マカロニスタンダーズ
導師嵐山
阪神ジャンプS(J・GIII、芝3300メートル)が19日、中京競馬場で13頭により争われ、2番手を追走した4番人気のタガノエスプレッソ(栗・五十嵐、牡8)が後続を8馬身突き放し、コースレコードで障害重賞初制覇。2歳時の2014年デイリー杯2歳S以来の重賞勝ちで、5年10カ月3日の重賞勝利間隔は、ダンスインザモア(2005年フジテレビ賞スプリングS~10年福島記念)の5年7カ月30日を抜くJRA最長記録となった。平地&障害の重賞制覇は史上13頭目。2着は7番人気のケイブルグラム。1番人気のフォイヤーヴェルクは7着に終わった。 ◇ ◆平沢騎手(タガノエスプレッソ1着)「(前の馬をつかまえるのが)少し早いかな、とも思いましたが、馬の力を信じました。平地力があるので、こういう馬場も良かった」 ◆蓑島騎手(ケイブルグラム2着)「いつも通りの競馬をして、動けるときに動いていこうと思っていました。飛びがうまく、徐々に上がっていけましたし、地力がありますね」 ◆森一騎手(フォイヤーヴェルク7着)「ペースが速すぎましたね。道中促しながらの追走だったぶん、飛越が乱れるところが多かったです」 タガノエスプレッソ父ブラックタイド、母タガノレヴェントン、母の父キングカメハメハ。鹿毛の牡8歳。栗東・五十嵐忠男厩舎所属。北海道新冠町・有限会社新冠タガノファームの生産馬。馬主は八木良司氏。戦績37戦7勝(うち障害7戦3勝)。獲得賞金1億8545万3000円(うち障害6860万7000円)。重賞は2014年GIIデイリー杯2歳Sに次いで2勝目。阪神JSは五十嵐忠男調教師が12年テイエムハリアーに次いで2勝目、平沢健治騎手は初勝利。馬名は「冠名+急行(伊)」。★19日中京8R「阪神ジャンプS」の着順&払戻金はこちら