第57回産経
大阪杯(31日、阪神11R、GII、4歳上オープン国際(指)、別定、芝・内2000メートル、1着本賞金6000万円 =出走14頭)連覇を目指した2番人気
ショウナンマイティは、
オルフェーヴルを追撃したものの半馬身届かず、2着となった。3着は昨年の天皇賞・秋を制した5番人気
エイシンフラッシュ。3番人気
ダークシャドウは5着で、唯一の牝馬で4番人気の
ヴィルシーナは6着だった。
メンバー最速となる上がり3ハロン32秒9の切れ味で、
オルフェーヴルに半馬身差まで迫った
ショウナンマイティ。連覇は達成できなかったが、
浜中俊騎手はすっきりとした表情だ。
「悔しいけど、まあ相手が相手だから。1度使って落ち着きがあったし、最後もこの馬本来の脚を使ってくれた」
7カ月半ぶりの前走・
京都記念は制御がきかず道中で先頭に立ってしまったが、この日は後方2番手で
オルフェーヴルを見ながらじっくり構えた。3コーナーすぎでズブさを見せたため鞍上の左ムチが入ったが、直線で大外から末脚を爆発。
「
オルフェーヴルは着差以上に強かったと思うけど、これだけ食らいつけたからね」。主戦はパートナーをたたえた。
梅田智之調教師も「完敗だけど、ちょっとはびびらせられたかな。今回は勝ちにいってくれと指示したが、やっぱりラストの脚はすごい」と満足げだ。今後は
安田記念(6月2日、東京、GI、芝1600メートル)が目標。今回の敗戦は陣営にとって大きな自信となった。 (板津雄志)
31日阪神11R産経
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