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nigeプロの競馬予想｜優駿牝馬 G1 - 2023年5月21日東京11R｜競馬予想のウマニティ
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| 着 順 | 枠 番 |
馬 番 |
予想印 | 馬名 | オッズ |
性齢 | 重量 | 騎手 | 一言コメント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 3 | 5 | ◎ | リバティアイランド | 1.4 | 牝3 | 55.0 | 川田将雅 | 先を見据えた仕上げで成長を見せて |
| 2 | 6 | 12 | ▲ | ハーパー | 8.8 | 牝3 | 55.0 | C.ルメー | 距離延長と大目標への勝負度が魅力 |
| 3 | 7 | 13 | ドゥーラ | 103.4 | 牝3 | 55.0 | 斎藤新 | ||
| 4 | 1 | 1 | ラヴェル | 47.2 | 牝3 | 55.0 | 坂井瑠星 | ||
| 5 | 8 | 17 | シンリョクカ | 24.4 | 牝3 | 55.0 | 吉田豊 | ||
| 6 | 4 | 7 | × | ヒップホップソウル | 76.8 | 牝3 | 55.0 | 津村明秀 | 東京替わりとローテから未知の魅力 |
| 7 | 5 | 9 | △ | コナコースト | 10.6 | 牝3 | 55.0 | D.レーン | 積極的に乗ると厳しくなるのでレーン騎手次第 |
| 8 | 5 | 10 | ソーダズリング | 18.9 | 牝3 | 55.0 | 武豊 | ||
| 9 | 8 | 16 | ○ | ドゥアイズ | 21.6 | 牝3 | 55.0 | 吉田隼人 | 着実に成長をしている内容 |
| 10 | 4 | 8 | レミージュ | 372.8 | 牝3 | 55.0 | 荻野極 | ||
| 11 | 3 | 6 | ゴールデンハインド | 17.6 | 牝3 | 55.0 | 菅原明良 | ||
| 12 | 7 | 14 | ペリファーニア | 26.8 | 牝3 | 55.0 | 横山武史 | ||
| 13 | 7 | 15 | エミュー | 71.9 | 牝3 | 55.0 | M.デムー | ||
| 14 | 6 | 11 | ミッキーゴージャス | 44.3 | 牝3 | 55.0 | 戸崎圭太 | ||
| 15 | 2 | 3 | キタウイング | 133.8 | 牝3 | 55.0 | 杉原誠人 | ||
| 16 | 8 | 18 | × | イングランドアイズ | 53.0 | 牝3 | 55.0 | 横山和生 | 直線の脚なら勝負できるので距離延長ハマれば |
| 17 | 1 | 2 | ライトクオンタム | 61.9 | 牝3 | 55.0 | 田辺裕信 | ||
| 18 | 2 | 4 | キミノナハマリア | 216.0 | 牝3 | 55.0 | 三浦皇成 |
| 式別 | 買い方 | 組み合わせ | 1点あたりの金額 |
|---|---|---|---|
| 馬連 | 通常 | 5 - 16 | 2,000円 |
| ３連単 | ﾌｫｰﾒｰｼｮﾝ | 5 - 16 - 912 | 各1,300円 |
| 5 - 912 - 91216 | 各1,000円 | ||
| 5 - 91216 - 718 | 各100円 | ||
| 5 - 718 - 79121618 | 各100円 | ||
| 合計 | 21通り | 10,000円 | |
| 購入額 | 払戻額 | 収支 | 回収率 |
|---|---|---|---|
| 10,000円 | 0円 | -10,000円 | 0% |
nigeのコメント
【全馬評価あり】桜花賞に続いて的中なるか!?オークス狙いで適性が合う馬で勝負！
＜予想＞
◎5.リバティアイランド
先を見据えた仕上げで成長を見せて
○16.ドゥアイズ
着実に成長をしている内容
▲12.ハーパー
距離延長と大目標への勝負度が魅力
△9.コナコースト
積極的に乗ると厳しくなるのでレーン騎手次第
☆18.イングランドアイズ
直線の脚なら勝負できるので距離延長ハマれば
注7.ヒップホップソウル
東京替わりとローテから未知の魅力
＜展開＞
ハナ必須のタイプは不在で、スタートを出たらレミージュがハナへ。ゴールデンハインド、キミノナハマリア、コナコースト、ペリファーニアあたりが好位へ。前半はゆったりした流れで、残り1000～800mで徐々にペースアップする流れ。リバティアイランドを意識して上がり勝負にしたくないことから、早めに動く馬がいてのロングスパート戦を想定。
＜予想詳細＞
本命は、リバティアイランド
前走の桜花賞は、出足が鈍くて後方3番手で追走。残り600mのところで外に出せて、直線で大外へ。そこから1頭違う脚を使って3/4馬身差で勝利。
