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26日の京都11Rで行われた第75回菊花賞(3歳オープン、GI、芝3000メートル、18頭立て、1着賞金=1億1200万円)は、酒井学騎手騎乗の3番人気トーホウジャッカル(牡、栗東・谷潔厩舎)が好位から抜け出してV。レコードを一気に1秒7も塗り替える3分1秒0(良)の驚異的な日本レコードで、GI初制覇を果たした。
ダービー前日にようやくデビューした遅咲きの栗毛馬が、わずか5カ月弱の間にクラシックウイナーに輝いた。混戦の菊花賞を制したのは3番人気のトーホウジャッカル。夏の上がり馬が、一気に頂点へと上り詰めた。
レースは予想通りサングラスが先行策。シャンパーニュが2番手につける。注目のワンアンドオンリーは中団の外につけたが、やや行きたがるしぐさ。流れは平均ペースだったが、中団で折り合いに苦労する馬も見受けられた。そんな中、トーホウジャッカルは好位のインを虎視眈々と追走。ゴールドアクター、マイネルフロストらとともに仕掛けのタイミングをうかがった。3コーナー過ぎでシャンパーニュがサングラスをかわして先頭に立ったが、4コーナーでは後続が一気に押し寄せる。なかでも、脚いろが目立ったのは、神戸新聞杯の2、3着馬。スムーズに外に出したトーホウジャッカルと、最内をロスなく立ち回ったサウンズオブアースが、直線に入ると前に出て、マッチレースを演じる。2頭の激しい叩き合いとなったが、最後はトーホウジャッカルがねじ伏せるように先着。3冠最終戦を制した。デビューから149日目での菊花賞制覇は、2歳戦が始まってからの最速記録。管理する谷潔調教師は、開業20年目でうれしいGI初制覇となった。
1/2馬身差の2着は4番人気のサウンズオブアース。2着から3馬身1/2差の3着が7番人気のゴールドアクターだった。1番人気のワンアンドオンリーは伸びを欠き、9着に終わっている。
トーホウジャッカルは、父スペシャルウィーク、母トーホウガイア、母の父Unbridled’s Songという血統。北海道日高町・竹島幸治氏の生産馬で、東豊物産(株)の所有馬。通算成績は7戦3勝。重賞初勝利。谷潔調教師、酒井学騎手ともに菊花賞初勝利。
クラシック初勝利(GIは2勝目)となった酒井騎手は「とにかく本当にジャッカルを褒めてあげたいです。返し馬から気負わないように心がけましたが、馬も我慢してくれて、正面でうまく息を入れて折り合ってくれました。絶好枠を引いたので有利に利用しなければ…と思っていましたが、じっとしていたぶん、直線に向いてしっかり脚を使ってくれました。もともと頭の高い走りをする馬で、きょうも残り200メートルすぎで頭が上がったのですが、2着馬の気配を感じて、もうひと伸びしてくれました。本当に根性があります。神戸新聞杯は相手が前哨戦ということもありましたが、それでも負けず劣らずのきわどい競馬をしてくれたので、正々堂々と臨みました。(前哨戦の借りは本番でしか返せない、と公言していたことについて)しっかり返せたと思います。(菊花賞は初めての騎乗だったが)3000メートルのレースは他にもあって経験していたし、過去の菊花賞を参考に組み立てて、いい競馬ができたと思います。(この馬のいいところは)我慢したぶん、しっかりと伸びてくれるし、苦しくなってからもうひと踏ん張りしてくれて、いいとこ尽くしの馬です。金曜日には1番人気に支持される場面もあって、多くの支持を受けましたが、それに応える結果を出せてよかったです」と晴れやかな表情で喜びに浸っていた。
★26日京都11R「菊花賞」の着順・払戻金はこちら
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トーホウジャッカルは3月11日生まれ。
中越地震から10年たちました。
レースのテーマは、このあたりにあったと思います。