッと沈んですごくいい動きでしたからね」と、愛馬に寄せる信頼は揺るぎない。
夏は暑い場所を避けて北海道浦河・吉澤ステーブルでリフレッシュし、函館競馬場、札幌競馬場を経由して2日に栗東トレセンに帰厩した。ダービー前には「気に入らないことがあってきれると、やることが激しい」と須貝尚師が苦笑いしていたほどの激しい精神面も、夏を越して成長。担当の今浪隆利厩務員は「いまでもヤンチャをすることがあるが、春ほどムチャはしなくなった。大人になったね」と目を細める。
心身ともに充実して迎える秋初戦。「皐月賞馬として、恥ずかしくない競馬をしてほしい」と指揮官が言えば、主戦の内田博幸騎手(42)=美浦・フリー=も、「これくらい距離(2400メートル)があるとレースはしやすいし、夏の休養で、どれくらいよくなっているか楽しみだね」とレースを心待ちにしている。
ダービーの1~4着馬(ディープブリランテ、フェノーメノ、トーセンホマレボシ、ワールドエース)が不在の菊花賞前哨戦。ゴールドシップがクラシックウイナーの底力を見せつけて、2冠制覇へとこぎ出す。 (森田実)
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