12.1 - 10.4 - 11.5 - 11.9 - 11.7 - 11.4 - 11.3 - 11.8
高速馬場の平均ペースで内有利の馬場。内の意識が強くて縦長の隊列で、後方から大外ぶん回し。上がり2位より0.5秒速い32.9秒の脚（2着馬より1.6秒速い）で差し切って、着差以上に強さを感じる内容。
桜花賞の予想では、「オークスまで見据えているとは思うが、成長がなくても前走のパフォーマンスなら勝てていいし、普通に成長していたらまた完勝できる。」と書いていた。大本線決着（◎→○→▲）になったが、想定よりレースレベルが高くなって、そのレースレベルに対応する成長力とパフォーマンスを見せた圧巻の内容だった。
今回は、初めての2400mになるオークスとなるが、対応できる可能性が高い。その理由は、折り合いと東京経験。
「折り合い」は、前走で出足が鈍いくらいになっていてオークスを意識した調整が効果が出すぎて、逆に桜花賞でマイナスに働いてしまったくらい。2400mなら前走の出足のスピード、追走スピードは気にならない。
「東京経験」は、東京の高速馬場で速い上がりを使えるところを見せていることに加えて、東京への輸送を経験済みで（取りこぼしたが）力を出せているところが魅力。
課題は、前走と同じ。内枠に入ったので、直線でスムーズに追えるか。
多少のロスがあってもスムーズに走らせることを優先した方がいい馬。直線でスムーズに追えるかがポイントになる。前走は予想時点の想定より内有利になったが、今の東京で極端な内有利になる可能性はかなり低い。金曜夜から土曜午前中に少し雨も降るので、直線でばらけずに内で動けなくなることはないはず。
負けるとしたら、想定より遅くなって超スローペースまでなった時に、みんな同じような速い上がりで前に残られるパターン。あと、想定以上に2400mでパフォーマンスを上げてきた馬がいたときくらい。かなりの確率でオークスも勝てると考えているので本命で期待する。
対抗は、ドゥアイズ
前走の桜花賞は、スタートを普通に出てじわっと下げて中団最内で追走。直線で前が広がったので少し外に出して伸びてきて、残り200mで前の進路がなくて外のハーパーが前に行ってから2頭分外へ。前に進路ができてからハーパーに少し差を縮めながらの5着。
重要だったスタートを普通に出れたことで、理想的な位置が取れた。直線でスムーズならハーパーとは互角の内容。
この馬の魅力は、一戦ごとに着実に成長した走りを見せているところ。
2歳7～9月の札幌開催で完成度の高さを見せてコスモス賞2着、札幌2歳S2着。3ヶ月ぶりの休み明けで、初めての1600mを1分33秒代前半の時計に対応して阪神JF3着（コスモス賞、札幌2歳Sの勝ち馬に先着）。
さらにクイーンCでは、前にかせて我慢するレースをして、時計をさらに縮めて勝ちに等しい内容。そして桜花賞では、自己最速の上がりの脚を使って、さらに時計を縮めた。それに加えて、時計が出る馬場で脚を溜めたら速い上がりにも対応できる走りを見せた。間隔を少し開けてレースを使うと、内容が良くなって着実に成長した走りを見せている。
今回は、距離が伸びることでさらにプラスになる可能性がある。
1800mから使いだして札幌2歳S2着の実績があるように、1600mしか使っていない馬と比べて距離が伸びることに不安が小さい。騎乗した吉田隼人騎手も前走後に「距離が延びていい馬なのでオークスならもっと頑張れるんじゃないでしょうか。」と距離延長に好印象を持っているコメントを出している。
リバティアイランドは強いが、他の馬なら逆転可能と考えて対抗とした。
単穴は、ハーパー
前走の桜花賞は、いいスタートから少し控えて中団やや前の外6番手で追走。直線に入って少し外に出して前のペリファーニアを追いかける形。加速部分でペリファーニアに差を広げられたが、残り200mからじわじわ差を縮めての0.5秒差4着。
前走時の予想では「前走より上がりの速さが求められそうな展開が課題」として5番手評価。想定よりレースが流れたので頑張っていたが、もう少し距離があった方がレース運びはしやすそうと感じる内容。
今回は、距離延長と大目標への勝負度に魅力を感じる。
勝ったクイーンCのレース前に「本質的にはもっと距離があった方がいいタイプですが、直線の長い東京コースなら。」と1600mがベストとは考えていないコメントが出ていた。結果的に勝ちはしたが、前走内容を見るとその考えは正しかったと感じる。
勝負度的にも、最初に預かった時からオークスを第一目標というコメントがあり、クイーンCで賞金を加算できたことで大目標を見据えた桜花賞だったはず。中間の調整過程も、1週前CWで一杯、最終追い切り坂路馬なりのクイーンCを勝った時のパターンに変えてきて勝負度の高さを感じる。東京は、クイーンCで勝っていて、関東輸送も経験済みなことも強み。
トップスピードの速さがそこまである馬ではないので、東京だと位置取りが重要になる。その点をルメール騎手が上手く乗ることができたら上位争い可能。
