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サンスポ賞フローラＳの関連ニュース
サンスポ賞フローラＳ勝ちのゴールデンハインドはオークスに向けて順調
©サンケイスポーツ
4月26日(水) 11:01
サンスポ賞フローラＳを鮮やかに逃げ切ったゴールデンハインド（美・武市、牝３）は、予定どおり優先出走権を獲得したオークス（５月２１日、東京、ＧⅠ、芝２４００メートル）に向かう。「木曜（２７日）から（馬場で）乗り出します。馬体重も４９０キロ台まで回復しています。本番まで中３週ですし、カイ食いも安定しているので、このまま在厩で調整していきます。オーナーサイドとは当歳のときからオークスに行きたいと話していたのでよかったですね」と武市調教師は笑顔を見せた。
【次走激アツ君メモ】復活秒読みのマテンロウオリオン、次走爆走に期待！
ウマニティ
4月24日(月) 14:00
週開催の全レースVTRをくまなく見直し、着順・走破時計など、数値データだけでは判断できない“視覚的要素”を踏まえ、次走狙える馬（激アツ君）をピックアップします。
【4月22日(土)】
福島10R 4歳上2勝クラス ダ1700m 晴 良
3番 ワンダーブレット（4番人気9着）
3月、阪神出走の際この欄でピックアップした馬。その後阪神で一走し3着後の今回。最も合うはずの福島ダート1700mで期待したが結果は9着。敗因は先行できなかったことに尽きるが、その理由は2つ。1つは「枠順」ともう1つは「道中の位置取り」だ。ゲートは出たが内で包まれ、前に行けなかったのが最も痛かった。向こう正面では外側から内に集まってきた馬に更に進路を塞がれ、行き場を失った時点でレースとしては終了。なすすべなくポジションを下げ3コーナーに突入し、直線何とか盛り返してはいるが前には届かなかった。道中のポジションがもう少し前だったら結果はかなり変わっていたはず。切れる脚があるわけではないので逃げてこそ。次走同条件、福島のダート1700で、もう少しフワっと回れそうな外枠に入るのを条件に再度狙ってみたい。 【次走注目度：Ａ】
【4月23日(日)】
東京8R 4歳上1勝クラス 芝1600m 晴 良
9番 ダイバリオン（1番人気5着）
善戦止まりを繰り返しているためレースでも人気になることが多く旨味という意味ではあまりないが、レースを見る限りではこのクラスでの脚力上位は明らか。今日はスタート直後に外の馬に寄られて行き脚を失い、いつもより更に後ろの位置取りとなってしまった。開幕週2日目に15頭立ての14番手追走はさすがに辛い。上がり33.4秒はメンバー最速で直線だけで8頭ゴボウ抜きだった。58キロの斤量も微妙に堪えたように思うが、次回は斤量慣れも見込めるのでいよいよクラス卒業となっても何ら不思議はない。次走無条件で狙ってみたい。 【次走注目度：Ｓ】
東京11R G2フローラＳ 芝2000m 晴 良
14番 イングランドアイズ（3番人気4着）
1000ｍ通過1.00.8は判定通り明らかなスローペースで前有利な展開を道中後方2番手のポジションから押し上げて33.4秒の最速の上がりで4着まで辿り着いた。432キロと小柄だがゴール前の伸びはこの馬が最も鋭く、先のクイーンカップでは勝ったハーパー（桜花賞4着）の0.1秒差4着、新馬戦では同馬に勝っていることなどから考えてもこの世代の牝馬で実力上位なのは明らかだ。展開が向かないレースでこれだけやれるのだから、3走の経験を積んだ次回は、条件戦でも牝馬重賞でもかなり色気を持って狙えそうな存在。今日の走りからすると芝の2000ｍはピッタリ合っていそうなので、同距離、芝のレースで狙ってみたい。 【次走注目度：Ｓ】
京都11R G2読売マイラーズＣ 芝 1600m 晴 良
8番 マテンロウオリオン（7番人気5着）
