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【菊花賞】ゴールド磨き上がった12秒2

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【菊花賞】ゴールド磨き上がった12秒2

 クラシック最終戦、菊花賞の追い切りが17日、東西トレセンで行われた。皐月賞ゴールドシップは栗東坂路の併せ馬で半馬身先着。グッと沈み込む本来のフォームを見せて、皐月賞に続く2冠制覇へ万全の態勢をアピールした。マウントシャスタは栗東CWコースの3頭併せで力強い動きを披露した。

 まだ薄暗さが残る坂路で芦毛が躍った。皐月賞ゴールドシップが、迫力満点のパフォーマンスを披露。2冠奪取に向け、万全の態勢をアピールした。

 「神戸新聞杯が終わってからの状態が本当によく、しまいまでしっかり、いいフォームで走ってきた。本当にいい状態でレースを迎えられる」

 須貝尚調教師が納得の表情を浮かべた。最終追いは、坂路でクリーンエコロジー(牡4、1000万下)と併せ馬。1馬身ほど先行する形でスタートし、ラスト2ハロンあたりからグッと沈み込むようにギアチェンジ。パートナーに詰め寄られたものの、半馬身先着してゴールした。全体時計は4ハロン54秒7と平凡だが、ラスト1ハロン12秒2の切れ味なら問題ない。

 前走の神戸新聞杯は完調手前で、2着ロードアクレイムに2馬身半差をつける完勝劇。「結果的に強い勝ち方をしてくれたし、内田博騎手も自信を持ってくれたと思う」とトレーナーが振り返る。

 先週の追い切りから、この馬本来の沈み込むようなフォームが復活。トレーナーも「戦闘モードに入ってきた」と手応えを隠さない。

 「この馬はゲート、中間、3コーナー、直線と4つのフォームがある。車の1~4速のような感じなので、うまく使いこなせば…。すごく心肺能力が高く、引っかかるところがない。あとは“人事を尽くして天命を待つ”という気持ち」。前走からの600メートル延長も問題ない。須貝尚調教師の目線の先には、菊の大輪が見事に咲き誇っているはずだ。 (小林政史)

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