4番手は、コナコースト
前走の桜花賞は、スタートから出していって2番手から追走。直線で早めにモズメイメイを交わして先頭。ペリファーニアに一旦交わされて持続力で差し返すも、リバティアイランドに差されて2着。
予想で対抗にしていたが、想定より流れた展開を2番手から粘る走りには驚いた。一戦ごとにパフォーマンスを上げていた成長力を魅力として挙げていたが、さらに成長した走りを見せた。エルフィンS・チューリップ賞では足を引っ張っていた鮫島克駿騎手も、勝つために完璧なレース運びをしていた。
4番手に評価を下げたのは、レーン騎手替わりで位置取りが読めないこと。
桜花賞は積極策が成功したが、オークスは位置取りより脚を溜めて速い上がりを使うことが好結果につながるレース。レーン騎手に乗り替わりで、「ジョッキーの感性に任せます」と騎手にお任せのコメントが出ている。
脚を溜めたら33秒台の速い上がりに対応できるトップスピードの速さがあるので、桜花賞の予想で「オークスでも買いたい」と書いていた。ただ、2番手から積極的なレースをした後のレーン騎手替わりだと控えてくれるのか分からない。鞍上強化ではあるが、前走が完璧だったのでプラスになるとは感じない。逆にマイナスになる可能性がある。
今回の相手だと好位が取れてしまうので、その位置からだと前走より差される可能性が上がると考えて評価を下げた。
5番手は、イングランドアイズ
前走のフローラSは、東京2000mの外枠で出遅れ。後方2番手から追走。残り800mで4頭分外を走って、直線で大外へ。そこから33.4秒の最速上がりの脚を使ったが0.5秒差4着。
超高速馬場のスローペースで、完全に前・内有利のレース。8枠・出遅れ・4コーナー外追走を考えたらよくあそこまで持ってきている。
今回は、相手は強くなるが前走で見せた末脚が魅力。
オークスは、速い上がりが使えることが好走に直結するレース。オークスで上がり1位の馬は（7.3.1.2）でかなりの好成績になっている。リバティアイランドより速い上がりを使うのは難しいと思うが、出走馬の中で上がり上位の脚が使えていい走りをしている。
あと4分の1の抽選を突破してギリギリでの出走となったが、実績では3歳牝馬路線で高レベルレースのクイーンCで0.1秒差4着がある。能力があることは、証明済み。
前走桜花賞の出走馬が上位独占する方が少ない（過去10年で1回）ので、桜花賞以外の別路線から魅力のある馬を探したらこの馬になった。強烈な末脚で直線一気に浮上してくる走りに期待する。
最後に、ヒップホップソウル
前走のフラワーCは、大外枠であおって中団やや後ろの外から。1コーナーで少し行きたがるところを見せたが向正面で折り合って追走。3コーナーからじわっと進出して好位集団の外まで上がって直線へ。そこからいい脚で伸びてきたが、さらに後ろにいたエミューに差されて2着。
いい走りをしたが、異常レベルに時計のかかる馬場だったので、重い馬場の適性の差が出た印象。悲観する内容ではなかった。
今回は、東京替わりに魅力を感じて押さえることにした。
中山を中心に使われているが、勝った新馬戦はスローペースを早めに動いて、ラスト0.6秒顔sクラップになる11.2秒の脚で完勝。次走の東京1600mのベゴニア賞では、後にNHKマイルCを勝つ逃げたシャンパンカラーを2番手から追いかけてクビ差2着（上がり3位タイ33.8秒）。この2戦の走りができるので、前走のような異常に時計のかかる馬場がベストではなかったはず。
唯一崩れたフェアリーSは、前の馬が折り合いを欠いてフラフラして不利を受けている。まともに走れず敗因がはっきりしている。そう考えるとシャンパンカラー以外には、力負けで負けたレース内容はない。
前半の折り合いの課題はあるが、東京替わりがプラスになる可能性があって、フラワーCで賞金加算してオークスというローテも魅力。未知の魅力がある穴の1頭として相手に押さえておきたい。
※以下は、買わない馬の評価。
ラヴェル
前走の桜花賞は、出遅れて後方集団で追走。直線で馬群に突っ込んで、じわじわ伸びてきたが0.9秒差11着。速い流れに未経験で崩れた阪神JFと比べると良化が見えたが、出遅れは相変わらずで、道中の力みも阪神JFと比べるとマシだったとまだ力んでいるコメントが出ていた。成長力も他馬と比べると劣っていた。
想定外に超スローペースで上がりだけの勝負になったりしたら、アルテミスSで見せた脚が活きるかもしれないが、そのペースになる可能性は低いので消し。
ライトクオンタム
前走の桜花賞は、スタートを出たが周りの馬が速いのでじわっと下がって中団やや前の馬群の中で追走。直線でスムーズに外に出せたが伸びきれずに0.8秒差8着。馬群の中でクビを上げたり、フラフラして、折り合い面の不安と初めて馬群の中で競馬をしての脆さが出てしまった（武豊騎手も、初めてゴチャゴチャした位置で戸惑いがあったとコメント）。桜花賞の予想で消す理由に挙げていた内枠での不安が出ていた。