ちぐはぐなレースが続いているがマイルならば一線級の力を有しているのは確か。前走あたりから復調の兆しは見え始めていたが今日もＶを見る限り馬の行く気がかなりあった。スタートを出て先行意欲丸出しだったが、鞍上になだめられながら控える形に。結果論だが行く気に任せてもう少し前のポジションをとっても良かったように思う。直線も伸びているのだが、前を走っていた4着シャイニーロックが外に持ち出し併せ馬の形をとったことで周りに馬が一頭もいなくなってしまい、脚色が鈍った。タイミング一つでは今日でも突き抜け可能だったと思われる。いろんな条件が重ならないと好走出来ない馬の一頭だが、次走も恐らく人気は落としているので、マイル戦ならば格に関係なく常に注目していきたい。【次走注目度：Ｓ】
（文：のら~り）
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【マイラーズＣ 村瀬プレイバック＆次は買い】◎シュネルマイスター新・淀から再びＧⅠ奪取へ
©サンケイスポーツ
4月24日(月) 09:50
マイラーズＣを制したのは◎シュネルマイスター。新・淀の馬場傾向がどうなるかなどの不安はあったが、蓋を開けてみれば芝は逃げ・先行・差し・追い込みがそれぞれ持ち味を発揮できる実にフェアなコースだった。直線でゴチャつくなど近走で能力全開がかなわなかったシュネルにとっては願ってもないシチュエーションで、ルメール騎手は迷わず大外一気を選択。結果は大正解で、安田記念でのＧⅠ２勝目が見える快走劇だった。
サンスポ賞フローラＳの◎イングランドアイズは上がり最速で４着。開幕週の馬場であのスローでは…。能力は確かで、長い目で見ていきたい。（夕刊フジ）
サンスポ賞フローラＳの◎イングランドアイズは上がり最速で４着。開幕週の馬場であのスローでは…。能力は確かで、長い目で見ていきたい。（夕刊フジ）
【フローラＳ】ゴールデンハインドＶ ゴルシ産駒が本番も〝逃げ宣言〟
©サンケイスポーツ
4月24日(月) 05:00
好スタートから主導権を握った７番人気ゴールデンハインドが、後続を振り切って重賞初勝利を挙げた。菅原明良騎手（２２）＝美浦・高木登厩舎＝は京都牝馬Ｓ（ララクリスティーヌ）に続く今年重賞２勝目。武市康男調教師（５１）＝美浦＝は２０１７年の東京ジャンプＳ（シンキングダンサー）以来の重賞Ｖで、平地では初の重賞勝利となった。１馬身１／４差の２着は１番人気のソーダズリング。この２頭がオークス（５月２１日、東京、ＧⅠ、芝２４００メートル）の優先出走権を獲得した。
◇
心地良い風に揺れる新緑のターフを、白い〝帆船〟がスイスイと突き進んだ。１６世紀に世界一周したイギリスの船から名付けられたゴールデンハインドが後続を寄せつけず、堂々の逃げ切り。菅原明騎手は顔を上気させながら会心の騎乗を振り返った。
「調教からいい感触がありました。素質があると感じたので自信を持って乗りました。手応えは抜群でしたし、残り２００メートルでもまた反応してくれたので大丈夫だと思いました」
レースでは初騎乗だったが、２週連続で追い切りにまたがって出した結論は「逃げたら面白い。思い切って行こう！」。好スタートから先頭に立つと、マイペースの逃げに持ち込んだ。直線では背後から迫ってきた１番人気ソーダズリングを再び突き放して、重賞初制覇のゴールへと飛び込んだ。逃げ切りが至難の業といわれるこのレースで、１９９３年ヤマヒサローレル（当時は４歳牝馬特別）以来３０年ぶりの逃走Ｖ。勝ち時計１分５８秒９（良）はレース史上２位の好タイムだ。
「期待されていた馬ですから。兄（マイネルアストリア）もやっていたのですが、中央で勝たせてあげられず、岩手で重賞を勝ったのが悔しくて…。ホッとしました」
開業１８年目で悲願の平地重賞初制覇を飾った武市調教師は穏やかな笑みを浮かべた。燃えやすい気性面を考慮し、あえて前日輸送で競馬場に１泊させるなど調整面での工夫が実を結んだ。
