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12月8日の中山11Rで行われた第17回(GⅢ、3歳以上オープン、ダート1200メートル、別定、15頭立て=エスカル出走取消、1着賞金=3800万円)は、吉田隼人騎手の1番人気ガビーズシスター(牝3歳、美浦・森一誠厩舎)が中団から力強く差し切り、3連勝で重賞初制覇。タイムは1分10秒1(良)。今年新規開業した森一誠調教師は、JRA重賞初挑戦で初勝利を飾った。
クビ差の2着には直線で外から追い込んだ浜中俊騎手のクロジシジョー(7番人気)、さらにクビ差の3着に大野拓弥騎手のジレトール(9番人気)が続いた。
カペラSを勝ったガビーズシスターは、父アポロキングダム、母アンジュデトワール、母の父スペシャルウィーク。北海道新ひだか町・へいはた牧場の生産馬で、馬主は長島和彦氏。通算成績は8戦5勝。重賞は初勝利。カペラSは森一誠調教師、吉田隼人騎手ともに初勝利。
◆森一誠調教師(1着 ガビーズシスター)「(元所属先の)中野栄治厩舎が大事にされていた馬で、(来場していた)中野先生の前で勝ててよかったです。スピードのある馬で、他に行く馬を生かせて運べればと(吉田隼)騎手とは話していて、想像通りの展開になりました。(出走権を獲得した)リヤドダートスプリントも含め、状態を見ながら今後の予定を相談していきます」
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