今回も、内枠に加えて、前走以上に折り合いが課題になる距離延長。思い切って逃げてもオークスの傾向を考えたらきついし、控えたところで後方まで下げないともまれる位置で折り合いも課題。それにシンザン記念で倒した馬のその後が微妙で、この馬の成長力も前走では見れなかった。課題が多くて、成長もないと厳しいので消し。
キタウイング
前走の桜花賞は、出遅れて後方の最内で追走。直線で馬群に入れて、少し前を走っていたドゥアイズの走った進路を追いかけて0.9秒差12着。有利だった内でじっとして、スムーズに走っていたので完敗の内容。上がり2位だが、全く勝負と関係ないところなので価値はない。この馬なりにチューリップ賞からパフォーマンスを上げたが、レースレベルに対応できていないので厳しい。
キミノナハマリア
前走のフローラSは、好位外の3番手から直線で大きく失速して11着。前有利の展開で、前にいて完敗なので力負け。別馬レベルに変わってこないと、この相手では厳しい。
ゴールデンハインド
前走のフローラSは、スタートからかなり押してハナへ。ハナを取ってからペースをかなり落としてスローペースの逃げ。残り700mで外から並びかけられたので抵抗してペースアップ。直線で後続に差を縮めさせずに逃げ切り勝ち。高速馬場のスローペース逃げで、完全に前・内が有利なレース。オークス出走に結果が必要なレースで、勝ちに行って結果を出した。
今回は、前走までスローにはならないし、相手も強くなるのが課題。この馬が逃げる展開はあると思うが、スローになっても前走よりペースアップは早くなる。その展開で桜花賞組のプレッシャーを我慢しきらないといけない。
あと、臨戦過程と脚質も気になる。未勝利1着、芙蓉S2着を逃げる競馬で結果を出して、その後は好位からの競馬をさせていた（デイジー賞のレース後コメントで、控える指示があったと出ていた）。でも、結果が出ずに賞金を加算できなかった。フローラSでは好位からの競馬で結果を出すことを諦めて、（最終兵器とも言える）逃げる競馬で結果を取りに行った。伸びしろという点で、この臨戦過程は期待しにくい。
脚質的にもオークスで逃げた馬は、過去10年全て4着以下。印を付けた馬の説明で書いたように、速い上がりが使えることが好走に直結するレース。想定するペースだと逃げて粘っても、馬券圏内に残るのは難しい。後続の動きがかなり遅くなるのを願うしかない。展開の助けがかなりないと厳しい。
レミージュ
前走のチューリップ賞は、少しスタートが悪くて、2000mから1600mに距離短縮で前に行けず。回ってくるだけの16着。2400mになるので、逃げられる可能性は上がるが、逃げた所でエリカ賞の走りでは全く足りない。買うなら別馬レベルに成長を期待するしかない。
ソーダズリング
前走のフローラSは、2列目最内でじっとして追走。直線でゴールデンハインドの後ろをついていって、残り400mで外に切り替えて交わしに行ったが残られて2着。前・内有利のレースに合う競馬をして、ゴールデンハインドとほぼ同じ上がりで1.1/4馬身差。1番人気になっていたが、ゴールデンハインドには完敗の内容。権利は取ったが、かなりパフォーマンスを上げないとゴールデンハインドにも先着できそうにない。まだ成長してきそうだが、完成は先と感じるので消し。
ミッキーゴージャス
前走の1勝クラスでは、スローペースで3番手から直線で抜け出して、アップトゥミー（前走2.2秒差負け）に差を縮められたが押し切って勝利。まだ伸びしろはありそうだが、戦ってきた相手が弱すぎる。時計もかなり縮めないといけないので、完全に素質に期待するしかない。2戦2勝でも、このレース内容では手が出ない。
ドゥーラ
前走の桜花賞は、出遅れて後方から追走。4コーナーで少し早めに動いたが、直線伸びずに14着。阪神JFから成長を感じない内容が続いている。上がりがかかった方がいいので、福島牝馬Sや中山牝馬Sのような条件の方がいい。距離が伸びるにしても、東京は不向き。
ペリファーニア
前走の桜花賞は、好位外の5番手から追走。直線に入って少し外に出して、いい脚で伸びてコナコーストを一旦交わして先頭。そこから我慢できず差し返されて、リバティアイランドにも差されて3着。出遅れずにスタートを出て、外枠でも上手く内から2頭目まで入れて、文句なしのレース運びをしていた。パフォーマンスも上げていたので、あれで負けたら仕方ないというレース内容。
桜花賞で印をつけた馬の中で、唯一消したのは1600mが一番合っていると感じるレース内容で、それでもここ2戦どちらもゴール前でコナコーストに差されている。ここ2戦を見ると、距離が伸びて逆転できるイメージが浮かばない（コナコーストが早め先頭とかで自滅しなければ）。
距離に関してもオークスでの会見で横山武史騎手は、「2400mは長いと思います」とハッキリ言っていて、調教師も「折り合いが今回は鍵」とレース前から言い訳できるコメントを出している。
想定と違って2400mの距離に問題なく対応できたとしても、オークスでも買いたいと考えて桜花賞でも印をつけた馬が桜花賞で上位に来たので、この馬の評価は相対的に下がる。他に人気薄で買いたい馬もいるので、想定する人気からも押さえずに消し。
