東京では13日、ダートGIチャンピオンズCへつながる「第26回
武蔵野S」が行われる。生きのいい3歳馬
スマッシャーが古馬を撃破し、大舞台へと駒を進めるか。
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未勝利戦-1勝クラスを連勝し、端午S3着をステップに挑んだ
ユニコーンSでは7番人気の低評価を覆して鮮やかに差し切り、重賞初制覇を飾った。ここ2戦は
ジャパンダートダービーで4着、グリーンチャンネルCで7着に終わっているが、前々走は初の2000メートルが微妙に長く、前走は「イレ込みがひどかった」と田嶋助手が振り返る。
ユニコーンSと同じ舞台の今回は、文字どおりベストの条件。巻き返しへお膳立ては整った。
中間はCWコースで長めから追われ、6日に6ハロン87秒6、ラスト1ハロン12秒3マークする意欲的な調整。「今は落ち着きが戻っているから本来の末脚を発揮できると思う。勝っている舞台だし、持ち味を生かせれば、この相手でも」と同助手のトーンは上がっている。
コンビを組む坂井騎手は6日に東京で
京王杯2歳S(
キングエルメス)を制し、勢いに乗っているのが頼もしい。豪脚を発揮して、さらなる大きなステージへ。先々を占う意味で重要な一戦になるのは間違いない。(夕刊フジ)
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