次走はもちろん、優先出走権を獲得したオークス。「スタミナがあるし、フットワークも大きい。オークスの方がいいと思っていた」と鞍上が手応えを明かせば、「他に行く馬がいないのであれば、自分の競馬をするだけ」と指揮官からは堂々の〝逃走宣言〟が飛び出した。
サラブレッドクラブ・ラフィアン所有のゴールドシップ産駒といえば、一昨年のオークス馬ユーバーレーベン。父から受け継いだ無尽蔵の持久力を武器に、白いニューヒロインが桜花賞馬リバティアイランドに真っ向勝負を挑む。（漆山貴禎）
■ゴールデンハインド 父ゴールドシップ、母オレゴンレディ、母の父シャマーダル。芦毛の牝３歳。美浦・武市康男厩舎所属。北海道新冠町・ビッグレッドファームの生産馬。馬主は（株）サラブレッドクラブ・ラフィアン。戦績７戦２勝。獲得賞金７７９５万４０００円。重賞初勝利。サンスポ賞フローラＳは武市康男調教師、菅原明良騎手ともに初勝利。馬名は父名からの連想で「黄金の雌鹿」という名のイングランド王国の帆船。
◇
心地良い風に揺れる新緑のターフを、白い〝帆船〟がスイスイと突き進んだ。１６世紀に世界一周したイギリスの船から名付けられたゴールデンハインドが後続を寄せつけず、堂々の逃げ切り。菅原明騎手は顔を上気させながら会心の騎乗を振り返った。
「調教からいい感触がありました。素質があると感じたので自信を持って乗りました。手応えは抜群でしたし、残り２００メートルでもまた反応してくれたので大丈夫だと思いました」
レースでは初騎乗だったが、２週連続で追い切りにまたがって出した結論は「逃げたら面白い。思い切って行こう！」。好スタートから先頭に立つと、マイペースの逃げに持ち込んだ。直線では背後から迫ってきた１番人気ソーダズリングを再び突き放して、重賞初制覇のゴールへと飛び込んだ。逃げ切りが至難の業といわれるこのレースで、１９９３年ヤマヒサローレル（当時は４歳牝馬特別）以来３０年ぶりの逃走Ｖ。勝ち時計１分５８秒９（良）はレース史上２位の好タイムだ。
「期待されていた馬ですから。兄（マイネルアストリア）もやっていたのですが、中央で勝たせてあげられず、岩手で重賞を勝ったのが悔しくて…。ホッとしました」
開業１８年目で悲願の平地重賞初制覇を飾った武市調教師は穏やかな笑みを浮かべた。燃えやすい気性面を考慮し、あえて前日輸送で競馬場に１泊させるなど調整面での工夫が実を結んだ。
次走はもちろん、優先出走権を獲得したオークス。「スタミナがあるし、フットワークも大きい。オークスの方がいいと思っていた」と鞍上が手応えを明かせば、「他に行く馬がいないのであれば、自分の競馬をするだけ」と指揮官からは堂々の〝逃走宣言〟が飛び出した。
サラブレッドクラブ・ラフィアン所有のゴールドシップ産駒といえば、一昨年のオークス馬ユーバーレーベン。父から受け継いだ無尽蔵の持久力を武器に、白いニューヒロインが桜花賞馬リバティアイランドに真っ向勝負を挑む。（漆山貴禎）
■ゴールデンハインド 父ゴールドシップ、母オレゴンレディ、母の父シャマーダル。芦毛の牝３歳。美浦・武市康男厩舎所属。北海道新冠町・ビッグレッドファームの生産馬。馬主は（株）サラブレッドクラブ・ラフィアン。戦績７戦２勝。獲得賞金７７９５万４０００円。重賞初勝利。サンスポ賞フローラＳは武市康男調教師、菅原明良騎手ともに初勝利。馬名は父名からの連想で「黄金の雌鹿」という名のイングランド王国の帆船。
【フローラＳ】ソーダズリング２着完敗でも本番は上積み必至
©サンケイスポーツ
4月24日(月) 04:59
レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者（JRA）発行のものと照合してください。
馬場：良
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