エミュー
前走の桜花賞は、中団やや後ろの最内で追走（ドゥアイズの後ろ）。直線で内から伸びてきて、残り200mに入って進路がなくて待たされて、残り100mからまた追い出したが10着。スムーズならシンリョクカとの6着争いくらいならあったと感じる走り。異常な時計のかかる馬場のフラワーCを勝ったが、時計の出る馬場もそれなりに対応できる走りを見せた。
今回は、東京になるのがいいとは思えない。中山で上がりがかかるようになってパフォーマンスを上げたので期待しにくい。日曜が雨だったら不気味だったが、土曜の昼には止む予報なので馬場悪化が大きく残ることも期待できない。今までの実績だと中山やローカルの牝馬重賞で買いたいタイプ。
シンリョクカ
前走の桜花賞は、中団やや後ろから追走（ドゥアイズの少し後ろの外）。直線に入る所でスムーズに出せたが、リバティアイランドにはすぐ交わされて、最後までじわじわという感じで6着（上がり3位）。オークスを考えてぶっつけのローテ。出走できなさそうなところからギリギリで出走できたことを考えたら悪くない走り。ただ、他馬との成長力の差を感じる内容ではあった。
目標のオークスなので良化があるかもしれないが、中間の調整は前走より軽い。休み明けの前走が6kg減で434kgなので、馬体が減ることを気にしていると感じる調整。成長力の差を感じたのに、状態も上がるか微妙。速い上がりを使える強みはあるが、他の馬との比較で手が出ない。
＜予想＞
◎5.リバティアイランド
先を見据えた仕上げで成長を見せて
○16.ドゥアイズ
着実に成長をしている内容
▲12.ハーパー
距離延長と大目標への勝負度が魅力
△9.コナコースト
積極的に乗ると厳しくなるのでレーン騎手次第
☆18.イングランドアイズ
直線の脚なら勝負できるので距離延長ハマれば
注7.ヒップホップソウル
東京替わりとローテから未知の魅力
＜展開＞
ハナ必須のタイプは不在で、スタートを出たらレミージュがハナへ。ゴールデンハインド、キミノナハマリア、コナコースト、ペリファーニアあたりが好位へ。前半はゆったりした流れで、残り1000～800mで徐々にペースアップする流れ。リバティアイランドを意識して上がり勝負にしたくないことから、早めに動く馬がいてのロングスパート戦を想定。
＜予想詳細＞
本命は、リバティアイランド
前走の桜花賞は、出足が鈍くて後方3番手で追走。残り600mのところで外に出せて、直線で大外へ。そこから1頭違う脚を使って3/4馬身差で勝利。
12.1 - 10.4 - 11.5 - 11.9 - 11.7 - 11.4 - 11.3 - 11.8
高速馬場の平均ペースで内有利の馬場。内の意識が強くて縦長の隊列で、後方から大外ぶん回し。上がり2位より0.5秒速い32.9秒の脚（2着馬より1.6秒速い）で差し切って、着差以上に強さを感じる内容。
桜花賞の予想では、「オークスまで見据えているとは思うが、成長がなくても前走のパフォーマンスなら勝てていいし、普通に成長していたらまた完勝できる。」と書いていた。大本線決着（◎→○→▲）になったが、想定よりレースレベルが高くなって、そのレースレベルに対応する成長力とパフォーマンスを見せた圧巻の内容だった。
今回は、初めての2400mになるオークスとなるが、対応できる可能性が高い。その理由は、折り合いと東京経験。
「折り合い」は、前走で出足が鈍いくらいになっていてオークスを意識した調整が効果が出すぎて、逆に桜花賞でマイナスに働いてしまったくらい。2400mなら前走の出足のスピード、追走スピードは気にならない。
「東京経験」は、東京の高速馬場で速い上がりを使えるところを見せていることに加えて、東京への輸送を経験済みで（取りこぼしたが）力を出せているところが魅力。
課題は、前走と同じ。内枠に入ったので、直線でスムーズに追えるか。
多少のロスがあってもスムーズに走らせることを優先した方がいい馬。直線でスムーズに追えるかがポイントになる。前走は予想時点の想定より内有利になったが、今の東京で極端な内有利になる可能性はかなり低い。金曜夜から土曜午前中に少し雨も降るので、直線でばらけずに内で動けなくなることはないはず。
負けるとしたら、想定より遅くなって超スローペースまでなった時に、みんな同じような速い上がりで前に残られるパターン。あと、想定以上に2400mでパフォーマンスを上げてきた馬がいたときくらい。かなりの確率でオークスも勝てると考えているので本命で期待する。
対抗は、ドゥアイズ
前走の桜花賞は、スタートを普通に出てじわっと下げて中団最内で追走。直線で前が広がったので少し外に出して伸びてきて、残り200mで前の進路がなくて外のハーパーが前に行ってから2頭分外へ。前に進路ができてからハーパーに少し差を縮めながらの5着。
重要だったスタートを普通に出れたことで、理想的な位置が取れた。直線でスムーズならハーパーとは互角の内容。
この馬の魅力は、一戦ごとに着実に成長した走りを見せているところ。
