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春のマイル王もディープインパクト産駒だ。今週末に東京競馬場で行われる安田記念(6月3日、GI、芝1600メートル)に出走するドナウブルー(栗東・石坂正厩舎、牝4歳)は、桜花賞、オークスを制して牝馬2冠に輝いたジェンティルドンナの全姉にあたる。天才肌の妹に比べて姉はじわじわ力をつけてきた叩き上げ。前走GI2着とようやく軌道に乗ってきただけに、血の勢いの後押しを受けて頂点を狙う。
天才肌の妹に負けてはいられない。桜花賞、オークスの2冠を制したジェンティルドンナの全姉ドナウブルーが、安田記念で初のGIタイトルを奪取する。
デビュー3戦目にGIIIシンザン記念を勝ち、GI2勝で3歳牝馬の頂点に君臨する妹。1歳年上の姉もデビューから連勝で将来を嘱望されていた。しかし、重賞に挑戦しても、なかなか勝てない日々。ついにGIに出走することなく、3歳シーズンを終えた。
条件戦を勝ち上がり、迎えた4歳初戦のGIII京都牝馬Sで念願の重賞勝ち。続く中山牝馬Sは重馬場で力を発揮できず11着に敗れたが、GI初挑戦のヴィクトリアマイルでホエールキャプチャの2着。素質開花の兆しを見せた。
「以前に比べて体質が強くなった。それでレースをコンスタントに使えるようになったし、結果にも出るようになったんじゃないですかね」
厩舎の番頭格である古川慎司調教助手が、充実著しいドナウブルーの成長ぶりを説明した。これまではレースを走っては休むの繰り返し。輸送すれば馬体が細くなっていた。そんなひ弱さも、キャリアを積んでようやく解消。元々の高い能力を出せるようになってきた。
「前走で好走した反動はありません。だからこそ安田記念に挑戦することができる。なにせ中2週で競馬を使うのは3歳春以来(フィリーズレビュー4着→ニュージーランドT6着)。それだけ充実しているということです」
体質強化に古川助手の期待は高まっている。今年のGI戦線はジェンティルドンナの他、ダービーのディープブリランテとディープ産駒の活躍は目を見張る。叩き上げのディープ産駒ドナウブルーも、流れに乗って春のマイル王の座が近づいてきた。
「ヴィクトリアマイルは牝馬同士だったし期待どおりの走りだった。今回は牡馬が相手だから強気に、とは言いませんけど、いい状態で力さえ出せれば、という気持ちはありますよ」。古川助手はひそかに大器の目覚めを楽しみにしている。
コンビを組む川田将雅騎手は、同じく初騎乗だった妹を樫の女王へとエスコート。いいイメージのまま姉もGIウイナーへと導く。
GIホースの称号は妹に先を越されたが、今週は姉のプライドに賭けてドナウブルーが東京の長い直線で躍動する。(柴田章利)
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