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第49回札幌2歳ステークス(6日、札幌11R、GIII、2歳オープン国際(特指)、馬齢、芝1800メートル、1着本賞金3000万円=出走14頭)田辺裕信騎乗の5番人気ブライトエンブレムが、最後方からメンバー最速の上がり3ハロン35秒8で差し切って重賞初制覇。デビューから2戦2勝とした。タイム1分50秒0(良)。今後は放牧でひと息入れる。2着に11番人気マイネルシュバリエ、3着に7番人気レッツゴードンキが入り、3連単は45万2740円とレース史上最高配当となった。1番人気ミッキーユニバースは逃げて失速し、7着に終わった。
秋華賞馬ブラックエンブレムの2番子ブライトエンブレムが、デビューから連勝で初タイトルを獲得。田辺騎手はパートナーをたたえた。
「早めに前を捕らえる形で上がっていったけど、しまいまで止まることなく伸びてくれた」
初戦と同様にスタートで後手。最後方となったが、3コーナーから外を回って進出し、直線で豪快に突き抜けた。小島茂調教師は「自分が手掛けた子の産駒で勝ててうれしい」と頬を緩める。
キャリア1戦で札幌2歳Sを制した馬にはダービー馬のジャングルポケットとロジユニヴァースがいる。田辺騎手は「来年のクラシックはこの馬に頑張ってもらいたい」と力を込めた。 (板津雄志)
◆柴田大騎手(マイネルシュバリエ2着) 「勝った馬の脚は違ったが、調教で教えたことは全部できていた」
◆吉田隼騎手(レッツゴードンキ3着) 「ゲートをボコッと出たが、最後はいい脚を使ってくれた」
◆蛯名騎手(フォワードカフェ5着) 「しまいはジリジリと脚を使ってくれた。経験を積んでいけば」
◆北村宏騎手(ミッキーユニバース7着) 「もう少し粘れると思ったが、1、2コーナーで力んでいたのが最後に響いたのかも」
★6日札幌11R「札幌2歳S」の着順&払戻金はこちら
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