2歳7～9月の札幌開催で完成度の高さを見せてコスモス賞2着、札幌2歳S2着。3ヶ月ぶりの休み明けで、初めての1600mを1分33秒代前半の時計に対応して阪神JF3着（コスモス賞、札幌2歳Sの勝ち馬に先着）。
さらにクイーンCでは、前にかせて我慢するレースをして、時計をさらに縮めて勝ちに等しい内容。そして桜花賞では、自己最速の上がりの脚を使って、さらに時計を縮めた。それに加えて、時計が出る馬場で脚を溜めたら速い上がりにも対応できる走りを見せた。間隔を少し開けてレースを使うと、内容が良くなって着実に成長した走りを見せている。
今回は、距離が伸びることでさらにプラスになる可能性がある。
1800mから使いだして札幌2歳S2着の実績があるように、1600mしか使っていない馬と比べて距離が伸びることに不安が小さい。騎乗した吉田隼人騎手も前走後に「距離が延びていい馬なのでオークスならもっと頑張れるんじゃないでしょうか。」と距離延長に好印象を持っているコメントを出している。
リバティアイランドは強いが、他の馬なら逆転可能と考えて対抗とした。
単穴は、ハーパー
前走の桜花賞は、いいスタートから少し控えて中団やや前の外6番手で追走。直線に入って少し外に出して前のペリファーニアを追いかける形。加速部分でペリファーニアに差を広げられたが、残り200mからじわじわ差を縮めての0.5秒差4着。
前走時の予想では「前走より上がりの速さが求められそうな展開が課題」として5番手評価。想定よりレースが流れたので頑張っていたが、もう少し距離があった方がレース運びはしやすそうと感じる内容。
今回は、距離延長と大目標への勝負度に魅力を感じる。
勝ったクイーンCのレース前に「本質的にはもっと距離があった方がいいタイプですが、直線の長い東京コースなら。」と1600mがベストとは考えていないコメントが出ていた。結果的に勝ちはしたが、前走内容を見るとその考えは正しかったと感じる。
勝負度的にも、最初に預かった時からオークスを第一目標というコメントがあり、クイーンCで賞金を加算できたことで大目標を見据えた桜花賞だったはず。中間の調整過程も、1週前CWで一杯、最終追い切り坂路馬なりのクイーンCを勝った時のパターンに変えてきて勝負度の高さを感じる。東京は、クイーンCで勝っていて、関東輸送も経験済みなことも強み。
トップスピードの速さがそこまである馬ではないので、東京だと位置取りが重要になる。その点をルメール騎手が上手く乗ることができたら上位争い可能。
4番手は、コナコースト
前走の桜花賞は、スタートから出していって2番手から追走。直線で早めにモズメイメイを交わして先頭。ペリファーニアに一旦交わされて持続力で差し返すも、リバティアイランドに差されて2着。
予想で対抗にしていたが、想定より流れた展開を2番手から粘る走りには驚いた。一戦ごとにパフォーマンスを上げていた成長力を魅力として挙げていたが、さらに成長した走りを見せた。エルフィンS・チューリップ賞では足を引っ張っていた鮫島克駿騎手も、勝つために完璧なレース運びをしていた。
4番手に評価を下げたのは、レーン騎手替わりで位置取りが読めないこと。
桜花賞は積極策が成功したが、オークスは位置取りより脚を溜めて速い上がりを使うことが好結果につながるレース。レーン騎手に乗り替わりで、「ジョッキーの感性に任せます」と騎手にお任せのコメントが出ている。
脚を溜めたら33秒台の速い上がりに対応できるトップスピードの速さがあるので、桜花賞の予想で「オークスでも買いたい」と書いていた。ただ、2番手から積極的なレースをした後のレーン騎手替わりだと控えてくれるのか分からない。鞍上強化ではあるが、前走が完璧だったのでプラスになるとは感じない。逆にマイナスになる可能性がある。
今回の相手だと好位が取れてしまうので、その位置からだと前走より差される可能性が上がると考えて評価を下げた。
5番手は、イングランドアイズ
前走のフローラSは、東京2000mの外枠で出遅れ。後方2番手から追走。残り800mで4頭分外を走って、直線で大外へ。そこから33.4秒の最速上がりの脚を使ったが0.5秒差4着。
超高速馬場のスローペースで、完全に前・内有利のレース。8枠・出遅れ・4コーナー外追走を考えたらよくあそこまで持ってきている。
今回は、相手は強くなるが前走で見せた末脚が魅力。
オークスは、速い上がりが使えることが好走に直結するレース。オークスで上がり1位の馬は（7.3.1.2）でかなりの好成績になっている。リバティアイランドより速い上がりを使うのは難しいと思うが、出走馬の中で上がり上位の脚が使えていい走りをしている。
あと4分の1の抽選を突破してギリギリでの出走となったが、実績では3歳牝馬路線で高レベルレースのクイーンCで0.1秒差4着がある。能力があることは、証明済み。
前走桜花賞の出走馬が上位独占する方が少ない（過去10年で1回）ので、桜花賞以外の別路線から魅力のある馬を探したらこの馬になった。強烈な末脚で直線一気に浮上してくる走りに期待する。
最後に、ヒップホップソウル
