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14日、東京では「第50回共同通信杯」(GIII、芝1800メートル)が行われる。一昨年Vのイスラボニータは皐月賞を制し、昨年2着のドゥラメンテは2冠馬に輝いた。まさにクラシックへの登竜門といえるレースだ。
今年はハートレーがGIホースへの階段を駆け上がる。キャリア1戦で臨んだホープフルSは、力強い末脚で新潟2歳Sの覇者ロードクエストを突き放しての完勝劇。鞍上のボウマン騎手をして「Flying(飛んだ)!」と言わしめた。
短期放牧から帰厩後も順調で、3日にはWコースでラスト1F12秒6の好反応を見せ、古馬2頭に軽々と先着した。「折り合いと反応を確かめた。いかにも1週前という動きで、まだまだ良くなる」と手塚調教師。「今回は初の1800メートルとスタートをうまくこなせるかがテーマ。本番につながる内容を期待したいね。相手は強いが、無敗で行けたら楽しみが広がる」と春を見据える。
6日のF・ベリー騎手の騎乗停止で宙に浮いた鞍上は即座に横山典騎手に決定し、「自由自在に動ける馬なので大丈夫でしょう」とトレーナー。2歳王者リオンディーズ、きさらぎ賞Vのサトノダイヤモンドなど、現3歳世代には無敗のクラシック候補生がゴロゴロ。2月の段階で脱落するわけにはいかない。(夕刊フジ)
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