前走のフラワーCは、大外枠であおって中団やや後ろの外から。1コーナーで少し行きたがるところを見せたが向正面で折り合って追走。3コーナーからじわっと進出して好位集団の外まで上がって直線へ。そこからいい脚で伸びてきたが、さらに後ろにいたエミューに差されて2着。
いい走りをしたが、異常レベルに時計のかかる馬場だったので、重い馬場の適性の差が出た印象。悲観する内容ではなかった。
今回は、東京替わりに魅力を感じて押さえることにした。
中山を中心に使われているが、勝った新馬戦はスローペースを早めに動いて、ラスト0.6秒顔sクラップになる11.2秒の脚で完勝。次走の東京1600mのベゴニア賞では、後にNHKマイルCを勝つ逃げたシャンパンカラーを2番手から追いかけてクビ差2着（上がり3位タイ33.8秒）。この2戦の走りができるので、前走のような異常に時計のかかる馬場がベストではなかったはず。
唯一崩れたフェアリーSは、前の馬が折り合いを欠いてフラフラして不利を受けている。まともに走れず敗因がはっきりしている。そう考えるとシャンパンカラー以外には、力負けで負けたレース内容はない。
前半の折り合いの課題はあるが、東京替わりがプラスになる可能性があって、フラワーCで賞金加算してオークスというローテも魅力。未知の魅力がある穴の1頭として相手に押さえておきたい。
※以下は、買わない馬の評価。
ラヴェル
前走の桜花賞は、出遅れて後方集団で追走。直線で馬群に突っ込んで、じわじわ伸びてきたが0.9秒差11着。速い流れに未経験で崩れた阪神JFと比べると良化が見えたが、出遅れは相変わらずで、道中の力みも阪神JFと比べるとマシだったとまだ力んでいるコメントが出ていた。成長力も他馬と比べると劣っていた。
想定外に超スローペースで上がりだけの勝負になったりしたら、アルテミスSで見せた脚が活きるかもしれないが、そのペースになる可能性は低いので消し。
ライトクオンタム
前走の桜花賞は、スタートを出たが周りの馬が速いのでじわっと下がって中団やや前の馬群の中で追走。直線でスムーズに外に出せたが伸びきれずに0.8秒差8着。馬群の中でクビを上げたり、フラフラして、折り合い面の不安と初めて馬群の中で競馬をしての脆さが出てしまった（武豊騎手も、初めてゴチャゴチャした位置で戸惑いがあったとコメント）。桜花賞の予想で消す理由に挙げていた内枠での不安が出ていた。
今回も、内枠に加えて、前走以上に折り合いが課題になる距離延長。思い切って逃げてもオークスの傾向を考えたらきついし、控えたところで後方まで下げないともまれる位置で折り合いも課題。それにシンザン記念で倒した馬のその後が微妙で、この馬の成長力も前走では見れなかった。課題が多くて、成長もないと厳しいので消し。
キタウイング
前走の桜花賞は、出遅れて後方の最内で追走。直線で馬群に入れて、少し前を走っていたドゥアイズの走った進路を追いかけて0.9秒差12着。有利だった内でじっとして、スムーズに走っていたので完敗の内容。上がり2位だが、全く勝負と関係ないところなので価値はない。この馬なりにチューリップ賞からパフォーマンスを上げたが、レースレベルに対応できていないので厳しい。
キミノナハマリア
前走のフローラSは、好位外の3番手から直線で大きく失速して11着。前有利の展開で、前にいて完敗なので力負け。別馬レベルに変わってこないと、この相手では厳しい。
ゴールデンハインド
前走のフローラSは、スタートからかなり押してハナへ。ハナを取ってからペースをかなり落としてスローペースの逃げ。残り700mで外から並びかけられたので抵抗してペースアップ。直線で後続に差を縮めさせずに逃げ切り勝ち。高速馬場のスローペース逃げで、完全に前・内が有利なレース。オークス出走に結果が必要なレースで、勝ちに行って結果を出した。
今回は、前走までスローにはならないし、相手も強くなるのが課題。この馬が逃げる展開はあると思うが、スローになっても前走よりペースアップは早くなる。その展開で桜花賞組のプレッシャーを我慢しきらないといけない。
あと、臨戦過程と脚質も気になる。未勝利1着、芙蓉S2着を逃げる競馬で結果を出して、その後は好位からの競馬をさせていた（デイジー賞のレース後コメントで、控える指示があったと出ていた）。でも、結果が出ずに賞金を加算できなかった。フローラSでは好位からの競馬で結果を出すことを諦めて、（最終兵器とも言える）逃げる競馬で結果を取りに行った。伸びしろという点で、この臨戦過程は期待しにくい。
脚質的にもオークスで逃げた馬は、過去10年全て4着以下。印を付けた馬の説明で書いたように、速い上がりが使えることが好走に直結するレース。想定するペースだと逃げて粘っても、馬券圏内に残るのは難しい。後続の動きがかなり遅くなるのを願うしかない。展開の助けがかなりないと厳しい。
レミージュ
前走のチューリップ賞は、少しスタートが悪くて、2000mから1600mに距離短縮で前に行けず。回ってくるだけの16着。2400mになるので、逃げられる可能性は上がるが、逃げた所でエリカ賞の走りでは全く足りない。買うなら別馬レベルに成長を期待するしかない。
ソーダズリング
前走のフローラSは、2列目最内でじっとして追走。直線でゴールデンハインドの後ろをついていって、残り400mで外に切り替えて交わしに行ったが残られて2着。前・内有利のレースに合う競馬をして、ゴールデンハインドとほぼ同じ上がりで1.1/4馬身差。1番人気になっていたが、ゴールデンハインドには完敗の内容。権利は取ったが、かなりパフォーマンスを上げないとゴールデンハインドにも先着できそうにない。まだ成長してきそうだが、完成は先と感じるので消し。
ミッキーゴージャス
前走の1勝クラスでは、スローペースで3番手から直線で抜け出して、アップトゥミー（前走2.2秒差負け）に差を縮められたが押し切って勝利。まだ伸びしろはありそうだが、戦ってきた相手が弱すぎる。時計もかなり縮めないといけないので、完全に素質に期待するしかない。2戦2勝でも、このレース内容では手が出ない。
ドゥーラ
前走の桜花賞は、出遅れて後方から追走。4コーナーで少し早めに動いたが、直線伸びずに14着。阪神JFから成長を感じない内容が続いている。上がりがかかった方がいいので、福島牝馬Sや中山牝馬Sのような条件の方がいい。距離が伸びるにしても、東京は不向き。
ペリファーニア
前走の桜花賞は、好位外の5番手から追走。直線に入って少し外に出して、いい脚で伸びてコナコーストを一旦交わして先頭。そこから我慢できず差し返されて、リバティアイランドにも差されて3着。出遅れずにスタートを出て、外枠でも上手く内から2頭目まで入れて、文句なしのレース運びをしていた。パフォーマンスも上げていたので、あれで負けたら仕方ないというレース内容。
桜花賞で印をつけた馬の中で、唯一消したのは1600mが一番合っていると感じるレース内容で、それでもここ2戦どちらもゴール前でコナコーストに差されている。ここ2戦を見ると、距離が伸びて逆転できるイメージが浮かばない（コナコーストが早め先頭とかで自滅しなければ）。
距離に関してもオークスでの会見で横山武史騎手は、「2400mは長いと思います」とハッキリ言っていて、調教師も「折り合いが今回は鍵」とレース前から言い訳できるコメントを出している。
想定と違って2400mの距離に問題なく対応できたとしても、オークスでも買いたいと考えて桜花賞でも印をつけた馬が桜花賞で上位に来たので、この馬の評価は相対的に下がる。他に人気薄で買いたい馬もいるので、想定する人気からも押さえずに消し。
エミュー
前走の桜花賞は、中団やや後ろの最内で追走（ドゥアイズの後ろ）。直線で内から伸びてきて、残り200mに入って進路がなくて待たされて、残り100mからまた追い出したが10着。スムーズならシンリョクカとの6着争いくらいならあったと感じる走り。異常な時計のかかる馬場のフラワーCを勝ったが、時計の出る馬場もそれなりに対応できる走りを見せた。
今回は、東京になるのがいいとは思えない。中山で上がりがかかるようになってパフォーマンスを上げたので期待しにくい。日曜が雨だったら不気味だったが、土曜の昼には止む予報なので馬場悪化が大きく残ることも期待できない。今までの実績だと中山やローカルの牝馬重賞で買いたいタイプ。
シンリョクカ
前走の桜花賞は、中団やや後ろから追走（ドゥアイズの少し後ろの外）。直線に入る所でスムーズに出せたが、リバティアイランドにはすぐ交わされて、最後までじわじわという感じで6着（上がり3位）。オークスを考えてぶっつけのローテ。出走できなさそうなところからギリギリで出走できたことを考えたら悪くない走り。ただ、他馬との成長力の差を感じる内容ではあった。
目標のオークスなので良化があるかもしれないが、中間の調整は前走より軽い。休み明けの前走が6kg減で434kgなので、馬体が減ることを気にしていると感じる調整。成長力の差を感じたのに、状態も上がるか微妙。速い上がりを使える強みはあるが、他の馬との比較で手が出ない。
払戻金
| 単勝 | 5 | 140円 | 1番人気 |
|---|---|---|---|
| 複勝 | 5 | 110円 | 1番人気 |
| 12 | 180円 | 2番人気 | |
| 13 | 1,090円 | 15番人気 | |
| 枠連 | 3 - 6 | 490円 | 2番人気 |
| 馬連 | 5 - 12 | 590円 | 1番人気 |
| ワイド | 5 - 12 | 300円 | 1番人気 |
|---|---|---|---|
| 5 - 13 | 2,610円 | 27番人気 | |
| 12 - 13 | 8,810円 | 63番人気 | |
| 馬単 | 5 - 12 | 680円 | 1番人気 |
| ３連複 | 5 - 12 - 13 | 16,840円 | 53番人気 |
| ３連単 | 5 - 12 - 13 | 34,140円 | 98番人気 |
馬場：良
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